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『レインボーシックス シージ』Y9S3"オペレーション・ツインシェルズ":2体のロボを遠隔操作する新オペレーターSKOPOS徹底解説

『レインボーシックス シージ』Y9S3"オペレーション・ツインシェルズ":2体のロボを遠隔操作する新オペレーターSKOPOS徹底解説
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Ubisoft(ユービーアイソフト)は『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の次回大型アップデート、イヤー9シーズン3「Operation TWIN SHELLS(オペレーション・ツインシェルズ)」の全情報を公開した。

この記事では新コンテンツの目玉、防衛側の新オペレーターSkopos(スコポス)について解説。車椅子に乗ったレインボーの大ベテランで、作戦の現場では「V10パンテオン・シェル」というロボットたちを遠隔操作して戦う。

CONTENTS

『R6S』Y9S3新オペレーターSkopos

一人二役!! 2体の人型ロボットを操縦する新防衛オペレーター”スコポス(SKOPÓS)” 徹底解説 | レインボーシックス シージ Y9S3 オペレーション・ツインシェルズ
車椅子の女性がSkopos。戦闘を行うのは2体のロボット「V10パンテオン・シェル」

Y9シーズン3の新オペレーターはギリシャ出身のSkopos(公式には"Skopόs"と表記)。Doc(ドク)のウルフガードに所属し、防衛側チームに加わる。

彼女の本名はクレ・ガラノス。レインボーシックス・シリーズの過去作である『レインボーシックス ローグスピア』、『レインボーシックス3 レイブンシールド』に登場した人物だ。一線を退いた後も機械工学を学び、自ら「シェル」を開発。伝説的なオペレーターとして、再びレインボーに現役復帰を果たす。

  • 専門分野:インテル/サポート
  • 難易度:2
  • スピード:2
  • 体力:2
  • 固有ガジェット:V10パンテオン・シェル

Skoposのスピード、体力設定は、彼女が操作する2体のロボット「パンテオン・シェル」のもの。ロードアウトもこのロボットたちが使用する。

Skoposのロードアウト、新武器PCX-33が登場

Skoposのロードアウト
  • メイン武器:PCX-33 [新武器]
  • サブ武器:P229
  • サブガジェット
    • インパクトグレネード
    • 感知アラーム

メイン武器は新アサルトライフル・PCX-33のみ。倍率サイトはナシ。バレル全種、グリップ全種、レーザーサイトにアクセス可能。サブ武器もハンドガンのP229のみ。

PCX-33はベースダメージ36、連射速度は745rpm。キルタイムは以下。

  • アーマー1(100HP):0.161/3発キル
  • アーマー2(110HP):0.242/4発キル
  • アーマー3(125HP):0.242/4発キル

アーマー1へのキルタイムは0.161秒。これは416-C CARBINEやAR33に匹敵する。しかしアーマー2およびアーマー3に対しては0.242秒。アサルトライフルとしては遅めで、むしろサブマシンガンのような与ダメージだ(参考:Steamコミュニティ)。

キルタイム比較で最も似ているのは、Kapkan(カプカン)らのサブマシンガン9x19VSN(アーマー1=0.160、アーマー2+3=0.240)。つまりPCX-33は、アサルトライフルの反動設定とサブマシンガンのダメージ・プロフィールをあわせ持った武器と解釈できそうだ。

メイン武器もサブ武器も1種類のみなのは、新オペレーターとしては非常に大胆な構成だ。そのプレイスタイルの真髄は、固有ガジェットの「V10パンテオン・シェル」にある。

固有ガジェット:V10パンテオン・シェル

車椅子のSkoposではなく、ロボットが出動してくる

SkoposはDeimos(デイモス)に絡んだ過去の事件により、現在は車椅子で生活している。そのためSkopos本人は対戦には参加せず、ラウンド中は2体の人型ロボット「コロッサス」と「タロス」をどこかから遠隔操作するという設定。この2体を「V10パンテオン・シェル」と呼ぶ。

いわば「固有ガジェット=オペレーター」という、非常に特殊な新オペレーターだ。

対戦開始時。自分はコロッサスとしてスポーン。近くにタロスもスポーン

具体的にしくみをチェックしていこう。Skoposをピックして対戦を開始すると、プレイヤーはコロッサスというロボットとしてスポーンする。すぐ傍には、もう一体のロボットであるタロスがアイドル状態でスポーンする。

(アイドル状態=シールドを展開して静止している状態)

アイドル状態のタロスは、カメラのついた展開型シールドのように機能。カメラ画面にはチームメイトもアクセスできる。

カメラツールでタロスの視点に切り替えられる

タロスの視点に切り替えて「移行」コマンドを実行すると、コロッサスとタロスのアクティブ/アイドル状態が入れ替わる。

画像の場合、移行するとコロッサスはシールドを出してアイドル状態になる。代わりに自分はタロスとなって銃を構え、自由に動きまわれる。移行に必要な時間はアニメーション含めて3秒ほど。

「移行」キーで入れ換え。今度は自分がタロスになり、コロッサスはアイドル状態に
同じ要領でタロス→コロッサスへいつでも移行できる

Skoposは、ロボットを2か所に配置できるユニークなオペレーターだ。ロボット間の移行は、いつでも何度でもできる。

ただし場所の制限はあり、変形してシールドを置くのに十分な空間がないところでは「移行」コマンドが出せない。

「2つの体を切り替えられる」点を、新しい作戦に落とし込もう

アイドル状態のときに出現するシールドは防弾仕様。シールドとロボットの部分は独立しており、シールドを壊しても、ロボット本体は別途で破壊する必要がある。シールドの透明部分は殴って無効化可能。

アイドル状態に展開するシールド
透明な面を殴って視界を塞げる
ハンマーや爆発物でシールドを破壊しても、ロボ本体は一応残る

仕様が特殊? コロッサス&タロスの注意点

回復不可能、ダウンしないなど、特殊な仕様がある

コロッサスとタロスはロボットであり、2体で1つのパンテオン・シェル。特殊な設定であるため、ゲーム面での仕様も複雑なのが難点だ。以下でチェックしておこう。

  • ロードアウト
    • タロスとコロッサスはそれぞれ自分のメイン武器+サブ武器を持っている
    • アタッチメントやスキンなどは、両方に同時に反映される
    • 弾薬は2体でそれぞれ独立。もし片方の弾薬が尽きても、もう片方にはまだ残っている
    • インパクトグレネードと感知アラームは共有。どちらかの機体で2つ使い切ると、もう片方では使えなくなる。
  • 体力とキル・デス
    • コロッサスとタロスはそれぞれHP110で、HPゲージが別々
    • 両方の機体からキルスコアが獲れる。たとえばアイドル状態の機体を破壊すれば1キル。その後、アクティブ状態の機体を破壊すれば、さらに1キルがスコアボードに記録される ※シーズンリリース時のパッチノートで不具合として修正された。アイドル状態のシェルを破壊してもキルとしてカウントされない
    • ロボットは回復できない
    • ダウン状態にならない。体力がゼロを下回ると即座にデス判定
    • Skoposのプレイヤーがデスできるのは1回まで

最後の部分について。Skoposは2体のロボットを操作するとはいえ、2回デスできるわけではない点は要注意。コロッサスかタロス、どちらかをアクティブ状態で操作しているときにデスすると、もう1体はラウンド終了までアイドル状態のままになる。アイドル状態のロボットが先に破壊されるのはOK。

もしも2回デスが許されるなら、1体を犠牲にして窓外ピークをしたり、建物外に飛び出したりと、本来ならリスクのあるプレイが実質無料になってしまう。攻防のバランス面でも問題が生じるので、これは妥当な仕様だ。

コロッサス&タロスと他のオペレーターの関係

アイドル状態でハッキングすると、7秒ほどでオーバーヒートして自壊する

Skoposのシェルたちは「ダウンしない」、「回復できない」の他にも、知らないと分からない部分がいろいろある。8月の最終週にスタートするテストサーバーも活用し、気になる点は検証してみよう。

  • Sledge(スレッジ):ハンマーでシールドを破壊できる
  • Thatcher(サッチャー)やインパクトEMP
    • アクティブ状態のときは、EMPを受けても停止しない。画面にはわずかにグリッチ効果がかかり、機体の移行もできなくなる
    • アイドル状態だと、カメラが一時停止する
  • Ash(アッシュ)など爆発物全般
    • シールドを破壊できる
    • 爆発物によるロボットへのダメージは、通常オペレーターたちと同様
    • Capitao(カピタオ)などの炎でもダメージが入る
  • IQ(アイキュー):
    • アイドル状態のロボットと、カメラ操作中のロボットは検知できる
    • アクティブ状態のロボットは検知されない
  • Twitch(トゥイッチ):通常オペレーターと同様。テーザー1発で5ダメージ
  • Ying(イン)やフラッシュバン:通常オペレーターと同様。ロボットも光に対して顔を覆うアニメーションをし、スタン効果を受けていることが攻撃側に伝わる
  • Jackal(ジャッカル):
    • 両方の機体の足跡に対して、個別にピンが立つ
    • アイドル状態の機体でも、足跡が残っていればピンを立てられる
  • Brava(ブラバ):
    • アイドル状態の機体にクラッジでハッキングをかけると、オーバーヒートして壊れる
    • ただしオーバーヒートするまで7秒ほどかかり、アクティブ状態のロボットには警告が伝わる
    • アイドル状態を解除することでオーバーヒートを回避できる
  • Dokkaebi
    • ロジックボムを受けると、通話が停止するまでロボットの切り替えができなくなる
    • ロボットのみ着信音が特殊
  • Deimos
    • Deathmarkはアクティブ状態のロボットのみを追跡する
    • 追跡されているときに移行しても、Deathmarkのアイコンはもう1体の方に移動しない。ただしDeimos自身のアイコンも、機体を移行すると見えなくなる
  • Smoke(スモーク):ロボットは毒ガスからダメージを受けない
  • DocとThunderbird(サンダーバード):ロボットを回復できない
  • Rook(ルーク):ロボットはアーマーを着られない
こっそりクレイモアを置かれると終わり、という弱点も(カメラからはクレイモアが見えない)

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • どう使われてくんだろな…
    新オペ情報はいつもワクワクするわ

  • FENRIRのF-NATをハッキングすれば、ロボットも同じように精神ガスを吸って視界が狭くなるのか?w

  • 久々に前情報だけでワクワクするオペきたな
    やるやんシージ

  • すげー面白そうなオペだな
    ただDocRookの恩恵を受けられないのは初心者にはまた複雑になる要素かも

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