コミックスタイルのホラーシューター『Forgive Me Father』シリーズで知られるByte Barrelは、最新作『TRUST(トラスト)』を発表。40秒のアナウンストレーラーを公開した。
同スタジオの持ち味である90年代コミック風のアートスタイルを受け継ぎつつ、今回は吸血鬼にフィーチャー。プレイヤーは吸血鬼の力と人類のテクノロジーを活用して戦いを繰り広げる。
吸血鬼となって戦う新作FPS『TRUST』
『TRUST』のグラフィックは、90年代コミック風のアートで製作されている。公開された40秒のトレーラーでは、手描き調の人々が1つの棺を取り囲んでいる様子が描かれている。彼らは吸血鬼の力を転用したと思われる兵器で武装しており、このワンシーンでも『TRUST』の世界が伝わってくる。
『TRUST』の主人公は、何世紀にも渡る眠りから目を覚ました吸血鬼。この世界では人類と吸血鬼が戦争を続けていたが、吸血鬼の力をテクノロジーに転用することに成功した人間側が優勢に。都市全体、車、日用品、そして兵器を動かすのに必要なエネルギーは、すべて吸血鬼の心臓から生み出されている。
敗色濃厚となった吸血鬼たちの運命は、プレイヤーの手に委ねられた。人間のテクノロジーと吸血鬼の能力、それぞれから選択して戦闘を行う。どう戦うにせよ、今や世界で最も貴重なエネルギー資源となった吸血鬼の血液が必要であることは覚えておかなければならない。
コミック調で描かれる吸血鬼体験
ゲーム内容についても一部判明している。「物陰に隠れてステルス行動する」、「戦いの渦中に身を投じる」など、複数の戦闘スタイルの中から攻略法を選択していく形式だ。また、ゲーム内世界のオブジェクトを活用して「プレイする度に異なる体験ができる」とのことで、ローグライクの要素も含まれているのかもしれない。
吸血鬼ものということで、ゲームには昼夜のサイクルもある。吸血鬼は日中の光を浴びるとあっさり灰になってしまうが、それでも日中で行動する場合も。ゲーム内の時間帯によって、各ステージで異なる目標を達成する必要があるという。
『Forgive Me Father 2』でByte Barrelの世界をチェック
発表されたばかりであるため、『TRUST』の実際のゲームプレイの模様はまだ分からない。
開発を手がけるByte Barrelは現在『Forgive Me Father 2』のアーリーアクセスを実施中。こちらもコミック調のアートスタイルが魅力的なホラーテイストFPSで、クトゥルフ神話を題材にした作品だ。『TRUST』に興味を持った方は、Byte Barrelの作風を知るうえで参考になるだろう。ウィッシュリストに登録しつつ続報を待とう。
『TRUST』関連リンク
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Steam
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