コナミと小島監督の確執がニュースとなってしまっている『Metal Gear Solid V: The Phantom Pain(メタルギア ソリッド V ザ・ファントム・ペイン)』ですが、同タイトルでいわゆる「ゲーム内課金」が採用されているらしいことが判明しました。
ゲーム内課金
これは、イタリアのPlayStation Store内の記述から判明したもの。 "Acquisti in-game opzionali"はマイクロトランザクション、ゲーム内課金を意味します。
リアルマネーを使って何らかのアイテムやポイントを購入することになりそうですが、現時点でコナミからの公式発表は何もありません。
課金モデルとモバイルへフォーカス
この件のヒントとなりそうなのは、コナミが先月、日経トレンディネットに語った内容。自社IP(知的財産/人気ゲームタイトル)のゲームシステムと課金モデルの組み合わせと、モバイルゲームへの注力を発表しています。
コナミデジタルエンタテインメント代表取締役社長 早川英樹氏:
(略)家庭用ゲームもソフトを売っておしまいというのではなく、いわゆる追加課金モデルを、『実況パワフルプロ野球』や『ウイニングイレブン』でも導入し始めています。(略)ゲームソフトをパッケージでお買い上げいただいたお客様も、潜在的な課金モチベーションは高いということが見えてきました。モバイルゲームでは、ユーザーの継続率や課金率など、常にKPI(重要業績評価指標)を追っており、どこを修正すれば、どの数値を上げていけるかというのはだいたい分かっています。そのノウハウを生かしたところ、お客様の反応も良く、手応えを感じたわけです。
「ごめんねコンソールユーザー!」と副題が付けられたこの報道に、海外のファンは不安を感じているようですが、高騰する開発費、カジュアルゲームの隆盛、変わらない販売価格。そろそろ従来の売り切りスタイルに見切りを付けないといけない時期なのでしょうか。
以下はIGNによる『MGSV:TPP』プレビューと、小島監督が公開した国内向けの新キービジュアルです。
Metal Gear Solid 5: The Phantom Pain Extended Hands-On Preview
新キービジュアル
『MGSV:TPP』の発売日は2015年9月2日となっています。
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source: IGN, nikkei BPnet
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