『エーペックスレジェンズ』シーズン25全情報：ボセックが"爆弾アロー"に / パスファインダー強化 / アリーナ復活 / ランク・ラダーと新ダイブ軌道など

05/02/2025

AlainDrone

『エーペックスレジェンズ』シーズン25全情報：ボセックが爆弾アローにパスファインダー強化アリーナ復活ランク・ラダーと新ダイブ軌道など

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Respawn Entertainmentの『Apex Legends（エーペックスレジェンズ）』では、日本時間5月7日よりシーズン25「プロディジー」がスタートする。

この記事では、新機能とともに地上に戻る「ボセック」や、戦術のクールダウンが以前の仕様に戻るなど強化されるパスファインダー。ランクマッチに週末導入されるラダーとその報酬など、シーズン25の新コンテンツを紹介する。

CONTENTS

『APEX』シーズン25 新武器「ボセック2.0」

まさに『タイタンフォール』の二段ジャンプ！イケメン弓使い「スパロー」徹底解説 | エーペックスレジェンズ (S25) - EAA!!

（※以下、日本語名不明のものはすべて記事上の仮訳。性能はテストサーバー時点のもので、リリース版と詳細が異なる可能性がある）

ボセックが仕様変更されて地上アイテムに復活。アモ（矢）はボセック本体に40発分が最初から付属する形となり、個別に拾う必要はなくなる。新レジェンドのスパローでボセックを拾うと、デフォの矢が50発になる。

ボセックの矢は地上アイテムとしては出現しない。補充するには、マップのどこかに刺さっている矢を拾うか、デスボックスから入手する必要がある。マップ上の矢は、自分のものでも敵のものでも関係なく入手できる。

ベースダメージ
- 通常：胴体25/ヘッドショット40
- フルチャージ時：胴体55/ヘッドショット88
シャッターキャップは削除
アクセラレーターつき
サイト装着可能
ストック装着可能：後述する「金スナイパーストック」も装着可能

フラググレネードをチャージして「エクスプローシブアロー」に

フラググレネードを消費することで、ボセックをチャージ。「エクスプローシブアロー」にできるという新機能がついた。

これは、最大まで弓をひきしぼった状態で発射すると、矢に爆発効果がつくというものだ。矢が刺さった1.7秒後に爆発を起こし、25のダメージを与える。　

フラグ1つにつき、爆発矢が7発撃てる（スパローだと8発になる）。チャージ状態でも、爆発矢を発射しなければチャージは消費しない。チャージは爆発矢を使い切るまで永続し、時間経過で消えることはない。

ボセックがまるでランチャーのような操作感に変わる楽しい機能だが、最大までひきしぼらないと爆発効果がつかない点と、爆発まで1.7秒ラグがある点がポイント。つまり至近距離戦ででたらめに爆撃攻撃をする目的では使えないデザインになっている。あくまでも、狙った地点を着実に爆破するために用いる。

本来はマークスマン武器であり正確なスキルが求められるボセックだが、この新機能のおかげで「だいたい」の狙いでも爆風でダメージを出せるようになった。直撃させれば「矢のダメージ+爆発ダメージ+周囲に仲間がいれば巻き添えダメージ」が入るので、ハイスキルなプレイヤーにはさらにお得だ。

武器バランス調整予告

リードBRデザイナーのEric Canavese氏によると、シーズン25の武器調整は「遠距離用の武器を輝かせる」方針とのこと。

テコ入れされるボセックが注目武器だが、右も左もボセックばかりにならないように、スナイパーとマークスマンも全体的に強化することでバランスを取ることに。

一部の変更点を先行で紹介してもらった。全体は今後公開されるシーズンパッチノートにて。

トリプルテイクがケアパケ入り。ガンシールドジェネレーターつき
- ハボックが地上に戻る

ウィングマン強化。連射速度が向上し、レーザー装着可能に

P2020のマガジンサイズが減少（白9、青10、紫・金11に。アキンボして最大22発）

スナイパー各種に強化。手足へのダメージが増加。具対数の決定版はパッチノートで

スカルピアサー復活

金スナイパーストック追加
- 取り回し向上
- エイム時の揺れを大幅に減少
- リロード速度が最速に
- 武器を出しているときの移動速度ペナルティを削除

パスファインダー強化

戦術アビリティ：グラップリングフック
- 30秒固定のクールダウン時間が、可変式に戻る（10～30秒）

アップグレード
- ジップラインゼン：通電中のジップライン使用時のダメージ軽減が50％に戻る

要望の多かった、パスファインダーへの再調整が実施される。グラップリングのクールダウンの仕様と、ジップラインゼンが以前の仕様に戻ることに。

さらにアップグレードも見直され、「戦術かアルティメットのチャージを2にできる」という興味深い話も聞かせてもらった。

新レベル3アップグレード①（名称不明）
- アルティメットのチャージが2つになる
新レベル3アップグレード②（名称不明）
- 戦術アビリティのチャージが2つになる。代わりにクールダウンが固定式に戻る（秒数不明）

新アップグレード・レベル3は非常に興味深いが、テストサーバーではまだ変更が反映されておらず、検証できなかった。

レジェンドバランス調整予告

レジェンドデザイナーのJohn Larson氏によると、新レジェンドのスパローが大きな影響を及ぼすことが予想されるため、シーズン25開始時はレジェンドメタは大きく変えすぎないようにするとのこと。全体の詳細はシーズンパッチノートで公開。

先行して、一部の強すぎたクラスパークが弱体化されると聞かせてもらった。

アサルトのバトルサージ弱体化
- シールド破壊時のハイライト機能を削除
- ヘルスバー表示機能は3秒に短縮
- 移動速度の上昇効果はダッシュ中のみ適応される

スカーミッシャーのチャージノック弱体化
- ノックダウン時の戦術アビリティチャージ機能を削除
- （回復機能はそのまま）

そしてスパロー入りの新環境が固まってきたところで、ミッドシーズンにさらなるアップデートが予定されている。

3v3アリーナモード復刻

3v3で対戦する「アリーナ」モードが期間限定で復活。「3ラウンド先取で勝利」というだけのシンプルなルールになった。

アリーナ用のクラフト素材を通貨として使い、武器、装備品、軍需品、アビリティを購入していくというシステムは以前と同じだ。とはいえ、スパローなど新しめのレジェンドたちが追加され、アキンボ・ピストルなど仕様変更された武器も相まって、体験が変化していることが期待される。

他の変更点としては、地形とキャラの摩擦が低減し、よりスピーディーかつ直感的なキャラコンができるという。また、後半ラウンドでは特定の武器が値下げされるギミックが備わるとのこと。

1v1アリーナ「デュエル」も登場予定

シーズン中にはさらなる新モードとして、1v1で決闘する「アリーナ：デュエル」も登場予定。

デザインディレクターのEvan Nikolich氏によると、これは「制限時間5分内で、相手とのキル数を競う」ルールになるという。普段からバトロワでキャリーを任されてしまっているようなプレイヤーには、1人で存分に暴れ回るうってつけのチャンスだ。撃ち合いの練習にもなるだろう。

ランクアップデート：ラダーを導入、ダイブ軌道の報酬つき

通常のランクマッチに、ほとんどの週末で「ラダー」期間が導入されるようになる。これは「ランブル」のような期間限定のランキング（リーダーボード）機能だ。ランブルとは異なり通常ランクが中断されることはない。

ラダーが有効化されると、全プレイヤーが自動的に、スキルごとに分けられた100人分のラダーに組み込まれる。

ランクのルール自体は変わらないが、期間中のRPの獲得を通じてラダーを上下動していくしくみだ。ランブルと同じく、10試合分の成績を競い合う（RPが保護される降格猶予マッチの分はカウントされない）。

各スプリットが終了した時点でラダーのトップ10％に入っていたプレイヤーたちには、特別なランク報酬として新しいダイブ軌道が贈られる。このダイブ軌道のデザインカラーは自分が入ったラダーランクによって変わる。

ただし、このダイブ軌道を使用し続けるには、次のスプリットのラダーでもトップ10％に入り続けていなければならないというルールになっている。

ちなみに北米で「週末」と言っても、地域によって時差がある。プレイヤー・インベストメント・ディレクターのChris ‘C4’ Cleroux氏からうかがった話によると、どの地域のプレイヤーも金曜夜から日曜にかけてエーペックスをプレイできる十分な時間を確保できるよう、厳密には1週あたり3日分ほどのラダー期間を想定しているという。さらにプレイヤーフィードバックにもとづき、このラダー期間は調整していく可能性がある。