プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」を運営するGANYMEDEが、ゲーミングギアブランド「ZETA GEAR」を立ち上げた。第一弾はマウスパッド2種とフィンガースリーブ、アームスリーブの計4製品で、9月17日(木)から幕張メッセで開かれる「TOKYO GAME SHOW 2026」(以下、TGS2026)のZETA DIVISION BOOTHで先行販売する。
目を引くのは作り手の顔ぶれだ。マウスパッドは自動車用防振ゴムで知られる住友理工と、東海理化のゲーミングブランド「ZENAIM」が1枚ずつ、スリーブ2種はミズノが製造する。eスポーツ業界の外で素材と設計を積み上げてきた3社の社名を、キービジュアルに「MANUFACTURING PARTNER」として並べている。
- 3行まとめ
- ZETA DIVISIONがギアブランド「ZETA GEAR」を始動、第一弾は4製品
- マウスパッドは住友理工とZENAIM、スリーブ2種はミズノが製造
- TGS2026で先行販売し、会場ではマウスパッド2種とアームスリーブを試遊できる
「ZETA GEAR」第一弾4製品の価格
- ZETA GEAR MOUSEPAD M1:8,480円(税込)/製造:住友理工
- ZETA GEAR MOUSEPAD M2:8,480円(税込)/製造:東海理化(ZENAIM)
- ZETA GEAR FINGER SLEEVE F1:1,980円(税込・4個入)/製造:ミズノ
- ZETA GEAR ARM SLEEVE A1:3,480円(税込)/製造:ミズノ
販売はZETA DIVISION公式アプリ「ZETA DIVISION EVENT」から行い、商品はTGS2026の物販コーナーで受け取る形になる。販売はすでに9月16日(水)18時に始まっている。TGS2026以降の一般販売や通販については、リリースに記載がない。9月16日時点では、Amazonにも4製品の出品は無い。
住友理工・ZENAIM・ミズノと共同開発した狙い

GANYMEDEはブランドを立ち上げた理由を、競技の現場から説明している。ZETA DIVISIONでは選手が数多くの製品を取り寄せて、わずかな差を比べ続けるのが日常で、求める性能がはっきりしているほど、それを満たす選択肢は限られていく。一方で、素材の反発特性や生地の伸縮と滑走、身体に触れるものの設計といったギアに要る技術の多くは、eスポーツ業界の外にすでにある。
そこで、求める水準はチームが決め、それを形にする製造技術は各分野の専門企業に任せる。第一弾の4製品は、すべてこの進め方で作られたという。
チームの名前を冠したギアで、ここまで作り手を前に出すのは潔い。製造元だけでなく原産国も4製品すべてで公表されていて(M1とA1は日本、M2は台湾、F1は中国)、買う側が何を基準に選べばいいのかが最初から見えている。
「ZETA GEAR MOUSEPAD M1」住友理工の発泡ゴムで“深さ方向”を詰めた1枚

M1は、住友理工がマウスパッドのために開発した発泡ゴムシートをフォーム(ベース)に採用したモデル。同社が自動車用防振ゴムなどで培ってきた高分子材料技術がもとになっている。原産国は日本だ。
売りは、あまり語られてこなかった「深さ方向の操作性」。押し込む力と沈み込む深さの関係が一定で、押した分だけ沈み、そこから素早く元の位置に戻る。この戻りの速さはシートの超高反発弾性によるもので、止めやすさと、止まった状態からの初動の軽さを両立させたとしている。サーフェスは凹凸のはっきりしたタイプで、面タイプのマウスソールと相性がよい設計だ。
「押した分だけ沈む」は、数字のスペック表には出てこない部分だ。マウスを押しつけて止めるクセがある人ほど、会場の試遊台で一度触っておきたい。
「ZETA GEAR MOUSEPAD M2」ZENAIMが手がけるスピード系

M2は、東海理化のゲーミングブランドZENAIMが製造する。ZENAIMは自動車部品の精密設計技術をゲーミングデバイスに持ち込んだブランドで、ラピッドトリガー対応の「ZENAIM KEYBOARD 2 TKL(Amazon)」などを出している。EAAのゲーマー国勢調査2025-2026でも、キーボード部門で前年に続いて高い満足度を記録したブランドだ。公式ストアとAmazonに並ぶZENAIM製品はキーボードとレバーレスコントローラー関連で、マウスパッドはまだ無い。
M2はなめらかな滑走と止めやすさを両立させたスピードタイプ。平織りのポリエステルサーフェスがトラッキングしやすい滑りを生み、柔らかめの高密度ポリウレタンフォームが狙った位置での止めやすさを支える。端部はロープロファイルのステッチで、滑走面より低く抑えて操作の邪魔にならないようにしている。原産国は台湾だ。
なお、M2と同性能・別デザインの製品が、今後ZENAIMから発売される予定だ。TGS2026に行けない人や、別のデザインが好みの人は、そちらを待つ手もある。
M1とM2のスペック比較
| 項目 | MOUSEPAD M1 | MOUSEPAD M2 |
|---|---|---|
| 価格 | 8,480円(税込) | 8,480円(税込) |
| タイプ | SPEED | SPEED |
| サイズ | 450×420mm | 490×420mm |
| 厚み | 3.8mm | 4mm |
| サーフェス素材 | ポリエステル | ポリエステル(平織り) |
| フォーム素材 | 高反発天然ゴム発泡シート | 高密度ポリウレタンフォーム |
| 原産国 | 日本 | 台湾 |
| 製造 | 住友理工 | 東海理化(ZENAIM) |
ミズノ製「FINGER SLEEVE F1」「ARM SLEEVE A1」
スリーブ2種は、スポーツウェアで身体に触れる製品を作ってきたミズノが担当する。

「FINGER SLEEVE F1」は、銀コーティング糸で応答性を高めたフィンガースリーブ。指先の感覚を損なわず、着けていることを意識させない着け心地を目指したという。キービジュアルでは、スマートフォンの画面に触れる親指に着けている。素材はナイロン、ポリウレタン、ポリエステルで、原産国は中国。価格は4個入りで1,980円(税込)だ。

「ARM SLEEVE A1」は、伸縮性と滑走性を両立させた生地のアームスリーブ。本体・リブともに縫い目をなくしたステッチレス構造で、ごわつきや引っかかりを抑え、リブの存在も気になりにくくしている。キービジュアルは、マウスパッドの上でマウスを握る腕に着けたカットだ。サイズはM / L / XLの3つで、素材はナイロンとポリウレタン、原産国は日本。価格は3,480円(税込)。
「ZETA GEAR」をTGS2026で試遊・購入する方法
TGS2026のZETA DIVISION BOOTHは、一般展示コーナーと物販コーナーの2か所に分かれている。
- 試遊:一般展示コーナー(Hall 3 / 03-C04)。MOUSEPAD M1、M2、ARM SLEEVE A1を設置。整理券などの事前手続きは不要
- 販売・受け取り:物販コーナー(Hall 9 / 09-W38)
- 購入:ZETA DIVISION公式アプリ「ZETA DIVISION EVENT」(iOS / Android、ダウンロードと新規登録が必要)
- 決済:クレジットカード(JCB / American Express / Diners Club / Discover / Mastercard / Visa)、PayPay、Paidy
来場前にアプリで購入しておく「事前予約販売&会場受取」を使えば、待機列に長時間並ばずに受け取れる。会場に着いてからアプリで当日購入することもできるが、在庫に限りがあるためGANYMEDEは事前購入を推奨している。在庫はビジネスデイ(17日・18日)と一般公開日(19日〜21日)で、それぞれ各日分が用意される。
受け取りでつまずきやすい点は以下の通り。
- TGS2026の入場チケットの日程と受取日が違うと、商品は受け取れない
- 受け取りには、アプリ内のQRコード(スクリーンショットでの提示は不可)と本人確認書類の2点が要る
- QRコードは、会場付近でアプリの「会場にチェックイン」を済ませると表示される。会場内は電波がつながりにくいので、通信状況の良い場所で先にチェックインしておく
- 注文確定後の変更・キャンセルはできず、受取窓口での追加や種類・サイズの変更もできない
- 受け取りは注文した本人のみ
すでに「ZETA DIVISION EVENT」で事前予約販売&会場受取を使っている人は、取ってある受取枠のまま、アプリからZETA GEARを追加で購入できる(在庫状況によっては追加できない場合もある)。アプリの使い方は公式の利用方法ページにまとまっている。
TGS2026は、ビジネスデイが9月17日(木)〜18日(金)、一般公開日が9月19日(土)〜21日(月)で、会場は幕張メッセ。
「ZETA GEAR」第一弾の4製品は、TGS2026のZETA DIVISION BOOTHで先行販売される。会場受け取りは入場チケットの日付と受取日が合っていないと受け取れないので、チケットの日程を確かめてからアプリで受取枠を押さえておこう。
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Source: GANYMEDE株式会社
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