『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』のアンチチートチームが、アカウント共有に大鉈を振るった。日本時間9月19日、Respawn Entertainmentが明らかにしたところによれば、ランクマッチ最上位のプレデター帯にいた258人に60日間のBANが下されたという。対象はすべてコンソール勢。積み上げたランクポイントも全消去された。
- 3行まとめ
- プレデター帯の258人が、アカウント共有で60日間のBANを受けた
- 対象はPlayStationで115人・Xboxで143人、ランクポイントも全消去
- 発端はコミュニティ通報、運営がログイン履歴と端末データを精査して摘発
プレデター258人に60日間のBAN、発端はコミュニティ通報
発端は、コミュニティから寄せられた「一部のプレデターが、異常に長い連続ランクマッチのセッションを維持し続けている」という通報だった。人間ひとりでは不自然な稼働時間、というわけだ。
これを受けてアンチチートチームは、上位アカウントに紐づくログイン履歴と端末データを精査。その結果、複数の異なるデバイスからアクセスされている、つまりアカウント共有と整合するパターンが浮かび上がった。狙い撃ちにされたのはコンソールユーザーだ。
そして運営は、PlayStationとXboxをまたいで258人のプレデターに60日間のBANを科した。アカウント共有は、複数の端末で交代しながらランクマッチを回し続けることで、実力以上の順位を吊り上げられてしまう。プレデター帯のようなトップ層ほど、この「疲れ知らずの稼働」が効いてしまうわけだ。
処分の内訳:PlayStationで115人・Xboxで143人
今回おもしろいのは、運営が処分の内訳まで公開している点だ。単に「258人BAN」で終わらせず、共有の態様を数字で切り分けている。
| プラットフォーム | 対象人数 | 頻繁に共有 | 5台以上で共有 | 頻繁+5台以上 |
|---|---|---|---|---|
| PlayStation | 115人 | 92人 | 2人 | 21人 |
| Xbox | 143人 | 124人 | 2人 | 17人 |
| 合計 | 258人 | 216人 | 4人 | 38人 |
Xboxが143人と、PlayStationの115人を上回った。全体で見ると216人が「頻繁な共有」に該当し、これが圧倒的多数。5台以上という多デバイスでの共有はわずか4人にとどまるものの、「頻繁かつ5台以上」の合わせ技も38人いた。
アカウント共有は利用規約違反、ランクポイントは全消去
アカウント共有は利用規約(ToS)で明確に禁止されており、ランクマッチの公正さを損なう行為だとRespawn Entertainmentは改めて明言している。共有が確認されたアカウントは停止となり、加えて紐づくランクポイントはすべて剥奪される。時間をかけて積み上げたポイントごと消える、というのは重い。
運営は今後もランクマッチの監視を続け、アカウント共有やそのほかの不正で不当な優位を得ようとするアカウントには対処していくとしている。「ランクの公正さは重要であり、プレデターのリーダーボードは、実際にその順位を勝ち取ったプレイヤーを映すものであるべき」というのが運営の姿勢だ。
Respawnはチーター被害の推移レポート(詳細記事)やチーミング・ボット排除の施策(詳細記事)、直近ではコントローラー不正の全機種検出(詳細記事)と、アンチチートまわりの動きを立て続けに公表してきた。今回の措置もその延長線上にある。

ボットロイヤルの「誤BAN」報告は否定、処分は有効と確認
同じ発表では、ボットロイヤルのプレイ中に誤ってBANされたとするコミュニティからの報告についても触れている。運営は、持ち込まれたアカウントを含めてこれらの報告を再確認し、該当する処分に追加の検証を実施。その結果、いずれのBANも有効で、正しく処分されたものだったと結論づけた。
とはいえ誤BANの報告そのものは真剣に受け止めるとしており、信頼できるケースが寄せられれば今後も確認を続けるという。
アカウント共有によるプレデター帯の処分は、PlayStationで115人・Xboxで143人の計258人。いずれも60日間のBANに加えて、積み上げたランクポイントは全消去だ。今回の摘発はコミュニティからの通報が起点になっている。ランクマッチで不自然な挙動を見かけたら、これまでどおり通報しておこう。
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Source: steampowered.com
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