ブリザード・エンターテイメントは、PC版『Overwatch(オーバーウォッチ)』のPTR(パブリックテスト環境)へ最新パッチを配信。予告していたとおり、使用率の極端に低いヒーロー“シンメトラ”を救済するため大きな変更を加えたアップデートのパッチノートを公開しました。
新生シンメトラは『オーバーウォッチ』初の2種類のアルティメットを持つヒーローとなり、メイン武器を始めほぼすべてのアビリティが変更となっています。
アップデート全般
- ソンブラ : "Boop"のアンロック可能な新ボイスラインを追加
- カスタムゲームで1 vs 1のミステリー・ヒーローと3 vs 3のエリミネーションモードが選択可能になった(アーケード)
- 試合終了後もチームメイトとグループの状態が維持される「Stay as Team」機能を追加
ヒーローバランスのアップデート
シンメトラ
新アビリティ
- フォトン・バリア(新アビリティ)
- 彼女の既存アビリティ「フォトン・シールド(25のシールドを付与)」から置き換え
- 移動しながら敵の攻撃を防げる大きなエネルギーバリアを前方に張る
- シールド・ジェネレーター(新アルティメットアビリティ)
- シンメトラのアルティメットアビリティは既存の「テレポーター」と新たな「シールド・ジェネレーター」から選択可能になった
- 範囲内のすべての味方へシールドを付与するデバイスを設置。壁やバリアなどの障害物は関係なく範囲内なら有効
フォトン・プロジェクター(メイン武器)
- レンジ(有効範囲)を5mから7mへ延長
セントリー・タレット
- 持ち歩けるタレット数を3から6に増加(3+3ではなくなり、素早く設置可能になった)
- クールダウン時間を12秒から10秒へ短縮
テレポーター
- HP(ヘルス)が200から50に減少
- シールドが0から350に増加
※ヘルスとシールド、アーマーの違いはこちら
フォトン・シールド(廃止)
- 新アビリティの「フォトン・バリア」へ置き換え
開発者コメント : シンメトラの変更では2つの大きな問題に取り組みたかった。1つは彼女が十分にアクティブには感じられない点で、もう1つはテレポートのせいでマップやゲームモードによって弱く感じられた点だ。
1つ目の問題に対処するため、受動的な「フォトン・シールド」を削除し、よりアクティブなアビリティーである「フォトン・バリア」を追加した。これにより、シンメトラはアクティブにダメージをブロック出来るようになり、攻撃時には突撃をリードし、防衛時には敵の突撃をブロックすることが可能になった。
2つ目の問題に対しては、例えばアサルトマップの防衛側だと、最初のキャプチャーポイントを防衛するために彼女を使い、ポイントを失うとすぐに変更するといった形で、プレイヤーがテレポーターが有功ではないと悟ると、別のヒーローにたびたびスイッチしてしまっていることに気付いた。より多くの状況で「シンメトラ」有功であると感じられるように、テレポーターとは別の選択肢を追加した。「シールド・ジェネレーター」は敵にとってはテレポーターと同じくらい脅威となり、テレポーターよりも多くの状況で有功なアビリティーとなっている。
セントリー・タレットの変更は、シンメトラがより早くタレット群を構築できるようにするための変更で、全てのタレットが破壊された後でも、次の攻撃が始まるまでにより簡単にタレットを再構築できるようになっている。
フォトン・プロジェクターの射程増加は、強力なチャージをさらに簡単に貯めてキープできるようにするための変更となっている。
ザリア
パーティクル・バリア / バリア・ショット
- バリアとターゲットの両方にダメージを与える攻撃(ラインハルトのファイア・ストライクやハンゾーの龍撃波など)が、バリアに対して2重のダメージを与えないように変更
以上です。ピックするだけで味方に「ふざけるな」「試合負けるわ」と罵られ、使用率も極端に低かったシンメトラ。この大規模な変更で、彼女はやっと日の目を見ることができるのでしょうか。
- オーバーウォッチ: ブリザードが「トロールピック(ふざけたピック)」認定されるヒーローの救済に言及(トールビョーン・シンメトラなど)
- オーバーウォッチ:使用時間が極端に低い“シンメトラ”、11月中に大幅変更か
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Source: playoverwatch.com
コメント
コメント一覧 (8件)
なんか服がセミっぽい、セミントラ
神メトラ
ps4はよこいや(=゚ω゚)ノ
タレットの威力は戻さないのか
使おう
つよそう
真メトラきたか
し…新メトラ…