Ubisoftの『Rainbow Six Siege X（レインボーシックス シージ エックス）』で、日本時間12月27日夜ごろから異変が起きているようだ。世界各国でサーバーの不具合、異常なゲーム内通貨の獲得、レアスキンの配布、奇妙な大量BAN報告などが確認されている。
コミュニティでは「ゲーム全体がハッキングされた」と推測されている一方、Ubisoftも状況を把握していると見られる。いち早い改善が望まれる。
『シージエックス』がサーバーハック？
「シージサーバーが完全にハックされた」。コンテンツクリエーターのRuoLing_が警鐘を鳴らしている。
日本時間12月27日夜ごろから、海外を含むシージのゲームサーバーで次々に異常が報告されている。プレイヤーのクリアランスレベルが10万台になっているだけでなく、名声ポイント、R6クレジットが10ケタ（10億）にもおよぶ異常値をカウント中だ。
さらにロッカーにアクセスすると、「グレイシャー」などの貴重なスキンを、いつの間にか入手したことになっている。
また、ゲーム内では「Merry」や「Christmas」、さらには「Tom Clancy（トム・クランシー）」、「Yves Guillemot（Ubiの会長）」など、奇妙なユーザー名がBAN情報としてフィードに流れる様子が目撃されている。
その影響は日本のプレイヤーにも及んでいる。実際にゲームを起動してみると、東日本サーバーでも画像のような状態になっていることが確認できる（記事執筆時点）。
Xで「R6 hacked」などでキーワード検索しても、同様のトラブルが多く確認できる。状況がよりはっきりするまで、ログインは避けるのが無難だろう。また、第三者操作によって獲得した名声やクレジットを実際の決済に使用すると、BANされる可能性も指摘されている。触らないのが安全だ。
Ubisoftは調査・対応中か
Redditのシージサブレには、Ubisoftの関係者と思われるスタッフのDiscordメッセージが掲載されている。ただし投稿者は、このスクリーンショットは別の誰かから転載したものと説明しており、実際の出所は現在調査中だ。
「Ubisoftのチームは現在、一部のシステムおよびサーバーに影響を及ぼしている、第三者による不正アクセスに関するセキュリティ問題を調査・対応中です。この影響により、一部のプレイヤーには『チート行為』や『嫌がらせ』といった理由で、自動的に制裁（一時的または永久的なBAN）が適用される場合がありますが、これは実際のプレイ内容や行動によるものではありません。
- ご安心ください
- これらの制裁は最終的なものではなく、誤って適用された場合は完全に見直され、取り消されます
- 該当するプレイヤーが現時点で何か対応をする必要はありません
- アカウントの進行状況や個人データは安全に保たれています
問題解決までの間、疑わしい行動や、第三者ツール、異質なゲーム内のやり取りには関与しないよう強く推奨します。私たちのチームは、サービスの完全な安全性と健全性を回復するため、昼夜を問わず対応を続けています。進展があり次第、公式チャンネルを通じて随時お知らせいたします。ご理解とご協力に感謝いたします」
追記：『シージエックス』公式は状況把握
日本時間12月27日午後11時ごろ、本件に関してシージエックス公式からの通知がなされた。
「現在、『レインボーシックス シージ』に影響を及ぼしている障害を確認しています。 担当チームが復旧に向けて対応中です。 続報が入り次第、改めてお知らせします」
（続報あれば追記）
- タイトル：Rainbow Six Siege（レインボーシックス シージ）
- 発売日：2015年12月10日
- 対象機種：PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC（Steam）
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Source: In-game, Reddit
コメント
コメント一覧 （2件）
この期に及んでご安心くださいとかよく言えたなw
ハッカーこえーな
早めに死なせてやれ