『Sand(サンド)』はHologryphとTowerHausが開発、tinyBuildが販売を手がけるPvPvEシューター。砂漠におおわれた世界を舞台に、プレイヤーは「トランプラー」と呼ばれる大型歩行機械を操縦。ライバルの密輸業者たちと戦いを繰り広げながら、砂の世界の海賊王を目指す。ソロまたはフレンドとの協力プレイ可能。
2月19日より、Steamにてオープン・プレイテストがスタートした。参加をリクエストすることで、砂漠と巨大機械のPvPvEを誰でも体験できる。
脱出系PvPvEシューターの新作『Sand』オープンテスト開催中
『Sand(サンド)』のゲームプレイのコアは、「契約を受注して広大なマップに出発」。「他のプレイヤーとの戦いをくぐり抜けて目標を果たし、飛行船で脱出する」という、PvPvE脱出シューターの典型にのっとっている。
しかしその最大の魅力は、「Trampler(トランプラー)」と呼ばれる巨大な歩行機械に乗り、一面砂漠の世界「Sophie(ソフィー)」を冒険できる点にある。同じくトランプラーを乗り回すライバル密輸業者たちを蹴散らしながら、Sophieで最も悪名高い砂漠の海賊となるのが目標だ。
巨大な歩行機械「トランプラー」を自由にクリエイト
トランプラーは、プレイヤーの生活拠点であり、物資の輸送手段であり、そして戦闘兵器でもある。冒険に出る前に、エディターメニューでトランプラーを自由にビルド、カスタマイズできる。慣れないうちはプリセット・トランプラーも選べる。
動画では、土台部分からエンジン、コンパートメント、居住スペース、そして兵器を組み合わせていく様子が紹介されている。縦方向に拡張して、スナイパー用の物見台を作ったりもできる。
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トランプラーは、土台の大きさごとに積める容量が異なる。大きくなるほどいろいろ載せられて便利だが、代わりに機動性と移動速度に悪影響する。
攻撃手段は主に大砲で、オートタレットのほか、「ショットガンキャノン」といった変わり種も。砲弾も貴重なリソースなので、契約の報酬として受け取ったり、敵から奪い取ったりして獲得していく。
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動画では、契約に必要な物資を発送したところで戦闘が発生したというシチュエーションを紹介。大砲で敵トランプラーを攻撃するだけでなく、操縦席から離れて、向こうのデッキにいる敵を直接撃つような戦い方もできる。遮蔽物も作れるのかもしれないが、互いに生身をさらしているので緊迫感がある。
敵トランプラーを大破させ、乗っているクルーを全滅させれば、積み荷は自分たちのものだ。逆もまたしかり。
トランプラーはソロだけでなく、フレンドをクルーとして招き、複数人でも運用できる。また、人間プレイヤー以外の敵として、かつての文明に暮らしていた、アンデッド化した原住民たちが出現する。
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今や滅び去ったSophieの世界には、まだ見ぬ財宝が砂の海に沈んでいる。主人公はオーストリア・ハンガリー帝国領内にあった1910年代のガリツィア人(ポーランド人またはウクライナ人)となり、歴史を正し、この砂漠の支配を改めて取り戻す必要があるという。
開発スタジオはウクライナで、どこか風変わりな設定。巨大な歩行機械に乗って冒険をする映像に惹かれた方は、今回のテストプレイに参加してみてはいかがだろうか。
- 『Sand』Steamストアページ
- トップページの「アクセスをリクエスト」でテストに参加申請できる
Gaming Device Power Tune for FPS
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Source: Steam
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