CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 7(コールオブデューティ: ブラックオプス7)』は8月20日のgamescomのオープニングナイトライブにて全貌公開予定。
このお披露目イベントに先がけてティザーが出始めているが、今回は「ブラックオプス」シリーズらしくゲーム外にも踏み込んだ。『BO7』のストーリーで重要な役割を果たすと思われるハイテク企業「ギルド」の、架空の公式サイトが公開されている。
BO7:ハイテク企業「ギルド」のウェブページが公開

8月12日、突如としてギルドのウェブページが出現した。ギルド(The Guild)とは、『BO7』における主要勢力と目される架空のハイテク企業で、最新のティザーにも登場した女性エマ・ケーガンがCEOを務めている。

その構成は、今どきの企業サイトのトップページを模したものだ。ギルドのロゴとともに「明日を恐れない」という企業理念が掲示され、その活動内容が簡潔に紹介されている。
掲載された短い動画には、「終末の日」や「未確認異常現象の発生」、「顔認識テクノロジーの拡散」、「AIによるアイトラッキング・ソフト」など、どこか不穏な言葉が並ぶ。また、「メネンデスはロサンゼルスに致死性ドローン部隊を解き放った」という『CoD:BO2』に絡んだ映像も見て取れる。

こうした現代的な脅威に立ち向かうギルドには、傑出した頭脳が集まっている。彼らはテクノロジーを活用して人々の生命を守るとともに、その精神を高め、安全と心の平穏が普遍的な権利となる未来を築いていくのだという。
一見すると世界平和を目指す模範的な企業という印象を受けるかもしれないが、創作だとこの手の話はフラグとしか思えない。お約束の展開が待っていそうだ。
ギルドのInstagramアカウントも
ギルドはさらにインスタグラムのアカウントも作っている。グーグルやメタといったハイテク企業のほか、防衛装備品開発企業アンドゥリル・インダストリーズをフォローしている。

ゲーム外の謎解きイベント再び開催か
Treyarchが手がける「ブラックオプス」シリーズでは、過去にも手の込んだ宣伝活動が行われてきた。
とりわけ2020年の『Call of Duty: Black Ops Cold War(コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー)』では、EAA!!を含めた世界のコンテンツクリエーターに巨大な荷物が届けられたり、その後ティザーサイトを使って6日にわたる暗号解読イベントが開催されたりしていた。

ゲーム外で行われた約1週間がかりの暗号解読イベントは最終的にゲーム内へとつながり、プレイヤーたちは『ウォーゾーン』の「ヴェルダンスク」へと導かれる。その対戦マップの地下バンカーで核ミサイルが発見され、その後『BOCW』が正式発表されるという流れだった。
同様にこのギルドのウェブサイトにも、明日から次々に何らかの情報が追加され、ゲーム外イベントのようなものに発展する可能性があるだろう。
とはいえ今回は既に『BO7』は発表済みだ。全体的な情報は、8月20日から始まるgamescomのオープニングナイトライブで公開されることも決まっている。そんな中で、今回のギルドのウェブサイトはどのような役割を果たすのか。引き続き今年の新作『BO7』の続報に注目していきたい。

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Source: The Guild
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