5月7日より始まる『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』最新アップデート、シーズン25「プロディジー」に先がけて、Respawn Entertainmentは変更内容を記載したパッチノートを公開した。
先行プレイ時点で公開されていた情報に加え、さまざまなレジェンドや武器にバランス調整を実施。チート、マッチメイキング、オーディオなど、ゲームの基盤に関する問題も引き続き改善されている。
『APEX』シーズン25"プロディジー"パッチノート

(不具合修正などを含めた全体は公式パッチノート参照。記事上の都合で表現を変えている箇所あり)
- チート対策さらに強化
- ゲーム内でのチート検出、自動チート検出、サードパーティソリューションなど、さまざまな取り組みを通じて、改善を繰り返してきた
- チーミング対策も継続中。主にランクマッチでの悪質な行為に対し、ポジティブな影響を与え続けている
- 特定のデバイスを自動化させて行われている、ボットの活動に対する取り組みも強化。悪質なボットによる活動は既に減少していることが見込まれる
- オーディオ問題を検知する新システム
- PC版プレイヤーに生じるオーディオ関連の問題について、開発側で診断する方法を改善できる新システムを実装
- 今後は、よく見られるオーディオの問題(足音のオーディオイベントが過度に削除されるなど)を、マッチ全体を通じて監視していく
- 異常なほど多くのオーディオ問題が検知された場合、マッチ中にオーディオエンジンが行ったすべての機能を含む詳細なレポートをアップロードするオプションを、そのプレイヤーに提供する場合がある(下画像)
- この診断情報の範囲はオーディオシステムに限定されており、アップロードされたデータは完全に匿名となる。録音は純粋にゲーム関連の音声であり、ボイスチャットや、個人を特定できるような情報は含まれない

- マッチメイキングの改善
- プレイヤー人口の管理機能:プレイヤーを、人口の多い地域に自動的に統合するシステム改善を実施。よりスキルの近いプレイヤー同士でのマッチメイキングを可能にした。異なるプラットフォーム、地域、時間帯も考慮する
- ランクリセット:シーズン25開始時のランクとティアは、シーズン24終了時の獲得RPではなく、追跡したスキル値に基づいて決定する。これにより、しばらくプレイしていなかったプレイヤーでも、似たようなスキルのプレイヤー同士で同じグループ入る。ランク戦を初めてプレイするプレイヤーは、これまでのApexでのパフォーマンスに応じて最初の順位が与えられる
- 高ランク帯のキュータイム増加:マッチメイキング調整の一環として、プラチナ、ダイアモンド、マスター(プレデターを含む)のプレイヤーは、RP値が近い相手を見つけるまでの時間が少し長くなることが見込まれる
新レジェンド:スパロー
リコン・クラスの新レジェンド。各アビリティの仕様はこちらの動画で解説。
レジェンドバランス調整
- アサルトクラス(弱体化)
- バトルサージ
- シールドが割れた際のスキャンを削除
- 体力バーが3秒間持続するようになった(以前は4秒)
- 移動速度ブーストは、バトルサージ有効化中にダッシュしている間のみ適用されるようになった
- バトルサージ
開発者ノート「アサルトレジェンドはテイクオーバーを通じても人気と力を維持していました。このクラスは多くのユーティリティを持っており、特にシールドが割れた際のスキャンは、スパローが強力なスキャン能力をもたらす今シーズンにおいては、少し強力すぎるように感じられました」
- スカーミッシャークラス(弱体化)
- チャージノック: ノックダウン時に溜まる戦術アビリティのチャージを削除
開発者ノート「スカーミッシャーがノック時の体力回復を活用して積極的にプレイすることには満足していましたが、追加の戦術チャージは結果にばらつきがあることに気付きました。一部のレジェンドにとってはあまり役に立たず、他のレジェンドにとっては追加チャージが与えられるアップグレードの邪魔となっていました。最終的に、これはクラスパークではなく、パスファインダーの新しいレベル3アップグレードのように、アップグレードツリーにあった方が良いと感じました」
- アッシュ(弱体化)
- 捕食者の追跡:デスボックスのミニマップの場所とシグナル送信を削除
- 以前のホットフィックス
- アルティメットの最大移動時間を1.4秒から2.5秒に増加
- アルティメットの最小移動時間を0.3秒から0.5秒に増加
開発者ノート「プレイヤーがアッシュを楽しんでいただいているようで嬉しいです。彼女のキットのうち、プレイヤーが気に入っている部分を削除せずにバランス調整をしたいと考えています。捕食者の追跡は、新しいダッシュのパッシブがあるため冗長に感じられ、スパローと競合するもう一つの情報収集手段となっています」
- コンジット(強化)(以前のホットフィックス)
- 1ティックあたりの戦術アビリティの体力自動回復を3から4に増加
- ミラージュ(強化)(以前のホットフィックス)
- アルティメット中に作成されるデコイの数を5から6に増加
- パスファインダー(強化)
- グラップリングフック:クールダウンを30秒から、移動距離に応じて10秒から30秒の範囲で変動するように変更
- ジップラインガン
- アップグレード「ジップラインゼン」をベース機能に統合
- ダメージ軽減率を25%から50%に引き上げ
- アップグレード「ジップラインゼン」をベース機能に統合
- アップグレード:レベル3
- フィーリングジッピー:2つ目のジップラインガンチャージを獲得する(「ジップラインゼン」と入れ替え)
- グラップルゴッド: 2つ目のグラップリングフックチャージを獲得する(「グラップルクールダウン+」と入れ替え)
開発者ノート「『僕を覚えておいて。君を殺すことになるかもしれないパスファインダーだ』」
- シア(強化)(以前のホットフィックス)
- 戦術アビリティがターゲットに命中するまでの時間を1.4秒から0.8秒に短縮
- 戦術アビリティが終了するまでの時間を1.0秒から0.9秒に短縮
ゴールド武器ローテーション
- ボセックコンパウンドボウ
- ヘムロック
- ロングボウ
- マスティフ
- ウィングマン
武器バランス調整
アサルトライフル
- ハボックライフル(弱体化) [フロアアイテム]
- ダメージが21から19に減少
- 腰だめ発射の拡散率を増加
- リコイルを増加
- セレクトファイアを削除
- ヘムロックバーストAR(強化)(以前のホットフィックス)
- ヘッドショットダメージが2増加
- マガジンサイズが増加
- ベースが18から21に増加
- 白が21から23に増加
- 青が24から27に増加
LMG
- ディヴォーションLMG(強化)
- 新パーク:紫ティアのバレル、ストック、マガジンを装備するとディヴォーションがターボチャージされ、スピンアップ時間を短縮
- 高ティアバレルのスケーリングを改善
- 青:安定性と反動制御が向上(以前の紫と同等)
- 紫:高度な安定性と反動制御
- 高ティアストックでのスケーリングを改善
- 青:取り回しの改善とリロード速度の向上(以前の紫と同等)
- 紫:高度な取り回しとリロード速度
- 紫のマガジンの装弾数を48から52に増加
開発者ノート「現在のメタではディヴォーションが少し扱いづらく、遅すぎると感じていたため、アタッチメントとのスケーリング(※付与されるボーナス効果の大きさのこと)を大きく変更しました。以前からあったゲーム終盤の力強さを引き続き実感できるはずです。ターボチャージャー機能を完全装備のディヴォーションに加えることで、アイテムハントがこれまで以上にエキサイティングでやりがいのあるものになりました」
- L-スターEMG(弱体化)(以前のホットフィックス)
- 反動パターンにおける垂直方向と水平方向の動きを増加
- 発射体のサイズを大幅に縮小
マークスマン
- ボセックコンパウンドボウ(強化) [フロアアイテム]
- スナイパーアーセナルでも発見可能
- スナイパーストックを装着可能なアタッチメントとして追加
- ケアパッケージ武器と似た仕様で、専用の40本のアローを使用する
- 環境に放たれたアローを回収して補充できる
- プレイヤーに放たれたアローはデスボックスの上から最大4本まで回収できる
- アローは地上アイテムとしては見つからない
- 最大チャージダメージを75から55に減少
- 発射速度が減少
- シャッターキャップを削除
- フラググレネードを使ってボセックにエネルギーを与え、エクスプローシブアローを使用可能
- エクスプローシブアローを放つには、弓を完全に引く必要がある
- エクスプローシブアローは、環境やプレイヤーに突き刺さる
- エクスプローシブアローの命中ダメージを40に減少(ヘッドショット:64)
- エクスプローシブアローは半径5mの範囲で爆発し、2秒後に25の追加ダメージを与える
- トリプルテイク [ケアパッケージ]
- 弾丸1発あたりのダメージを22から23に増加
- 発射速度が上昇
- チョーク速度が大幅に増加
- ガンシールドジェネレーターを追加
ピストル
- P2020(弱体化)
- 以前のホットフィックス:ダメージを25から24に減少
- マガジンの装弾数が全ティアで減少:
- ベース:10から8に減少
- 白:11から9に減少
- 青:12から10に減少
- 紫/ゴールド:14から11に減少
- ウィングマン(強化)
- 連射速度がわずかに増加
- レーザーサイトを装着可能アタッチメントに追加
ショットガン
- EVA-8(仕様調整)
- ベースと全ティアのボルトの連射速度が大幅に向上
- 1ペレットあたりのダメージが8から6に減少
開発者ノート「EVA-8は最近、特に強力なサブ武器となっていますが、単にダメージを弱体化するのではなく、この機会に高速射撃オートショットガンという立ち位置に再調整したいと考えました。そこで、ダメージプロフィールを見直し、ダメージを抑えた速射式の武器に変えました」
SMG
- すべてのSMG(強化)(以前のホットフィックス)
- ヘッドショットダメージが1増加
- ボルトSMG(強化)(以前のホットフィックス)
- 腰だめ撃ちの値を他のSMGに寄せるように改善
スナイパー
- チャージライフル(強化)
- 手足へのダメージを0.7から0.9に増加
- (※原文ママだがおそらく「ダメージ倍率」のこと。以下同)
- ロングボウ(強化)
- 手足へのダメージを0.7から0.8に増加
- センチネル(強化)
- 手足へのダメージを0.7から0.9に増加
開発者ノート「スナイパーの手足へのダメージに対する最近の弱体化は、少し厳しすぎると感じました。長距離射撃を命中させると満足感が得られるはずです。そのため、スナイパーがより安定して有用だと感じられるよう、手足へのダメージを引き上げます」
弾薬とアタッチメントのバランス調整
- ゴールドスナイパーストック
- 新しいストックティアを追加: すべてのスナイパーとマークスマン武器で使用可能
- ゴールドスナイパーストック付きの武器を構えている間、移動ペナルティなし
- スナイパーストック
- マークスマンのみの変更
- 全レベルでエイムの出入り速度ボーナスを改善
- 全レベルで武器の上げ・下げ速度ボーナスを改善
- マークスマンのみの変更
- ホップアップ
- ブーステッドローダー:拾えるアイテムから削除
- スカルピアサー:拾えるアイテムへ。30-30リピーター、ロングボウ、ウィングマンで装備可能
- ガンシールドジェネレーター
- ディヴォーションとL-スターでは使用不可
- ヘムロックで使用可能
- アクセラレーター
- P2020、ボルト、ウィングマンから削除
- ボセックコンパウンドボウ、ディヴォーション、マスティフ、センチネルに追加
- 以前のホットフィックス:ノックとアシストによるアルティメットチャージを30%から20%に減少
「デス・バイ・デザイン」イベント

- 「デス・バイ・デザイン」イベント
- 現地時間5月6日から6月24日まで開催。期間限定コスメティックアイテムの入手チャンス
- マイルストーン形式で、対象の限定アイテムを集めていくとボーナス報酬を獲得できる
- ローンチチャレンジに挑戦し、「デス・バイ・デザイン」パック2個や、さらに多くの報酬が手に入る
- すべてのアイテムは「デス・バイ・デザイン」パックから入手可能。パスファインダー用の「BELVAブルーザー」とG7スカウト用のレジェンダリー「クレステッド・バンガード」をアンロックするチャンスも
- 「デス・バイ・デザイン」1パックには、1つのコレクションアイテム(複数のパック間で重複は発生しない)と2つの標準アイテムが含まれる
ストアアップデート
- 過去のバトルパス・スキンがエキゾチックショップに
- 近日より、シーズン11から21までのレベル100バトルパス進化型スキンが、エキゾチックショップでエキゾチックシャードを通して入手可能になる。人気の高いR-99、ヘムロック、スピットファイアなども含まれる
- 過去のスキン入手チャンス拡大
- レジェンドロッカーも拡張され過去のシーズンからアップヒーバルに至るまでのお気に入りのレジェンドスキンや武器スキンが手に入る。お目当てのスキンがどこかのライブオファーでフィーチャーされていると、ロッカーで通知される
- 新機能「レジェンド選択アニメーション」
- レジェンドメニューに「アニメーション」タブを追加。今後登場するレジェンド選択アニメーションを、対象のレジェンドスキンに装備できるようになる
Source: Apex Legends Official
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コメント
コメント一覧 (4件)
嬉しい☺️
ワットソンほんとになんか下さい
ネメシス弱体化しろ
黙れ🤬