先週行われたPAX Eastにて『Titanfall(タイタンフォール)』のプロデューサーであるドリュー・マッコイ氏が、ゲームが生む利益に関して驚きの発言を行い、『BATTLEFIELD』や『Call of Duty』に対する思いも告白しました。
ゲームが利益を生んでいるか、セールスの目標を達成しているかなんて知らないし、全く気にしない。
大事なのは僕自身が実際にプレイして楽しめるゲームを作れたっていうこと。
氏はインタビューの中でそう発言し、最近の主流である利益追求型のゲームとは一線を画し、ユーザーが昔に想像したゲーム開発者のイメージに近いスタンスで開発に取り組んでいたことを明らかにしました。
結果、『Titanfall』の売上は上々だったらしく、それはEAが続編の権利を獲得したことからも見て取れ、EAがPSプラットフォームでのリリースを行わなかったことを非常に後悔しているという噂が出るほどです。
CoD、BF、Titanfall
続けて、FPSの二大巨頭である『Call of Duty(コール オブ デューティ)』シリーズや『BATTLEFIELD(バトルフィールド)』シリーズの領地に食い込めたかという質問に対して氏はこう答えました。
食い込めたどうかは分からないけど、彼らはこれからも5, 6時間のシネマティックを含んだシングルプレイヤーを作り続けるだろうし、マルチプレイやCO-OPモードもやり続けるだろう。
彼れはこれからも600人の人員を動員してプロダクションバリューのためのプロダクションバリュー作りに尽力するだろう。
ただ僕が願っているのはデザイナーが新しい事にチャレンジするスペースがそこにあって欲しいってことだね。
過去に流行を追ってとんでもない失敗をしたゲームもあって、それはなぜそのゲームが素晴らしいかという理由を見逃して、新しいことにチャレンジしなかったからだと思う。
僕はタイタンフォールでそれが出来るように望んでいる。1人のゲーマーとして、そしてゲーム業界がより面白いクールな物を創りだすのを見たい人間として、過去に何が良かったかをコピーするだけじゃなくてどんどん新しいことにチャレンジしていくのを見たいと思っているよ。
切って貼るを繰り返すゲームが目立つ昨今のゲームに一石を投じる発言だと思います。私達ユーザーもゲーム企業の新しいチャレンジを受け取り、それを素直に判断できるようにありたいと思います。
Source:GameSpot
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