ゲーマー向けライフスタイルブランドRazerは、ソフトタイプのゲーミングマウスパッド「Razer Gigantus V2 Pro」を発表した。価格は8,980円(税込)で、国内小売店での発売日は2026年4月28日(火)。Razer.comおよびAmazon.co.jpほかで販売される。
Gigantus V2 Proは、従来のGigantus V2の上位モデルとして登場。最大の特徴は5段階のスピード特性で、Max Control / Control / Balance / Speed / Max Speedの中から自分のプレイスタイルに合った滑り具合を選べる。独自開発の「GlideCore フォーム」を採用し、フォームの硬さを3種類に分けることで各スピード特性に最適化している。NiKo選手やFaker選手を含む50名以上のプロプレイヤーによるテストを経て開発された、eスポーツ競技向けマウスパッド。
- 3行まとめ
- 5段階のスピード特性で自分のプレイスタイルに合った滑り具合を選択可能
- 独自開発「GlideCore フォーム」はフォーム硬さ3種で、X-Y方向の摩擦偏差は競合比で最大2倍低い均一性を実現
- 50名以上のプロプレイヤーが開発に参加、従来のGigantus V2から33%大きい500×480mmサイズ
5つの滑りから選べるeスポーツマウスパッド「Razer Gigantus V2 Pro」

- 概要:5段階のスピード設定から選べるソフトタイプのeスポーツ向けゲーミングマウスパッド
- 特徴:5種類のスピード特性 / 独自GlideCore フォーム / X-Y偏差が競合比最大2倍低い均一摩擦 / 500×480mm / ステッチエッジ / 滑り止めベース
- 価格:各8,980円(税込)
- 発売日:2026年4月28日(火)※Max Speedのみ後日発売予定
- 販売先:Razer / Amazon(Max Control・Control・Balance・Speed)
| 技術仕様 | スペック |
|---|---|
| タイプ | ソフト |
| 表面 | 5種類の専用スレッドと織りパターンを採用したクロス表面 |
| ベース | Razer Proprietary GlideCore Foam + 滑り止めベース |
| スピードレーティング | Max Control / Control / Balance / Speed / Max Speed |
| GlideCore フォーム硬度 | Soft(Max Control, Control)/ Medium(Balance, Speed)/ Hard(Max Speed) |
| 特長 | オプティカルセンサーへの最適化 / ロープロファイル・ステッチエッジ / ロール可能・耐変形設計 / 滑り止めベース |
| サイズ | 500 × 480 × 4 mm |
| 重量 | 270g |
| 保証期間 | 12ヶ月 |
| 価格(税込) | 各8,980円 |
ゲーミングマウスパッドに求められる要素は「パフォーマンス」「プロによる実証」「長く使える品質」の3つだとRazerは説明する。Gigantus V2 Proはこの3点を軸に据えた製品で、複数タイトルのトップチームに所属する50名以上のプロプレイヤーがテストに参加している。
「これまで使ってきた中で最も完成度の高いマウスパッドだ。だから自分のコレクションに選んだ」
— Nikola "NiKo" Kovač(Team Falcons / CS2 Championship MVP 10回)
「安定した表面こそがパフォーマンスの出発点。Gigantus V2 Proは常に滑らかで信頼できる操作感を与えてくれる」
— Lee "Faker" Sang-Hyeok(T1 / LoL世界王者6回)
「精度を犠牲にせずスピードが必要。このマットはそのバランスを完璧に実現している」
— Jordan "Zellsis" Montemurro(Cloud9 / VALORANT Masters Madrid 2024チャンピオン)
ここからは、Gigantus V2 Proの特徴を順に見ていく。
特徴①:「5段階スピードオプション」で妥協しないマウスパッド選び

Gigantus V2 Pro最大の特徴は、摩擦係数を意図的に変えた5段階のスピードオプションだ。これまでのマウスパッドは「1つのスピード特性をすべてのユーザーに提供する」のが一般的だった。しかしプロや一般ゲーマーから「自分のスタイルに合う製品がない」という声が多く寄せられたことから、今回は5種類のグライド特性を用意したとRazerは説明している。
5つのラインナップは以下の通り。
- Max Control:超高摩擦。最もゆっくりかつ正確な操作に最適
- Control:高摩擦。安定したコントロール重視の操作が可能
- Balance:中摩擦。精度とスピードのバランスを取った操作感
- Speed:低摩擦。抵抗を抑え、素早い方向転換に最適
- Max Speed:超低摩擦。ラインナップ最速かつ最も軽い滑り
各スピードオプションには専用のスレッド(糸)と織りパターンが設計されている。単にフォームの硬さだけで滑りを変えるのではなく、表面の織り構造そのものを5種類に作り分けている点がポイントだ。どの摩擦レベルもグライド速度に直結するよう個別にチューニングされているため、自分の好みに合ったスピードが見つかるはずだ。

なお、Max Speedモデルのみ国内発売日は「近日発売予定」となっている。Max Control / Control / Balance / Speedの4種は2026年4月28日に同時発売される。
特徴②:硬さで滑りが変わる!「GlideCore フォーム」3種の秘密

Gigantus V2 Proの下地には、Razer独自開発の「GlideCore フォーム」が使われている。スピードオプションに合わせて3種類の硬さが用意されており、それぞれ異なるプレイフィールを実現する。
- Soft(Max Control / Control向け):大きめのエアポケット構造でクッション性を向上。マウスを止めたいときのストッピング性能に優れ、安定したマイクロ調整が可能
- Medium(Balance / Speed向け):適度なエアポケット密度によるバランス設計。滑らかなトラッキングと安定した補正操作を両立
- Hard(Max Speed向け):エアポケットを最小限に抑えた最も硬い構造。素早いフリックに最適で、最速かつ軽いグライドを実現
つまりGigantus V2 Proは「表面の織りパターン」と「フォームの硬さ」の2つを組み合わせることで、5段階それぞれに最適化された操作感を生み出している。コントロール寄りの製品ほどフォームが柔らかくマウスが沈み込みやすいため制動力が高まり、スピード寄りの製品ほどフォームが硬く反発力があるため軽い滑りにつながるという仕組みだ。
特徴③:縦も横も同じ滑り!Razer Gigantus V2 Proは競合比2倍の摩擦均一性

どれだけ滑りが良くても、方向によって操作感が変わってしまえばエイムに影響が出る。布製マウスパッドでは織りの方向性によってX軸(横)とY軸(縦)で摩擦にバラつきが出ることが珍しくない。
Gigantus V2 Proでは、表面全体で摩擦を均一化する設計が施されている。Razerの社内テストでは、プロプレイヤーに広く使われている複数のマウスパッドと比較して最大2倍低いX-Y偏差を記録したとしている。どの方向に動かしても同じ操作感が得られるため、カーソルのブレを抑えた滑らかなコントロールが期待できる。
特徴④:33%の大型化!プロが求めた500×480mmサイズ

サイズは500×480×4mmで、従来のGigantus V2(Lサイズ:450×400mm)と比べて33%大きい表面積を確保した。複数タイトルの競技プレイヤーとプロトタイプをテストしたところ、プロは一貫してより広い操作エリアを好み、大きなフリックや長い横方向のスワイプ、安定した操作や素早いリセットのための十分な縦方向スペースを求めたという。このフィードバックを反映した結果が500×480mmというサイズだ。
特徴⑤:ゲーマー向け設計:ステッチエッジ・耐変形・滑り止め

Gigantus V2 Proには、実際の使用シーンを想定したディテールが詰め込まれている。
まずエッジ処理にはロープロファイルのステッチを採用。従来のGigantus V2にはステッチエッジがなかったが、Gigantus V2 Proでは端からのほつれを防ぎつつ、手首に当たっても擦れにくい薄型仕上げで快適性を両立している。
持ち運びを考慮した耐変形設計も特徴だ。くるくると巻いてバッグに入れられるロール構造で、広げた際にも変形しにくい。トーナメント会場への移動が多いプロプレイヤーにとっては実用的なポイントと言える。
裏面にはヘキサゴン型の滑り止めベースを配置。高速スワイプや素早いターンでもパッドがズレないよう、Razerが検証を重ねた形状だとしている。
なお、布製マウスパッド特有の経年変化や滑りの変化についてもRazerは意識しているとのことで、発表会では「まさにそういった経年変化に着目して今回の製品開発を行った」と語られた。Gigantus V2 Proにはお手入れのマニュアルが付属するため、購入後はそちらを参考にメンテナンスを行える。
自分に合うのはどれ?Razer Gigantus V2 Proのスピード選びの指針
5種類もあると「結局どれを買えばいいのか」と迷う方も多いだろう。発表会ではRazerの内部検証に基づく選択の指針が紹介された。あくまで参考データなので最終的には個人のプレイスタイルや好みによるが、大まかな目安としては以下の傾向がある。
- ローセンシ(低感度)でフリック精度を重視するプレイヤー → Max Control / Control
- 安定したエイムのための、確かなストッピング性能が必要な人
- 感度とスピードのバランスを取りたいオールラウンダー → Balance
- 狙った位置で正確に止めるための、精密なフリックやマイクロ調整が必要な人
- ハイセンシ(高感度)で素早い振り向きを重視するプレイヤー → Speed / Max Speed
- より速く向きを変え、瞬時に反応できる操作が必要な人
Razerとしても「1つのデータだけで判断せず、実際に使って検証してほしい」というスタンスだ。NiKo Editionとして「Balance」と「Control」の2種類がプロ選手モデルとして用意されている点も、プレイヤーによって最適解が異なることを示している。

Razer Gigantus V2 ProとGigantus V2の違い
従来のGigantus V2からどこが変わったのか、主な違いを比較表にまとめてみた。
| 項目 | Gigantus V2(従来モデル) | Gigantus V2 Pro(新型) |
|---|---|---|
| タイプ | ソフト | ソフト |
| 表面 | テクスチャ加工マイクロウィーブ採用クロス表面 | 5種類の専用スレッドと織りパターンを採用したクロス表面 |
| ベース | 高密度ラバーフォーム(厚手)+ 滑り止めベース | Razer GlideCore Foam + 滑り止めベース |
| スピードオプション | なし(1種類) | 5段階(Max Control / Control / Balance / Speed / Max Speed) |
| ステッチエッジ | なし | ロープロファイル・ステッチエッジ |
| サイズ(Lサイズ比較) | 450 × 400 × 3 mm | 500 × 480 × 4 mm(+33%) |
| 価格(税込) | 2,480円(Amazon、Lサイズ) | 各8,980円 |
公式サイトのFAQでもGigantus V2 Proは、オリジナルのGigantus V2に比べ「5段階のスピードオプション、対応するGlideCore フォームの硬度、ロープロファイルのステッチエッジ、eスポーツ向けに最適化された大型サイズ」が主な変更点と説明されている。
総評:Razer Gigantus V2 Pro、"5速"がマウスパッドの常識を塗り替える

これまでマウスパッド選びは「布かハードか」「大きさはどうするか」くらいの選択肢が一般的だった。Gigantus V2 Proはそこに「摩擦の強さを5段階から選ぶ」という新しい基準を持ち込んだ製品と言える。表面の織り構造とフォームの硬さを組み合わせてスピード特性を作り分けるアプローチは、ゲーマーにとってわかりやすい選択肢を提供してくれる。
X-Y方向の摩擦偏差が競合比で最大2倍低いという均一性、33%拡大されたeスポーツ仕様のサイズ、ステッチエッジや滑り止めベースといった実用面のアップグレードも地味ながら着実な進化だ。同時発表されたViper V4 Proと組み合わせれば、マウスとサーフェスの両方を最適化した「勝利の組み合わせ」が完成する。
8,980円という価格でプロ仕様のマウスパッドが手に入るのは嬉しいポイント。5種類の中からどれを選ぶか迷う楽しみも含めて、次のマウスパッド選びの候補に入れてみてはどうだろうか。

Razer Gigantus V2 Proの価格と発売日
- 価格:各8,980円(税込)
- 発売日:2026年4月28日(Max Speedのみ後日発売予定)
- ラインナップ:Max Control / Control / Balance / Speed / Max Speed
- 販売先:Razer / Amazon(Max Control・Control・Balance・Speed)
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Source: Razer Inc.



コメント
コメント一覧 (1件)
なんかARTISANみたいな事し始めてるなw