“ぶっ壊れ”だった『オーバーウォッチ2』キリコの分身が弱体化！ Blizzard「ストレスの原因」「将来的には抜本的な調整」

Blizzard Entertainmentは2025年6月28日、『Overwatch 2（オーバーウォッチ 2）』に対しホットフィックスアップデートを適用した。今回のアップデートでは、以前より予告されていたスタジアムにおけるキリコの“分身ビルド”に対する弱体化が実施され、強力すぎるとの批判を受けていた「分身の魔法」の持続時間が半減された。

ヒーローのバランス調整（スタジアム）

キリコ（弱体化）

• 分身の魔法（パワー）
  • 持続時間を5秒から2.5秒に短縮

開発者コメント：キリコの“分身”は、現在のゲーム環境において大きな混乱を引き起こし、プレイヤーにとってストレスの原因となっていることが確認されています。将来的にはより抜本的な調整を予定していますが、今回はその影響を一時的に抑えるための暫定的な対応を行います。

待望の弱体化、しかし今後のさらなる調整に期待

今回のキリコの弱体化は、スタジアム環境で猛威を振るっていた“分身ビルド”に対する待望の調整だ。特にランク帯問わず、「分身 + どこでもワープ + 鈴」のコンボはゲーム体験を著しく損ねているとの声が上がっていた。

「分身の魔法」の持続時間が半減されたことで、キリコはこれまでのような強引な立ち回りが難しくなる。しかし、開発者コメントにあるように、今回の変更はあくまで「一時的な対応」であり、将来的にはより根本的な調整を予定。おそらくAI性能や威力の弱体化などが予想されるが、今後のさらなるバランス調整に期待したいところだ。

Source: Overwatch