本日2026年5月13日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』にて、シーズン2「大いなる頂」のミッドシーズンアップデートを実施。
本アップデートでは、エムレやファラ、イラリーなど高いパフォーマンスを発揮していたヒーローに弱体化調整が行われた一方、ジャンカー・クイーン、フレイヤ、バティストなどには強化調整が実施された。また、マーシーはシーズン2開幕時に低下していた〈ガーディアン・エンジェル〉の基本性能が一部復旧し、キリコの〈鈴のご加護〉にも仕様変更が加えられている。
さらに、ラマットラやブリギッテのUI改善、タンクのサブ・ロール「イニシエーター」の調整、ヒーローに関する不具合修正なども実施。以下では、今回のアップデート内容をヒーローごとに紹介する。
ヒーロー関連アップデート
UIのアップデート
- ラマットラ:〈ネメシス・フォーム〉中であっても〈ヴォイド・バリア〉のクールダウンが表示されるように
- ブリギッテ:回復効果を受けている味方の数を表示するカスタムUIを追加
- このUIの表示/非表示はヒーロー・オプションから切り替え可能
サブ・ロールのアップデート





開発コメント:イニシエーターの全体的なパフォーマンスを抑えるため、パッシブの回復量を減らしました。より慎重な動きが求められるようになった一方で、パッシブの発動条件が滞空時から特定の移動アビリティ使用時になり、各ヒーローの立ち回りとの直接的な結びつきが生まれたので、回復のタイミングをコントロールしやすくなっています。
- サブ・ロール「イニシエーター」
- パッシブ発動条件が、滞空から特定のアビリティ使用時に変更。各ヒーローの対応アビリティは以下
- ウィンストン:ジャンプ・パック
- D.Va:ブースター
- ハザード:バイオレント・リープ
- レッキング・ボール:グラップリング・クロー
- ドゥームフィスト:ロケット・パンチ
- 回復量が60から50に減少
- パッシブ発動条件が、滞空から特定のアビリティ使用時に変更。各ヒーローの対応アビリティは以下
タンクヒーローのバランス調整
D.Va(弱体化)

開発コメント:〈マイクロ・ミサイル〉が最大ライフ値の低い敵を素早く排除するのに有用である点を考慮し、同アビリティの威力を減らして、D.Vaの奇襲性能の高さを抑えました。
- 〈マイクロ・ミサイル〉
- 直撃ダメージが3から2に減少
クイック・プレイにおけるD.Vaはピック率3位、勝率ワースト3位となっており、普段ライバル・プレイを遊ばないプレイヤーからすると、人気の割にパッとしないヒーローという印象を受けるかもしれない。
しかし、少し弱った相手を場所を問わず〈ディフェンス・マトリックス〉で囲いながら、〈ブースター〉+〈マイクロ・ミサイル〉で有無を言わさず確実に仕留めるという性能はライバル・プレイ、特に高ランク帯(GM/チャンピオン)において強く警戒されており、同ランク帯でのBAN率は全ヒーローNo.1で唯一70%超えのヒーローとなっている。
そんなD.Vaについて、今回問題視されたのは〈マイクロ・ミサイル〉のダメージ出力。この弱体化により〈マイクロ・ミサイル〉全弾直撃時の合計ダメージは153から135に低下(-18ダメージ)。ダメージの大部分を占める爆発ダメージは手付かずとなっているため、活躍の機会が大きく減ることはないと思われるが、与えるプレッシャーは若干緩和されるだろうか。
ドゥームフィスト(プレイフィール改善)

開発コメント:〈サイズミック・スラム〉の衝撃波をよりビジュアル・エフェクトの表示タイミングに近づけ、着地時のエフェクトが不自然に見える現象に対処しました。また今後、カメラが着地の瞬間に固定するので、落下中もカメラを操作できます。
- 〈サイズミック・スラム〉
- よりアニメーションに即した表現となるよう、カメラの固定と衝撃波のエフェクトの発動を遅延
- 〈ロケット・パンチ〉
- パンチ強化の持続時間がまもなく切れることを示すビジュアル・エフェクトと効果音を追加
ジャンカー・クイーン(強化)

開発コメント:ジャンカー・クイーンは防御手段に乏しく、戦闘が長引いた際の生存力に課題を抱えているため、傷ダメージによる恩恵を増やし、よりアグレッシブに動けるようにしました。
- 〈アドレナリン・ラッシュ〉(5v5のみ)
- 傷ダメージから得られる自己回復の倍率が2.25から2.5に増加
高ランク帯で長期間低勝率を維持しているロードホッグ、ラインハルト、マウガの3兄弟ほどではないものの、昨今勝率の低さに悩まされていたジャンカー・クイーン。その要因は、ダメージヒーローのロール・パッシブであった「回復妨害」効果が全ヒーロー共通の能力となったことが大きい。
ジャンカー・クイーンの持久力は、バリアなどの防御アビリティではなく〈アドレナリン・ラッシュ〉による自己「回復」に大きく依存しているため、その回復をタンクやサポートまで妨害してくるとなると満足に立ち回ることは難しい。
さらに「サブ・ロール」の実装に関してもジャンカー・クイーンには、大きな向かい風。元々、タンクのロール・パッシブであったクリティカル・ダメージ耐性は、サブ・ロール「ブルーザー」限定の能力となり、ジャンカー・クイーンが属しているのは「ストールワート」。
他のストールワート所属ヒーローは「シグマ/ドミナ/ラインハルト/ラマットラ」と、いずれもバリアアビリティを有しているため、要所要所で致命的なダメージを防ぎながら立ち回ることが可能だが、先述の通りジャンカー・クイーンはバリアアビリティを持っていないのだ。〈コマンディング・シャウト〉を使用することで、一時的な追加ライフと移動速度ボーナスを獲得できるが、クールタイムは12秒と長く、バリアアビリティのように小回りが利くアビリティとは言い難い。
そんな苦境に立たされているジャンカー・クイーンに施される強化は、〈アドレナリン・ラッシュ〉の回復効率向上。過去、僅かな数値の変更で環境に大きな影響を与えた項目ではあるが、この調整でどこまで女王の威厳を取り戻せるのか注目したい。



コメント
コメント一覧 (2件)
クイーン実装w
空中戦キャラを弱体化したいのか強化したいのかようわからん運営やな
フレイヤだるいってこれ