Logitech(日本ではロジクール)が、現在ドイツで開催されているLogitech Gのゲーマーとクリエイター向けイベント”Logi Play”にて、Xbox Cloud GamingやGeForce Nowといったクラウドゲームに特化したAndroidベースの携帯ゲーム機「G CLOUD Gaming Handheld」を発表しました。
クラウドゲーム特化のゲーム機
海外で10月17日に発売される新しい小型ゲーム機「G CLOUD Gaming Handheld」は、Google Play、Xbox Cloud Gaming、GeForce Now、STEAM LINKに対応。PCゲームとスマホゲームが楽しめることになり、各社が提供しているサブスクリプションサービスやクラウドサービスを利用すれば、Wi-Fiにつながる環境ならいつでもどこでも最新ゲームを高画質でお手軽にプレイできるクラウドゲーム特化のゲーミングデバイスです。
一方で5GサービスやLTEサービスといった通信機能は搭載されていないので、ライバルとなるNintendo Switchや日本でのローンチも決定したSteam Deckとは違い、Wi-Fi環境が必須のゲーム機ともなっています。 クラウドゲーム特化らしいある意味での思い切りのいいゲーム機とも言えます。
G CLOUD Gaming Handheldのスペック
G CLOUD Gaming Handheldのサイズは長さ256.84mm、幅117.21mm、高さが32.95mmで、10インチのフルHD 1920x1080 60hz IPSタッチスクリーン液晶を搭載。 設計にはMicrosoftが協力していることもあり、アナログスティックとボタンがXboxコントローラーと同じ配置になっています。
内部にはクアルコムのSnapdragon 720Gプロセッサーと4GBのLPDDR4Xを採用し、内蔵フラッシュストレージは64GBとなっています。 バッテリーは、12時間以上駆動する6000mAhを搭載。
総重量は463グラムとなっており、Nintendo Switchが322グラムなので比較すると約141グラム重いものの、Steam Deckの669グラムと比べると約206グラム軽くなっています。
G CLOUD Gaming Handheldのソフトウェアの設計にはテンセント、Microsoft、Nvidiaがそれぞれ協力しており、Androidも搭載しているのでAndroidタブレットとしてGoogle ChromeやYouTubeといったAndroidアプリの使用も可能となっています。
記事執筆時点では、Logitechはアメリカとカナダで10月17日からLogitech G公式サイト、Amazon.com、BestBuyで販売を開始予定。 通常販売価格は349.99アメリカドル(約50,424円)ですが、公式サイトにてアーリーアダプター向けに数量限定で50ドル引きの299,99ドルで先行予約を受け付けています。
日本でのリリース予定については、ロジクールからの発表があり次第あらためて記事をお届けしますのでチェックをお忘れなく!
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Logitech G
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