Wishlist Gamesが手がける『World War 3(ワールドウォー3)』は、基本プレイ無料のリアルミリタリー調オンラインFPS。2024年は大型アップデートが、技術的な不具合を多数修正し、1月末にようやく今年最初のコンテンツをリリースした。
全プレイヤーが無料アクセスできるバトルパス「Evergreen」が実装。新武器「WSW-15」と「MSBS-N」、新ストライク「RAK」と「Panther」をアンロックできる。他にも50レベルに渡って、さまざまな外見変更アイテムが収録されている。
『WW3』1年半ぶりのコンテンツ・アップデート
長らく大型アップデートがなかった『WW3』。これはコミュニティからの要望に応え、技術面の改善に力を入れていたためだ。最後の大型アップデートは、2023年7月の「オペレーション・スカイフロント」まで遡る。2024年は、ゲームコードやサーバーを含めたすべてを新環境に移行させ、その後の修正作業に注力していた。
しかし2025年も1ヵ月を終えたところで、『WW3』に久しぶりのコンテンツ・アップデートが発表された。新たに「Evergreen(エバーグリーン)」というバトルパスが登場。全プレイヤーがこれに無料アクセスできる。改善中の期間からプレイしていたプレイヤーはもちろん、新規プレイヤーにとっても、乗り込むのにうってつけのタイミングだ。
なおデフォルトだと英語になっている可能性があるものの、設定で日本語テキストに変更可能(一部訳抜けがあるがプレイに支障なし)。
無料バトルパス「Evergreen」
「Evergreen」バトルパスは50レベルで構成。ゲームをプレイし、3,000XPを獲得するごとに1レベルがアンロックされていく。このバトルパスには、後述する新武器や新ストライクなどの新コンテンツも収録されている。
ゲームにログインすると、バトルパスを無料で入手できるボタンが解放されている。入手すると3種のボーナスコンテンツが無料アンロックされる。
- エピック 武器図面:M416用 AUTUMN MOSAIC
- エピック オペレーター:SEAL TEAM 3
- レア ストライク図面:GTF FOREST SPIRIT
プレイする時間がないという場合は、レベルをゲーム内通貨の「UNC」で購入することも可能。400 UNCのプレミアム版もあり、こちらを購入すると10ティア分をスキップできる。
新アサルトライフル WSW-15
- バトルパス・ティア2でアンロック
「.300ブラックアウト弾を使用する小型のWSW-15は、そのサイズに見合わぬ高火力を秘めている。小型バレルを装備しており、近接戦では敵を素早く片付けることができる。離れた位置での命中精度を高めたい場合は、バースト射撃に切り替えること」
新ストライク RAK(援護・砲撃)
- バトルパス・ティア27でアンロック
「レーザー誘導式の砲弾。短い時間、榴弾による砲撃をレーザーによる指定エリアに降らせる。歩兵と装甲目標に対して中程度の効果あり」
新バトルライフル MSBS-N
- バトルパス・ティア30でアンロック
「MSBS家系の兄的存在であるMSBN-Nは、7.62NATO弾を装填しているおかげで破壊力に優れている。このバージョンではフルオート射撃はできないが、命中精度を向上させ、リコイルを減少させたことでその欠点を補っている」
新ストライク Panther(車両・主力戦車)
- バトルパス・ティア42でアンロック
「このパンター(KF51)は、ラインメタル社が自社開発した主力戦車だ。老朽化したレオパルト2シリーズを、コストを抑えつつ置き換えるために計画されていたMGCS主力戦車計画に対抗するためのものだ。そのため、現代の主力戦車にまん延する諸問題に対し革新的なアプローチを採用しているにもかかわらず、全体的なコンセプトは従来型。長らく有効性が実証されてきた技術が用いられている」
Pantherには現在、アーマーカスタマイズが制限されている。今後のアップデートで実装予定。
その他のアップデート
- 全般
- まれに生じるグラフィックのバグをいくつか修正
- サポートする言語すべてに生じていた、小規模なローカライズの不具合を修正
- マップ
- Smolensk
- いくつかのボックスに衝突判定モデルを追加
- Polyarny
- 戦闘をロードすると、まれに黒い長方形が表示される不具合を修正
- Smolensk
- 武器
- PZPR Piorun:航空ドローンに対抗できるように、初期アンロック
未プレイのゲーマーも経験済みのゲーマーも、この機会に改めて『World War 3(ワールドウォー3)』に触れてみてはいかがだろうか。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Steam
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