基本無料の対戦型FPS『THE FINALS(ザ・ファイナルズ)』にて、最新アップデート9.9.0が配信された。本パッチでは、アリーナを幻想的に彩る旧正月イベントの開幕に加え、ファンに愛されたゲームモード「Bank It(キャッシュイット)」が期間限定で復刻する。
さらに、ヘビーやミディアムの遠距離攻撃能力を抑制する武器バランス調整や、機械学習を用いた最新のアンチチートシステムの詳細が公開されるなど、競技環境を大きく改善する注目の内容となっている。
「キャッシュイット」が期間限定で復活
アリーナに美しい月が昇り、幻想的な提灯が浮かび上がる旧正月(Lunar New Year)の祭典が正式にスタートした。Fangwai City、Las Vegas、Monaco、Seoul、Fortune Stadiumの各マップが特別な装飾で彩られ、お祭り気分を盛り上げている。
また、本作のクラシックモードとして絶大な人気を誇る「キャッシュイット」が期間限定モードとして帰ってきた。敵を倒して赤い封筒(キャッシュ)を奪い、預金ステーションに素早く持ち込むスピーディーな展開が魅力だ。しかし、封筒を多く持つほど背後に長い軌跡が残り、敵からの標的になりやすくなるため、ハイリスク・ハイリターンの駆け引きが求められる。
- イベント・報酬の詳細
- 獲得できなかった報酬は、Multibucksを使用して直接購入することも可能。
- 開催期間中のデイリーコントラクトを1日3つクリアすることで、提灯に火を灯すことができる。
- 最大15個の無料報酬が用意されており、レジェンダリースキンセット「Final Mentra set(最後の真言)」などが獲得可能。
- プレイヤーの負担を軽減するため、全14個の報酬のうち12個を集めるだけでレジェンダリーセットがアンロックされるよう条件が緩和された。

さらに、プライベートマッチのモード候補にも一時的に追加されているため、フレンド同士での練習や身内大会にも使いやすい。
また、Twitch Dropsも実施され、Drops有効配信の視聴でエモートやチャーム、ヘッドウェアなどが入手可能。期限は2月26日までとなっている。

9.9.0の注目点:プレイフィールを支える地味だけどうれしい修正
9.9.0はイベント要素だけでなく、「FPSとして致命的になり得る引っかかり」を潰しに来ているのが特徴だ。とくに目立つのは以下。
- 環境破壊の更新処理を改善(特に“大きい構造物の小さな変化”に強い)
- マッチ中のプレイヤーアセット読み込み時のフレーム引っかかりを軽減
- シェーダー事前読み込みが「2回目以降の起動」で大幅に高速化
- シェーダースタッター警告が誤って表示される問題を修正
破壊表現が売りのタイトルで「破壊そのもの」と「破壊に付随する処理」を丁寧に改善している点は、長く遊ぶほどありがたい類のアップデートだ。
爆発エフェクトが出ない不具合など、視認性に関わる修正も
派手さが命のアリーナFPSで怖いのが「起きているのに起きていないように見える」系の不具合だ。9.9.0では、爆発性キャニスターの爆発エフェクトが表示されない場合がある問題、とくに練習場で近接攻撃を絡めたケースで起きやすいバグを修正している。
加えて、グラフィック設定変更で武器や手が歪んだり一時的に描画されなかったりする問題、アイテム付与やコンテスタント切り替えでのカクつき軽減など、プレイ中の「ん?」を減らす項目が並ぶ。
Statueカメラ/フリーカメラが改善
eスポーツ的な“観る”体験の改善も大きい。Statueカメラは設定(像を観戦しないオプション)を正しく尊重するようになり、破壊済みマーカーへの切り替えや視界ブロック時のジッターなど複数の問題が修正された。チーム全滅時に無関係な地点へ一瞬ジャンプする挙動も取り除かれている。
また、フリー・フライカメラへ切り替える瞬間にカメラが傾いたままになったり、意図しないカメラ効果が残ったりするケースも修正。観戦カメラがターゲットを失ってスタックする問題にも手が入っている。



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