HyperXが2026年8月20日、ロサンゼルスで開催したイベント「Level Awakening 2026」で新製品ラインナップを発表した。目玉となるのは、同社史上最軽量となる47gのワイヤレスマウス「Pulsefire Haste 3 Pro」だ。あわせて、HyperX初となるオープンバック型ヘッドセット「Cloud Alpha Air」と、コンパクトマイク「SoloCast 2 Pro」も披露された。
本稿では、価格・発売時期が確定しているこの3製品を中心に取り上げる。イベントでは新型OMENモニターやゲーミングデスクトップなど周辺ラインナップの拡充も発表された。なお、今回の発表は米国向けが中心で、国内での発売時期や価格については言及がない。
- 3行まとめ
- HyperX史上最軽量となる47gワイヤレスマウス「Pulsefire Haste 3 Pro」が129.99ドルで登場、2026年9月発売予定
- HyperX初のオープンバック型ヘッドセット「Cloud Alpha Air」、マイク「SoloCast 2 Pro」も同時発表
- 国内での発売時期・価格は現時点で未発表
HyperXが「Level Awakening 2026」で新製品を発表
HyperXは2026年8月20日(現地時間)、ロサンゼルスで開催したイベント「Level Awakening 2026」において、新製品ラインナップを発表した。同イベントは、HP傘下のゲーミングブランドであるHyperXが実施する大型発表会という位置づけだ。
発表内容は同月下旬にドイツ・ケルンで開催されたgamescom 2026でも披露され、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域向けのお披露目が行われた。ただし、EMEA向けの価格や具体的な発売時期は、この時点でも明らかにされていない。

HyperX史上最軽量47gワイヤレスマウス「Pulsefire Haste 3 Pro」

今回の目玉となるのが、HyperX史上もっとも軽いワイヤレスマウスとなる「Pulsefire Haste 3 Pro」だ。カーボンファイバーを配合したシェルにより、重量はわずか47gに抑えられている。
センサーには新開発の「HyperX Performance Sensor」を搭載し、最大42,000DPI、800IPS、70Gの加速度に対応する。
ポーリングレートはワイヤレス接続で最大8,000Hzまで設定できる。接続方式は2.4GHzワイヤレスとBluetoothの両方に対応している。
バッテリー持続時間は、1,000Hzポーリング時で最大150時間、8,000Hzポーリング時でも最大35時間を確保した。高いポーリングレートを使うほどバッテリー消費は増えるが、長時間の大会や配信でも安心して使える設計になっている。







価格は129.99ドル(約20,800円)、2026年9月にHyperX.comでの発売が予定されている。なお下位モデルとして「Pulsefire Haste 3 Wireless」(89.99ドル、約14,400円)と「Pulsefire Haste 3 Wired」(39.99ドル、約6,400円)も同時発表されており、いずれも同時期の発売が予定されている。
なお、本文中の円換算は2026年8月29日時点のレート(1ドル=160円)をもとに編集部で算出した参考値として見ておきたい。
HyperX初のオープンバック型ヘッドセット「Cloud Alpha Air」

ヘッドセット部門では、HyperXとして初となるオープンバック型モデル「Cloud Alpha Air」が発表された。オープンバック型はイヤーカップに通気孔を設けることで音が外に抜ける構造を採用したタイプで、密閉型よりも自然で広がりのあるサウンドステージが得られる一方、低音が逃げやすいという弱点を抱えることが多い。
Cloud Alpha Airは、独自機構「Bass Tube」によりこの弱点を補っているという。40mmダイナミックドライバーと10mmマイクを搭載し、インピーダンスは34Ω、重量は275gに抑えられている。足音や方向性のある音の定位を捉えやすい設計とされており、対人戦タイトルでの活用も想定されているようだ。
Cloud Alpha Airは有線モデルで、USB-C、USB-A、3.5mmに対応する。PCやMac、PlayStation 4/5、Nintendo Switch/Switch 2、Xbox Series X|S(3.5mm接続時のみ)など幅広いプラットフォームで利用できる。






価格は149.99ドル(約24,000円)、2026年9月にHyperX.comでの発売が予定されている。
HyperXのマイク「SoloCast 2 Pro」、2基のカプセルを搭載

マイク部門では、USBコンデンサーマイク「SoloCast 2 Pro」が発表された。14mmのエレクトレットコンデンサーカプセルを2基搭載し、周波数特性は20Hz〜20kHz、指向性はカーディオイド(単一指向性)を採用する。
内蔵のポップフィルターに加え、デスクの振動を拾いにくくするサスペンション構造も備える。本体のタップでミュート/ミュート解除を切り替えられる「タップミュートセンサー」や、3.5mmでのモニター出力にも対応した。
専用ソフトウェア「NGENUITY」と接続すれば、声の大小の差を自動で均すダイナミックレンジコンプレッション(DRC)や、AIノイズ低減、周波数フィルターといった詳細設定も可能になる。接続方式はUSB Type-C、対応OSはWindowsとなる。








価格は89.99ドル(約14,400円)、2026年9月にHyperX.comでの発売が予定されている。
HyperXモニターなど、その他の発表内容
Level Awakening 2026では、この3製品以外にも複数の新製品が発表されている。ゲーミングモニターでは、Dual Mode対応の「OMEN 27k」、WQHDウルトラワイドの「OMEN 34c」、リフレッシュレート320Hzをうたう「OMEN 27qs」の3機種が新たにラインナップに加わった。価格は209.99ドルからとされているが、機種ごとの詳細なスペックや個別価格は現時点で公開されていない。
このほか、AMD製CPUを搭載したゲーミングデスクトップ「OMEN 35L」(Ryzen 9 9950X3D、GPUはGeForce RTX 5080またはRadeon RX 9070 XTから選択可能)や、既存モデルの新色展開(Cloud III Wired、Cloud III S、Cloud Flight 2、SoloCast 2)も発表された。OMEN 35Lは2026年秋の発売が予定されており、価格は発売時に公表されるとしている。


「HyperX Level Awakening 2026」まとめ
HyperX史上最軽量となる47gのワイヤレスマウス「Pulsefire Haste 3 Pro」は129.99ドル(約20,800円)、オープンバック型ヘッドセット「Cloud Alpha Air」は149.99ドル(約24,000円)、マイク「SoloCast 2 Pro」は89.99ドル(約14,400円)で、いずれも2026年9月のHyperX.comでの発売が予定されている。
今回の発表は米国向けが中心で、gamescom 2026を通じたEMEA地域への展開も明らかになった一方、2026年8月29日執筆時点では国内での発売時期や価格については言及がない。国内代理店を通じた発表がいつになるかは、現時点で不透明だ。
「HyperX」関連記事
- 同時期発表の新製品群とスポンサー契約
HyperXが新製品ラッシュ&FENNELとスポンサー契約締結!RTX 5090搭載デスクトップやラピトリキーボードなど一挙発表 - 脳波を検知するヘッドセットの発表
HyperX、脳波ゲーミングヘッドセット発表。反応速度も命中精度も上昇
EAA FPS News(イーエーエー)をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。



コメント