Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』に、3ヵ月に一度の大型アップデートの季節がやって来ました。日本時間5月18日深夜に発表された新シーズン「オペレーション・スティールウェーブ」では、新オペレーターや新マップに加え、他にも既存のオペレーターへの調整が発表されました。
「オペレーション・スティールウェーブ」トレーラー
『レインボーシックス シージ』オペレーション「STEEL WAVE」CGIトレーラー
新オペレーター「Ace(エース)」と「Melusi(メルシ)」
新オペレーターAceとMelusi、リワークされた「民家」マップ。さらにAmaru(アマル)の強化や新サブガジェット「感知アラーム」についての詳細は、こちらの記事でまとめています。
Alibi(アリバイ)とMaestro(マエストロ)
イヤー5シーズン2では、新コンテンツに加えて大量のバランス調整が入ることが明らかになりました。
- ACS12の弾薬を散弾からスラグ弾に変更
- ダメージが27から41に増加
- ダメージ減少距離を18メートルに設定
メインウェポンのショットガンであるACS12が強化されます。変更理由が「人気の低さ」という身も蓋もないもので、実際のところ、もう一つのメインウェポンと比べて1%程度しか遊ばれていなかったようです。
スラグ弾に変更されたことで使用感が大きく変わるはずですが、一方で「過剰に人気になることは避けたい」とあり、早くも不穏な気配がしています。テストサーバーに参加できる方はぜひ新しくなったACS12を試してみてください。
Zofia(ゾフィア)とEla(エラ)
- GRZMOTマインとKS79コンカッショングレネードの影響を受けたときのマウス感度の変更を削除
これまではコンカッション状態になるとマウス感度まで影響を受けていましたが、この仕様を削除。事実上の弱体化となりそうです。
Echo(エコー)
- 妖怪ドローンのソニックバーストからカメラのロールエフェクトを削除
- コンカッション効果を10秒に変更(プレイヤーの動作による影響がなくなります)
- コンカッション状態の画面のビネットエフェクトの度合いを変更(その他のコンカッション効果に近い形になりました)
- 展開型シールドをインパクトグレネードに変更
カメラとコンカッション効果の変更については実際にテストサーバーで見てみるまでは、どのように変わったのか分からないと思われます。しかしEchoとの対戦における「ストレスの大きな原因」を取り除くことが目的であるため、弱体化と判断できるでしょう。
展開型シールドを壁際に置いて隠れている印象の強いEchoですが、これからは工事要員としても活躍してもらうことになりそうです。逆に、自ら前に出なければならないような状況では少し戦いやすくなったでしょう。
Finka(フィンカ)
- 仲間の蘇生後に受ける基本HPが5から30に増加
「チームメイトはHPが50の状態で蘇生されます(基本HP30+ブーストによる一時的なHP20)」とあり、回復用には活かしづらかった彼女のアドレナリンサージが、攻撃側の継戦能力をさらに維持してくれるものと思われます。
Kali(カーリー)
- P226 Mk5をSPSMG9(Clashのサブマシンガン)に変更
- 低速爆薬ランスのフューズタイムを2.5秒から1.5秒に減少
- CRSX 300の射撃時の画面の上向きを軽減
「CRSX 300についても、より使いやすくするために変更を加える予定です」とあり、いずれもスナイパーとしての役割を維持しつつ、さらに使いやすくするための調整と思われます。低速爆薬ランクはこれまで、爆発前にBanditにショックワイヤーを回収されてしまうケースがありましたが、今後はそれもできなくなるようです。
Nomad(ノーマッド)とKaid(カイド)
- Nomadの装備にPRB92(Capitao(カピタオ)のピストル)を追加
- Kaidの装備にLFP586(GIGNのリボルバー)を追加
NomadとKaidのこれまでのサブウェポンである.44 Mag Semi-Autoは、スコープつきながら反動が大きく、連射には不向きで「かなり癖のある武器」とされていたため、異なるオプションが容易されました。
Oryx(オリックス)
- 防弾カメラを感知ーアラームに変更
- 壁に突撃したときに受けるダメージを10から5に減少
- OryxのMP5にアングルグリップを追加
壁を破壊できる便利な工事要員に見えて、実際のところその代償に10ダメージというのは割に合わないと見られていたようです。「プロプレイヤーのフィードバックによると、5HPが妥当な数値」とのことです。
Ying(イン)
- カンデラの数を4から3に減少(PC版では実装済み)
短い期間でバフとナーフを繰り返してきたYingですが、コンソール版とPC版がようやく同期される模様です。
Amaru(アマル)
固有ガジェット「ガラフック」が使いやすく調整されたAmaruの、具体的な変更点については以下の記事をご覧ください。
テストサーバーは日本時間5月19日深夜から
PC版のプレイヤーの方は、日本時間5月19日深夜から始まるテストサーバーで、これらの新コンテンツにいち早く触れることができます。テストサーバーでは、主に新コンテンツのバグ修正のために多くのフィードバックが必要とされます。今回発表されたオペレーター調整も同時に実装されるため、さまざまなオペレーターの新たな仕様について誰よりも早く研究を進めたいという方は、ふるってテストサーバーにご参加ください。
「オペレーション・スティールウェーブ」先行プレイ動画
レインボーシックス シージ | オペレーション・スティールウェーブ 先行プレイ!新オペレーター”エース”と”メルシ”徹底解説 - EAA
https://fpsjp.net/archives/358536
https://fpsjp.net/archives/359177
https://fpsjp.net/archives/359224
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Source: PRESS RELEASE
コメント
コメント一覧 (3件)
ACSはどうしたらいい感じになるんだろ
ACS12って壁解体をする人が好んで使うからどうなのかな?
41ダメでTCSG以下の連射力ってまだネタ武器の枠を出てない気がする…