Respawn Entertainmentは、『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の対戦環境をおびやかす不正行為に関する最新レポートを共有した。
2024年8月よりアンチチートの取り組みをさらに強化している同社だが、エーペックスのランクにおける「チーターの発生率」、「3回以上通報されるプレイヤーの割合」はともに激減。約1年で、環境の改善が急速に進んでいることがうかがえる内容となっている。
『APEX』のチート被害が約1年で35%以上の激減
『エーペックス』開発スタッフは引き続き、アンチチートを「最優先事項」と位置づけており、対戦におけるチーター撲滅に向けた取り組みで成果を出している。
今回共有されたデータは、シーズン22(2024年8月ごろ)から現在(2025年5月)に至るまで、対戦環境がどれだけプレイヤーにとって安心できるものになったかを示すものだ。
1枚目の「対戦の感染率」は、ランクにおいてチーターが検出された対戦の割合を示している。2024年8月をピークとして、現在はそこから40%以上、チーターが出現する対戦が減っていることが図示されている。

2枚目は、「28日以内に3回以上チーターとして通報されたプレイヤー」の、1週間あたりの割合を示すものだ。こちらはピークから35%減っている。通報からの調査、BANへの流れがスムーズになっていることがうかがえる。

どちらのグラフも、プレイヤー人口の変動による影響を除算して作られたものだという。つまり「チーターが減ったのはプレイヤー全体が減っているからだ」といった主張は、はね返せるようになっている。
LinuxのBANとツールの強化で成果
チーター減のポイントとして、開発側は「シーズン23に行ったLinuxプレイヤーの排除」と、「ツールと自動検出機能の強化」を挙げている。
データの起点である「2024年8月」について振り返ると、このときRespawnはアンチチートの情報を共有し、アンチチートへの投資をさらに増加させていく旨を発表していた。1年も経たずにその成果が出ているようだ。目に見えたチーターの減少は、コミュニティにとって朗報と言えるだろう。

一方Redditなどでは、グラフのY軸に数字が入っていない点がユーザーから指摘されている。上の2枚は割合(%)のグラフとのことだが、確かに「-40%」と言われても、ピークと現在の値によっては印象が異なるだろう。
とはいえ開発側としては、あくまで「チーターは減っており、引き続き努力していく」点を強調したい点はくんでおきたい。実際に興味深いデータであり、「ランク帯ごとのチーター分布が見られたら面白そう」といった建設的なコメントも見られる。
今後はさらに、武器反動をなくすチートや、その他の挙動に関わるチートを検出するための追加的な取り組みも進行中とのこと。
実際にランクに参加しているプレイヤーの視点では、1年前と比べて環境が良化しているだろうか。コメント欄でぜひ体感を聞かせて欲しい。
Source: Apex Official
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コメント
コメント一覧 (6件)
やってれば分かるが報告数が減ったのはチーターに倒されてその観戦画面に行くと見た人のゲームをクラッシュさせるチートが出てきたからだよ
そのせいで報告自体できない&観戦でチーター断定できないから減ってるだけ
しかもそれを知らない人はただクラッシュしただけだと感じるからチーターにやられたと把握もし辛い
運営がプレイせず統計データと報告数しか見ずに減った!なんて喜んでるからここまで廃れてるんだよ…
確かにチーター減ってるけど今シーズンで確実に増えてる、同時に人口もだいぶ回復したからそういうことだよね
サブアカ、スマーフが多すぎる。
それ以外は特に問題なく最高に楽しいAPEX
最近はチーターと当たる頻度が大いに減り快適にやらせさせてもらってます。
あからさまなチーターは減りましたが、無反動やWHはまだいますのでご対応をお願いします
おっそ
努力してる人間になんて言葉吐くんだよ