一般的なゲーミングキーボードの8倍にあたる8000Hz、わずか0.58msという応答速度。Razerが2026年5月13日(火)、競技向けテンキーレスキーボード「Huntsman V3 Tenkeyless 8KHz」を発売した。
昨年11月発売の上位モデル「Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz」(36,980円)から専用ダイヤルやリストレストを省き、ラピッドトリガー(Rapid Trigger)・Snap Tap・8000Hzポーリングの競技コアスペックはそのままに、26,980円まで抑えたモデルとなっている。
- 3行まとめ
- Razerが競技向けTKLキーボード「Huntsman V3 Tenkeyless 8KHz」を26,980円で発売
- 上位モデル「Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz」から専用ダイヤル・リストレストを省いた、競技コアスペックは同等
- ラピッドトリガー・Snap Tap・8000Hzポーリング対応、ソフトウェア不要のオンボード設定変更にも対応
Razer Huntsman V3 Tenkeyless 8KHz 主な特徴

- 概要:「Huntsman」シリーズの競技向け設計を継承したアナログ光学テンキーレスキーボード
- 特徴:ラピッドトリガー / Snap Tap / 8000Hzポーリング / オンボード設定変更 / Synapse Web対応
- 価格:26,980円(税込)
- 発売日:2026年5月13日(火)
- カラー:ブラック
- 販売先:Razer.com / Amazon(5/15執筆時点では在庫切れ)
| 製品名 | Razer Huntsman V3 Tenkeyless 8KHz |
| 型番 | RZ03-05750100-R3M1 |
| 発売日 | 2026年5月13日(火) |
| 価格 | 26,980円(税込)/US$169.99 |
| カラー | ブラック |
| キーレイアウト | US英語配列 |
| スイッチ | Razerアナログ光学スイッチ Gen-2(個別潤滑処理済み) |
| キーストローク | 4mm |
| アクチュエーション調整範囲 | 0.1〜4.0mm |
| ラピッドトリガー | 搭載(最小0.1mm) |
| Snap Tap | 搭載(オンボード、最大4ペア) |
| 押下圧 | 40g |
| キーストローク寿命 | 1億回 |
| ポーリングレート | 最大8000Hz |
| キーキャップ | ダブルショットPBT(テクスチャー加工) |
| オンボードメモリ | 最大6プロファイル |
| バックライト | Razer Chroma RGB |
| 接続方式 | USB-C(ケーブル長 約2.0m) |
| 本体サイズ | 362×140×38mm |
| 重量 | 711g |
| 対応OS | Windows 11以降 |
| ソフトウェア | Razer Synapse 4 / Synapse Web |
| 保証 | 24ヶ月 |
| 付属品 | USB-Cケーブル、重要な製品情報ガイド |
スイッチ・キーキャップ・トッププレートといったハードウェア構成はProモデルと同等で、公式スペック表を照合する限り競技性能の核となる部分に差異は見られない。
Huntsman V3 Tenkeyless 8KHzの競技性能を支えるのは、大きく3つの要素だ。アナログ光学スイッチによる精密な入力検知、8000Hzポーリングによる超低遅延、そしてソフトウェア不要で完結するオンボード設定環境。以下でそれぞれ詳しく見ていく。
特徴①:第2世代アナログ光学スイッチとラピッドトリガー

「Huntsman」シリーズが得意とするアナログ光学スイッチの第2世代モデルを搭載している。スイッチの押し込み量を光で検知する構造により、物理的な接点がなく、デバウンス遅延(入力の揺れを除去するための待機時間)が発生しない。アクチュエーションポイント(入力が認識される押し込み深さ)は0.1〜4.0mmの範囲で調整でき、押下圧は40gと軽め。1億回のキーストローク寿命が確保されている。
ラピッドトリガーは、固定されたリセットポイントの代わりに、キーが0.1mm上方向に動いた瞬間に入力をリセットする機能だ。FPSなどのゲームでカウンターストレイフ(移動方向の素早い切り返し)をより速く実行するのに有利とされ、競技シーンでの採用が進んでいる技術でもある。
あわせて、Snap Tap(スナップタップ)機能も搭載。2つのキーを同時に押した際、より新しい入力を優先する仕組みで、デフォルトではAキーとDキーが割り当てられている。FN+左Shiftのホットキーでオン・オフを即座に切り替えられるほか、Razer公式の設定ソフトウェアからカスタムのキーペアを設定することも可能だ(最大4ペア)。
特徴②:True 8000Hz HyperPollingによる超低遅延

ポーリングレートとは、キーボードがPCに入力データを送信する頻度のこと。一般的なゲーミングキーボードが1000Hzなのに対し、Huntsman V3 Tenkeyless 8KHzは最大8000Hzに対応している。Razerの公式データによると、0.58msのレイテンシー(スイッチ作動からUSBポート受信までの時間)を達成し、主要競合の8KHz製品と比べて約11%高速という結果も示されている。
また、第2世代アナログ光学スイッチは磁気干渉を受けない点も特徴のひとつ。ホールエフェクト式(磁気を利用するタイプ)のスイッチが磁場の影響を受けやすいのに対し、光を用いるスイッチはそうした環境的な影響を受けにくいとされている。
特徴③:オンボード設定とRazer Synapse Web対応

アクチュエーションポイントとラピッドトリガー感度は、キーボード本体から直接変更できる。操作中は数字キー列のRGBライティングがビジュアルフィードバックとして機能し、設定値を視覚的に確認しながら調整できる仕様だ。変更した設定はオンボードメモリ(最大6プロファイル)に保存されるため、ソフトウェアなしでも運用できる。
さらに、ChromiumベースのブラウザからインストールなしでアクセスできるRazer Synapse Webに対応。競技会場など、Synapseをインストールできない環境でもプロファイルの読み込みや設定変更が可能となっている。より詳細なカスタマイズが必要な場合は、引き続きRazer Synapse 4が利用できる。
Razer Huntsman V3 Tenkeyless 8KHz 価格・購入先

キー数はテンキーレス配列で、US英語配列のみの提供となる。本体サイズは362×140×38mmで重量は711g。角度調節用のキックスタンドを備え、専用ダイヤル・メディアボタン・リストレストも付属しない。これらを省いた分が上位モデルとの1万円の価格差にあたる。日本語配列が必要な場合は「Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz JP」(36,980円)という選択肢もある。英語・日本語配列ともに同額のため、配列の好みで選べる。

Huntsman V3 Tenkeyless 8KHzの購入はRazer公式サイト(Razer.com)および一部販売店にて。Amazonでも取り扱いがあるが、5/15執筆時点では在庫切れとなっていた。入荷次第購入可能になるとみられるため、気になる方はウィッシュリストへの登録をおすすめする。
ラピトリや8KHzポーリングをProより1万円安く試せる選択肢として、競技志向のプレイヤーには気になる1台といえる。英語配列のみという点は購入前に確認しておきたいところだが、あなたは日本語配列と英語配列、どちらが好みだろうか?
FPS POWER TUNE
GoogleニュースでEAAをフォロー
Source: Pressrelease



コメント