『オーバーウォッチ2』スタジアムの7ヒーローを調整、D.Va・アナなど5ヒーロー強化&ジュノ弱体化

07/09/2025

『オーバーウォッチ2』スタジアムアップデート：7ヒーローを調整、D.Va・アナなど5ヒーローが強化

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2025年7月9日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2（オーバーウォッチ 2）』にて、スタジアム向けのバランス調整と複数の不具合修正を含むアップデートを実施した。

今回のアップデートでは、今シーズン追加されたジャンクラットとゼニヤッタの強化に加え、前回に引き続きキリコの「分身の魔法」への調整など、複数ヒーローにバランス調整が行われている。

CONTENTS

スタジアムのアップデート

D.Va（強化）

開発者コメント：「トッキ・スラム」は、その破壊的な影響力を考慮して当初は抑え気味に調整していましたが、1シーズンを通してパフォーマンスを確認したところ、効果を弱めすぎていたことがわかりました。今回の調整では、D.Vaが絶妙なタイミングで仕掛けた際にしっかりと報われるよう、彼女らしい豪快な「スラムダンク」の瞬間を取り戻すために、ある程度のパワーを戻しています。

トッキ・スラム（パワー）
- ダメージスケールを20%から30％に増加

ジャンクラット（強化）

開発者コメント：ジャンクラットは、彼らしい大混乱をスタジアムにもたらしていますが、その多くは武器寄りのパワーによるものでした。そこで今回は、アビリティ・パワー寄りのパワーやアイテムにも魅力を感じてもらえるよう、一部に強化を加えています。

一般
- ダメージ・ヒールによるキャッシュ収入を11.11％増加
セットでお届け（パワー）
- チャージ消費の不具合を修正
ホップ！ステップ！（パワー）
- ダメージ減衰率を30％に緩和（以前は50％）
ボムボム・レイン（パワー）
- 発射頻度を0.3秒ごとに短縮（以前は0.4秒）
フレーム軽量化（アビリティ/エピック）
- 燃焼ダメージを75に増加（以前は50）
フォークス特製火薬（アビリティ/エピック）
- アビリティ・パワー加算量を+10%から+15％に増加
- アビリティライフ吸収加算量を+10%から+15％に増加

メイ（強化）

開発者コメント：「スノーボール・フライト」が「ダブル・アイス」と連携するようになり、メイの機動力オプションが広がりました。これにより「ミニ・ブリザード」をより頻繁に使用できるようになります。このアップデートで、より滑らかな移動やクラウド・コントロールのチャンスが生まれ、ダイナミックなプレイや賢いポジショニングが報われるようになります。

ダブル・アイス（パワー）
- スノーボール・フライトのクールダウンも即時リセットするように

アナ（強化）

開発者コメント：アナは味方を強化するうえで最も影響力のあるヒーローの1人であり、このパッチではその強みをさらに伸ばしています。特に「バイオティック・グレネード」の影響力を高めることで、重要なチームファイトにおいてリスクとリターンの大きい駆け引きを生み出し、試合の流れを一気に変える力を強化しました。これらの変更により、連携プレイでより決定的な存在感を発揮できるようになります。

我らの番（パワー）
- 持続時間の短縮量を25％に緩和（以前は50％）
私の番（パワー）
- 自身へのナノ・ブースト持続時間を100％に増加
ポテンシャル最大化（パワー）
- アルティメットチャージ付与量を20%から35％に増加
タイム・アウト（パワー）
- スロー効果時間を1.5秒から2.5秒に延長
ヴェノム（パワー）
- 継続ダメージを50から75に増加

ジュノ（弱体化）

オーバーウォッチ2：新ヒーロー「ジュノ」の先行プレイ実施中（21日まで）、押さえておきたい基本性能を紹介！

開発者コメント：高MMR帯では、ジュノは「空飛ぶトレーサー」と呼ばれるほどの活躍を見せています。特にラウンド3以降は生存力が非常に高く、捉えるのが難しい存在となっていました。今回の調整では、その生存能力をわずかに下げ、依然として手強い存在でありながら、不公平に感じられないように調整しています。

ハイパー・ヒーラー（パワー）
- 付与するオーバーヘルスを75に減少（以前は100）

キリコ（バランス調整）

開発者コメント：キリコの分身は、本来の役割であるデコイやユーティリティツールとして機能させることを目指しています。これまでのような致命的なアサシンとしての性能ではなく、より公平で、対戦相手やキリコ自身が楽しめるインタラクティブな能力へと調整するための第一歩です。今後も、このアビリティの特徴やゲームプレイ上の役割をさらに明確にするため、追加のアップデートを予定しています。