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『Red Dead Online(RDO)』のオープンベータは11月予定、『Red Dead Redemption 2』購入者は誰でもプレイ可能

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Rockstar Gamesは公式ホームページにて、11月に『Red Dead Online(RDO)』のオープンベータを開始すると発表しました。現在明かされている対応機種はXbox OneとPlayStation 4となっています。

Red Dead Onlineオープンベータ概要

『Red Dead Online』(以下RDO)は10月26日に発売される予定の『Red Dead Redemption 2(レッド・デッド・リデンプション 2)』(以下RDR2)のゲームプレイをベースに開発された、1人でもフレンドとも楽しめるタイトル。継続的なアップデートと調整が行われ、時間と共に進化していく体験を味わえるとしています。

オープンベータは『RDR2』の発売日の少しだけ後となる11月に開始予定で、『RDR2』を所持しているXbox OneとPS4のプレイヤーは誰でも参加可能となっています。『RDR2』を持っていれば無料で参加可能となっているので、ローンチ時には混雑が予想されます。

初代『RDR』と『GTAオンライン』の経験を活かしたオンライン体験

公式ホームページとは別に、IGNにて公式Q&Aが掲載されており、そこではRockstar Gamesが今後どのように『RDO』を運営・発展させていくつもりなのかを垣間見ることができます。

それによると、『Red Dead Online』は、初代『RDR』と『GTAオンライン』の開発・運用・サポートを経て得られた経験を元に、ソロプレイとマルチプレイを融合させることを目指しているようです。オンラインならではの競争と協力を、ストーリーと共にオープンワールドに組み込む試みとなっています。

Rockstar Sandiegoのシニアプロデューサー、ジョシュ・ニードルマン氏は本作について下記のように述べています。

「当時、『RDR』のマルチプレイヤーは私達にとって挑戦的な試みでした。オープンワールドにおけるマルチプレイの可能性についてヒントをくれた初めてのゲームです。数々の都市は自分だけの自由なゲームプレイを生み出す場であるのと同時に、より多くの構造化されたゲームモード、すなわち外部と繋がるための活気あるロビーでもありました」

「『RDR2』ではこのアイデアを更に発展させ、これまでの数年間の間に学んだ全ての事と結合させていきます。『GTA オンライン』で作り出したオープンワールド内で本当に楽しく複合的な、競争と協力の体験。そして、マルチプレイにストーリーの要素を組み込みための方法なども組み合わされます」

『RDR』との違い

ジョシュ氏はまた、前作『RDR』のマルチプレイヤーにおける最大の問題として、リリースした全てのアップデートがプレイヤーを分断してしまったことを挙げています。

「この問題を避けるための発想は、『GTA オンライン』から得られました。我々はプレイヤーをつなげたまま、その体験を永続的に続けていかなければならないという考えに取り憑かれていました」

「これを乗り越えて、何度も試行錯誤を繰り返した結果、マルチプレイでロックスター流を体験してもらうための方法を見つけたように感じます。それはすなわち、個性・ゲームプレイ・スタイル・物語・多様性を結びつけることです」

「最初の強盗パックをGTA オンラインにリリースするまで、本当の意味でそれが始められていませんでした。今度は少しでも早くその状態になることを目指しつつも、今まで通りプレイヤーが楽しめることに耳を研ぎ澄ませながら進歩していきたいと思っています」

『GTA オンライン』との違い

では、逆に時代設定以外でシステム面の『GTA オンライン』との大きな違いは何なのでしょうか。記者の質問に対し、ジョシュ氏は最も大きな違いはゲームプレイのペースだと答えています。

「『GTA』では、プレイヤーは突っ走って、あるいは飛び越えて世界を駆け巡ります。一方で『RDR』の世界では、ペースの変化が全ての経験への没入感を向上させます」

「シングルプレイで体験するアーサー・モルガンのストーリーと同じように、プレイヤーにはオンラインプレイのキャラクターにもじっくりと馴染み、全てのアクティビティーがキャラクターや設定、そして時間にとって意味があるものであると感じて欲しいと思っています。ゲームプレイの瞬間瞬間ごとにおふざけやアクションシーンを堪能しつつ、寛ぎと1人のキャラクターとしての没入感を感じることが出来るでしょう」

『RDO』と『RDR2』は独立した作品

『RDO』と『RDR2』はそれぞれ独立した作品として扱われるようです。『RDO』と『RDR2』は何故同時にリリースされないのかという記者の質問に対し、Rockstar Northのデザインディレクターであるイムラン・サーウォー氏は『RDR2』のマルチプレイという観点から以下のように述べています。

「理由はいくつかあります。まず最初の理由としては、『RDR2』と『RDO』は同じゲームシステムやマップを使っているものの、本質的に別の作品として取り扱われます。それぞれが独立して成長し、進化していくことになります」

イムラン氏はRockstar Gamesがストーリーベースのシングルプレイゲームを愛して止まず、彼らの行う全ての土台になっていることを前置きした上で以下のように続けています。

「『RDR2』は膨大なボリュームのストーリーに基づいたゲームであり、プレイヤーがオンラインに触れる前に、その世界に没入してあらゆる事を体験してほしいと思っています。言うまでもなく、ストーリーを遊ぶことでゲームの操作やシステムに慣れることが、『RDO』に備える最高の方法です」

また、他の理由として、なるべくプレイヤーがスムーズにプレイできるようにするためであることも明かされています。

「この規模のオンラインゲームを開発したこれまでの経験を顧みると、ゲームのローンチ時には多少なりとも問題が発生します。そのため、徐々にゲームを展開するための時間を確保し、出来るだけスムーズに全てのプレイヤーにオンラインを体験してもらいたいと考えいます。シングルプレイとマルチプレイ両方で最高の体験を提供するためには、この方法こそが最良だと思っています」

詳細が待たれる『RDR2』と『RDO』

発売日まで約一月となり、徐々に情報が公開されているものの、まだまだ詳細は不明な『RDR2』。そしてオンラインサービスとして新たに公開された『RDO』。

『RDR2』において、Rockstar Gamesは要素同士の有機的な繋がりを非常に重視しているようです。独立したアクティビティがただ点々とあるわけではなく、プレイヤーのとった一つ一つの行動が世界に影響するような“本物の世界”にさらに近いオープンワールドを目指しているように感じられます。

一方で今回発表された『RDO』では、その世界とオンライン要素の融合を目指しているようで、オンラインはオンライン、オフラインはオフラインではなく、その先にある新たなマルチプレイの形を模索しているようです。いずれにせよ、ここまで培った経験を全て注ぎ込むと明言されている以上、否が応でも楽しみなってくるタイトル。これからのさらなる情報公開に期待しましょう。

『レッド・デッド・リデンプション2』 公式ゲームプレイ動画

『Red Dead Redemption 2(レッド・デッド・リデンプション 2)』は10月26日に発売予定で、対象プラットフォームはXbox One,PS4

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Source: Rockstar Official,IGN

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