追悼: PlayStation 3がついに出荷終了へ、10年の歴史に幕

追悼: PlayStation 3がついに出荷終了へ、10年の歴史に幕

2006年11月の発売以降、10年以上に渡って販売され続けてきたソニー・コンピュータエンタテインメント/SCE(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント/SIE)の「PlayStation 3」ですが、ついに出荷終了となることが判明。激動の歴史に幕を閉じることとなりました。

PlayStation 3 の歴史を振り返ろう

公式サイトによると、2014年8月に発売されたPlayStation 3の最新モデル「CECH-4300C」の出荷を近日中に完了する予定とのこと。これに続く新モデルの発表がされていないことから、事実上PlayStation 3の生産は終了するものと見られています。

PlayStation 3は、任天堂一強時代を終わらせた「PlayStation」、そして名機と名高い「PlayStation 2」の後継機ということもあり、発表当時には非常に大きな注目が集まったのを今でも覚えている人は多いのではないでしょうか。

初代はPS3は2005年のE3で発表

PlayStation 3は2006年11月に49,980円(20GBモデル)で販売開始。発売時の大混雑と、あまりの混乱ぶりに一般客が発した「物売るっていうレベルじゃねぇぞ!」がこの時に誕生。熱狂する現場の状況を的確かつ一言で表したこの言葉は、長らくインターネットで愛される“名言”となりました。

PlayStation 3 第1世代(CECH*xxシリーズ)

高級ゲーム機からの転換

初代PS3は高級感溢れる外観と未来的なタッチセンサー、独自開発CPU、7.1ch、当時は珍しかったBlu-ray対応などなど高い機能を備えていました。ただしその強気な価格設定と、SCEの描いた未来像と夢が大きすぎたとの指摘もあったように、世代が進むに連れて過剰な機能(オーディオマニア向けの高音質CD対応など)が削除され、小型化・シンプル化・低価格化が進みます。

PlayStation 3 第2世代(CECH-2000シリーズ)

価格面では、初期モデルのPS3は20GBモデルが49,980円、60GBモデルが59,980円と高価なゲーム機でしたが、3度のモデルチェンジを経て500GBで25,980円と手が届きやすい価格に改定。その間も小型化・省電力化といった改善が幾度となく行われており、内蔵HDDの容量は初期に比べ約8倍にも拡張されたことになります。

2006年5月のプレイステーションビジネスカンファレンスにおいて、PlayStation向けのオンラインネットワークサービス「PlayStation Network Platform」が発表。同年11月に「PlayStation Network」が開始され、現在では当たり前となった「オンライン上での対戦」がこれまで以上に容易にできるようになりました。

往年の名作FPS『Call of Duty 4: Modern Warfare』はその翌年の2007年に発売。その完成度の高さに、プレイヤーはもとよりデベロッパーたちをも震撼させることになります。

終焉を感じさせた事件

序盤こそタイトル数に恵まれなかった印象のPS3ですが、それ以降は多くのヒット作が誕生。しかし後期となる2015年に発売されたPS3版『Call of Duty: Black Ops 3(コール オブ デューティ: ブラックオプス3)』では、キャンペーンの削除やグラフィック・フレームレートの低下などでPS4版との性能の違いが改めて浮き彫りとなり、いよいよ終幕が近づいてきたことを顕著に感じさせるニュースとなってしまいました。そして、ついに2016年には新規FPSタイトルのリリースは0本となっています。

PS3の生産は終了となりますが、当時遊んだ想い出が消えることはありません。なおオンラインやPS Plusなどのサービスは継続されるとのことで、思い残しがあるプレイヤーは今のうちに思う存分プレイしておきましょう。

プレイステーションの軌跡 ”次世代”

おまけ『Call of Duty』シリーズ10年の歴史を2分にまとめた動画

Source: Playstation.com

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