Xboxのサブスクリプションサービス「Game Pass」のライブラリに、2017年のFPS作品『Call of Duty: WWII(コール オブ デューティ ワールドウォーII)』が追加された。スタンダード、PC、Ultimateの各プランで、Game Passサービス加入者はXboxおよびPCから無料プレイ可能(クラウドには非対応)。
『CoD:WWII』がゲームパスに登場
現在のシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』がXbox Game Passからアクセスできるようになって以降、CoDコミュニティではさらなる歴代作品のGame Pass追加が期待されてきた。
既に2022年の『Call of Duty: Modern Warfare ll (コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll)』と、2023年の『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』がGame Passでプレイできる中、今回新たに登場したのは2017年の作品『コール オブ デューティ ワールドウォーII』だ。
その名の通り第二次大戦を舞台にした作品で、メイン開発はSledgehammer Gamesが担当した。マルチがメインコンテンツだが、史実ベースのキャンペーン(シングルプレイヤーモード)や、アンデッドの軍勢と戦う「ナチゾンビ」モードもプレイできる。

原点回帰を目指したリアルミリタリー体験

『CoD:WWII』では、CoDシリーズの原点回帰が目指された。最大18人のプレイヤーで対戦する大規模な「グランドウォー」モードがそれを象徴する。
泥臭いリアルミリタリー体験を重視した本作では、現代のCoDのように、軽快なジャンプやスライディングを組み合わせてマップを爆走することはできない。登場武器もM1ガーランドやモシン・ナガンなど時代を象徴する銃器や、ラッパ銃のようなユニークなものまで、多彩なラインナップだ。
AR系に限ると、全体的なキルタイムは『BO6』よりやや短い(TheXclusiveAceの動画を参考)。一部の強武器の話は別として、体を使って押し込むよりも、リーサルやタクティカルで優位性を作りながらエリアをコントロールしていくという、今の目で見ると比較的じっくりした撃ち合いに寄せられている。
師団システムとレトロ武器で「なりきり」感抜群

『CoD:WWII』のロードアウトには「師団」システムを採用。現時点で「歩兵」から「精鋭」まで8種あり、師団にはそれぞれ、PERKに相当する4種類の固有能力が設定されている。この師団能力と、「基礎トレーニング」という追加能力。さらに武器、リーサル、タクティカルを組み合わせてロードアウトを編成していく。
ユニークな司令部モード

リアル志向だがレトロゲームというわけではなく、現代ゲームらしい要素もふんだんにある。「HQ」メニューでは「デイリーログイン報酬」を獲得したり、ガチャに相当する「レアドロップ」を通じてさまざまなコスメティックを集められる。個人で楽しむチャレンジ系ミッションも豊富だ。

さらにメタバース空間のように機能する「司令部」モードには、最大48人のプレイヤーが集合可能。ここで対戦開始を待ちながら、他のプレイヤーたちと交流したり、射撃練習をしたり、1v1の対戦をしたりできる。
マッチバランスの品質は保証できないものの、記事執筆時点でも対戦は成立し、新規アカウントらしきプレイヤー同志での戦いが楽しめた。2017年当時のプレイヤーも、昨今Game Passに加入したという方もGame Passの製品ページから早速『CoD:WWII』をプレイしてみよう。
- タイトル:Call of Duty: Black Ops 6(コール オブ デューティ ブラックオプス 6)
- 発売日:2024年10月25日
- 対象機種:Xbox Battle Pass, PC Game Pass, PC(Microsoft Store, Battle.Net, Steam)PS5,PS4 / XboX X|S, One

Source: CoD Official
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コメント
コメント一覧 (4件)
warとキャンペーンのためにだけ存在するゲームだったな
親方! 空からチーターが!
WARモードはやる気勢が集まると楽しい展開になって好きだったよ
キャンペーンは本当に素晴らしいのでやる価値あります