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『CoD:BO6』正式リリース版の変更点をチェック:武器バランスや移動システム、装備品、マップ、スポーンなどに多くの調整・改善予定

『CoDBO6』正式リリース版の変更点をチェック:武器バランスや移動システム、装備品、マップ、スポーンなどに多くの調整・改善予定
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CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』ではベータテストが無事終了。開発を手がけるTreyarch(トレイアーク)は、ベータで得られたデータをもとに、正式リリース時に予定している変更点をコミュニティに共有した。

今回の解説は、武器、移動、マップ、スポーン、ゲームパフォーマンス、さらに装備品やウィナーズサークルなどの個別の機能といった、あらゆるポイントに着目したもの。より良いマルチプレイヤー体験が期待できる内容となっている。

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『BO6』正式リリースに向けた変更点

ベータを経て10月25日に正式リリース

約2週間にわたって開催された『BO6』のベータは好評に終わり、プレイヤー数など4つの点で歴代新記録を更新した

とはいえ不具合や要望が多かったのも事実だ。ベータで得られた膨大なデータやフィードバックをもとに、メインの開発スタジオであるTreyarchは正式リリースに向けたさらなる改善を予定している。

武器のバランスと改善

ヘッドショットダメージに調整

『BO6』の武器には、身体部位ごとのダメージ倍率が設定されていない。たとえば4発キルできる武器は、ボディでも手でも、身体のどこに当てても4発キルとなる(距離による減衰はかかる)。

ヘッドショットダメージ倍率についても、「ない」または「非常に小さい」と言われていた。その代わり、「CHF バレル」などのアタッチメントで与ダメージを調整していく方式だ。

Treyarchも、少なくともヘッドショットダメージが小さい仕様である点は認めている。それがゲームにもたらす影響と今後の予定について、以下のように説明している。

「よく見られたフィードバックは、『ヘッドショットダメージが小さいので、スキルのあるプレイがもたらす影響が小さくなり、特定の強ポジションに挑戦することが難しくなっている』というものでした。私たちはこうした指摘に同意しています。交戦中に複数のヘッドショットを決めたプレイヤーが報酬を得られるよう、多くの武器の調整に取り組んでいます」

「とはいえ、ヒットした部位のダメージ倍率が『BO6』におけるキルタイムの一貫性に大きな影響を与えることは望んでいません。リリースからその後にわたり、ヘッドショットの有効性をチェックし続ける予定です」

弾丸の貫通に修正

木製の壁など一部の場所では弾丸が貫通するしくみだが、ベータでは貫通するとなぜかダメージが激増するという不具合も報告されていた。

リリース版に向けた改善では、貫通した弾があまりにも大きなダメージを出すような極端なケースは少なくなるとのこと。逆に「スカッド」のレーダーアンテナに陣取っていたスナイパーのように、期待した通りに弾が貫通しないというケースも少なくなる。

さらに具体的な武器調整(一部)

  • スナイパーライフルのADSの滑らかさを改善
  • ダッシュやタクティカルダッシュをしながら、武器を切り替える際の滑らかさを改善
  • しゃがみ状態に移行している時の武器モーションを低減
  • サブマシンガンが他の武器種と比べてオーバーパワーにならないように、ショットガンの地位をやや引き上げ、他の全武器も調整の対象に
    • すべての変更点はリリース時のパッチノートに記載予定

移動システムに関するアップデート

『BO6』の見所の1つは、「オムニムーブメント」を使った新時代のキャラコンが可能であること。あらゆる方向にダッシュやダイブをすることで、『MW3』では見られなかった豪快な撃ち合いシーンがSNSで話題になった。

開発チームは現在、この移動システムの滑らかさをさらに向上中。また、個々のプレイスタイルに合わせてダッシュ時の挙動を調整できるようなアップデートに取り組んでいるとのこと。

  • 全体的なアニメーションの滑らかさと忠実度を引き続き改善
    • 三人称視点での、スライディング、ダイブ、ジャンプ、あお向けのアニメーションの忠実度に、いくつか要改善点を発見。自分が一人称視点で見ているものが、他人が三人称視点で見ているものを表すようにし、没入感と予測のしやすさを保持する
  • 予測のしやすさと滑らかさを改善するため、スライディングに調整
    • ベータ・ウィークエンド2では、スライディング時にあお向け姿勢になるまでの時間を増加させた。しかしフィードバックを受け、この時間を短縮し、ベータ・ウィークエンド1とウィークエンド2の中間くらいの、ほどよい位置に調整
    • ダッシュ後にスライディングするまでの最短時間を短縮。スライディングしようとしてしゃがみ状態になってしまう、いわゆる「デッドスライディング」を防ぐ
    • スライディングの最長継続時間をやや短縮
  • インテリジェント・ムープメントへのアップデート
    • 状況に応じて自動的にダッシュが始まったり、オブジェクトへの乗り上がりなどができる「インテリジェント・ムーブメント」機能について。まずインテリジェント・ムーブメントは、設定メニューの「コントローラーまたはキーボード&マウス」にある移動設定のタブで変更できる点を留意。項目はダッシュ、乗り上がり、しゃがみのアシストにそれぞれ分かれている。基本の移動動作や、オムニムーブメントに必要な入力回数を大きく減らしていくことで、自分の体験にうまく合わせられるようになっている
    • ベータでは「乗り上がり」のアシスト設定に不具合を発見。各方向への乗り上がりが広範に調整できるようになっていた。この点は解消されており、期待した通りの挙動をする見込み

機能やルール、装備品などその他の変更点

以下はリリース時に予定している変更の一部。全体はパッチノートに掲載予定。

ウィナーズサークル

  • ウィナーズサークルの全体時間を短縮
  • エモートの乱発を削減へ。ウィナーズサークルのプレイヤーたちは、1つのエモートしか使えなくなる
  • エモートメニューをシンプルにし、ウィナーズサークルとゲーム内でより簡単にエモートを出せるように
  • 忠実度とライティングを改善

キルカウンター

  • HUDにキルカウンターを追加。核メダルや核スコアストリークも含め、死なずにキルした回数にもとづくメダルの進行状況を追跡する

カメラの動き

  • ダッシュ、タクティカルダッシュ、スライディングでのカメラの動きを全体的に低減

キルオーダーの変更

  • 「HVTでキル」のチームスコアを3に増加
  • 「HVT生存」のスコアを20に低下
  • スコア上限を150に増加
  • HVTが、倒された際にピストルをドロップしなくなる
  • HVTに選ばれた際の通知を改善

スリーパーエージェント

  • 「スリーパーエージェント起動中にキルすると、追加の時間を獲得」という点を削除

装備品

  • スティムはデフォルトで、インベントリ型からクールダウン型に変更
  • クォーターマスター(ストラテジスト)PERKのクールダウンを短縮
  • ラウンド開始時、コンバットアックスが致命的ダメージを与えない不具合を解消。対戦のはじめにマップを飛び越えて命中させられないなら、それはブラックオプスではない!

PERK

  • アサシン(エンフォーサー)とプロボクサー(エンフォーサー)をPERK1からPERK2に移動
  • デクスタリティ(エンフォーサー)とガンホー(エンフォーサー)をPERK2からPERK1に移動

RC-XDの操作性

  • デフォルトではクラシックなブラックオプス画面で操作するようにアップデート。アクセルとブレーキの切り替えオプションあり
  • コントローラーでの起爆ボタンはR2からR1に変更し、うっかりミスが生じないようにした

残り8マップのTACマップ公開

ベータではマップの大きさについても議論になった。小さいマップが多すぎるのではないかという懸念も見られたが、結論としては「コアマップは中サイズが最多数」であることが判明している。

  • コア中型マップ(8種)
    • Vault(ヴォルト)
    • プロトコル
    • Lowtown(ロータウン)
    • Red Card(レッドカード)
    • Vorkuta(ヴォルクタ)
    • スカイライン
    • リワインド
    • スカッド
  • コア小型マップ(4種)
    • Subsonic(サブソニック)
    • Payback(ペイバック)
    • バビロン
    • ディレリクト
  • ストライクマップ(4種、ガンファイトなどミニモードで使われるマップ)
    • Warhead(ウォーヘッド)
    • ピット
    • ガーラ
    • ステイクアウト

16マップのうち、リリース時に初登場となる残り8マップのTACマップも公開。上から見たときどのような構造になっているのかが確認できる(画像は開発中のもの)。

eスポーツ競技シーンCDLや、シーズン1で登場するランクプレイでも、これらマルチ用マップから競技用マッププールが編成される。詳細は今後発表。

なおベータでプレイできたマップを含め、複数のマップにおける遮蔽物の配置変更について評価中。詳細はリリースが近づいた頃に共有される。

スポーンシステムさらに改善

ベータ時によく報告された、スポーン/リスポーン位置の不具合についても引き続き改善中。オープンベータを開催する意義は、まさにこうしたスポーンシステムに関わるデータを収集することにあった。

2週間分のデータが得られたことで、開発側は既にスポーン・ロジックの調整と不具合の解消に向けて大きく前進しているとのこと。リリース後もスポーンシステムは常に評価し、必要なアップデートを実施していく。

ゲームパフォーマンス改善

ベータを通じて、ゲーム内のパフォーマンスに影響を与えるいくつかのエリアの特定に成功。一般的なスクリプト・エラーの解決、ゲーム内ユーザー・インターフェースに関する不具合への対処、アセット・ストリーミングの全体的な改善や修正など、パフォーマンスの改善に向けた前進が見られている。

「スムーズなゲームパフォーマンスは、プレイヤー体験において最も重要なものです。ベータの終了後、我々はゲーム内の『ヒッチング(カクつき)』の出所を突き止め、大規模な修正を加えることができました。リリースとその後のライブ・シーズンに向けて全体的なパフォーマンスを向上させるため、引き続きあらゆる分野の専門家と協力していきます」

Source: CoD Official

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 全然3レーンマップじゃないじゃん
    ゲームエンジンもMWだしSG強化で武器バランスもMW
    頭インフィニティワードかよブラックオプスブランドは完全に死んだな

  • やっぱりマップどれも小さすぎワロタ
    LMGくんは壁貫きが慰めにもなるけど
    あの長い棒は誰が使うんや

  • ヘッドショットの調整はまぁ大変よなぁ。
    PADよりにすると弱くしないといけないし、キーマウ重視にすると強くしないといけないから間取り持つの大変だろう アシストがあるとHSの難易度上がる訳だし

  • SG強化ほんま草
    またSMGがいらない子になっちゃうね

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