Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー7シーズン1「オペレーション・デーモンヴェイル」が進行中。今回はミッドシーズンにリリースされた新マップ「エメラルドプレーンズ」について、TEAM NORTHEPTIONでコーチを務めるamenbo氏に解説をしていただきました。
新マップ「エメラルドプレーンズ」
Y7S1.2アップデート(Ubisoft公式)によって、シージに3年ぶりとなる完全新規マップ「エメラルドプレーンズ」がリリースされました。
北アイルランドのカントリーハウスを舞台にしたこのマップは、これまでのリワークマップとは異なり、全プレイヤーが一からその戦略を研究していくことになります。
そこで今回も、プロゲーミングチームNORTHEPTIONのamenbo氏に、このマップのポイントについて解説をしていただきました。新マップに取り組むのが初めてで、何から手をつけて良いのか分からないという方は、ぜひこちらを参考にしてみてください。
amenbo氏による過去の攻略記事は、「新マップ攻略」からご覧ください。
amenbo氏ご紹介
北海道のプロゲーミングチームNORTHEPTIONのコーチとして、国内シージ競技シーンの最高峰である「Rainbow Six Japan League」に出場した実績を持つ。かつては伝説のチームeiNsや、FAV gamingにも所属していた。現在はシージ部門の永世名誉コーチとして活躍しているらしく、EAA!!にも攻略記事を寄稿中。
エメラルドプレーンズ攻略 by amenbo
今回は3年ぶりとなる新規マップ「エメラルドプレーンズ」を解説していく。個人的な好みもあるが、あまりにマップの完成度が高すぎて感動してしまっている。そんなエメラルドプレーンズの概要と、防衛目線での解説をしていく。
まずはマップ全体についてだが、2階建ての構造で、階段は3ヵ所ある。中心部が「ヴィラ」のような吹き抜けになっているのが特徴と感じる。また、建物の外から破壊できる壁が1階に2ヵ所、2階に2ヵ所あるのは、他のマップにはない大きな違いになっている。
攻撃側の視点では、とりあえずマップの中に入るのには困らない構造になっているのではないだろうか。攻撃側はまず壁を破壊する、防衛側は壁を破壊されないように守るといった、ガジェットでの攻防が重要になってくるだろう。
防衛の視点で言えば、防衛拠点にある壁を補強やショットガンで開通するなどして、自在に作り変えて守るのに適したマップとなっているように見える。また建物外から破壊可能な壁が多く存在しているため、ガジェットを使用して守ることが重要視されるだろう。
それでは各防衛ポイントについて紹介していこう。
※ 以下に説明される開通や補強は一例です。
1F「ダイニング・キッチン」
1階東側にある「ダイニング」と「キッチン」。一番近い北東の壁は補強が必須なものの、すぐ近くにバリケードの窓もあり、守り切るのは厳しい。キッチン側に入られてしまうことも考えられるので、ダイニングからキッチンに対して射線が通るように開通しておくと良いだろう。
しかしながら、ダイニングには落とし戸があるため、2階を意識するのも大事になる。2階を守る場合は、3ヵ所ある階段や吹き抜け部分からも1階に逃げ帰ることが可能なので、活用すると良いだろう。
1F「バー・ラウンジ」
1階西側にある「バー」と「ラウンジ」。まず防衛拠点に近い外壁が破壊されてしまうと防衛側はかなりつらいので、何らかの対策を講じる必要がありそうだ。また、バーとラウンジを行き来する通路が狭いので、どちらか片方の部屋を取られると苦しくなってしまう。そこで、画像の位置あたりに開通穴を作った方が良さそうに見える。
バーの天井には落とし戸があるが、開いてしまってもそこまで射線が通り過ぎることはない。しかしながら、平面だけで守るには相手の侵入ルートが多すぎて難しいので、南西の「緑の階段」付近、または吹き抜け部分を活用して守る方が、戦略に幅が出るだろう。
2F「プライベートギャラリー・会議室」
2階東側にある「プライベートギャラリー」と「会議室」。ポイントが広く、障害物も多い構造になっているため、単純にポイントの中にいても、攻撃側にいつの間にか設置されてしまうこともあり得る。
ここの防衛拠点の近くにある外から破壊可能な壁は、1階から突き上げしやすい構造になっているため、破壊されてしまう前提で防衛拠点を守る方が良さそうに感じる。
注意すべきポイントとして、吹き抜けを通して北側から射線が通ってしまうので、必要に応じてバリケードを閉めておくといいだろう。
2F「管理事務室・CEOオフィス」
2階西側にある「管理事務室」と「CEOオフィス」。この防衛拠点にも、すぐ近くに外から破壊可能な壁がある。ここを開けられてしまうと管理事務室にすぐ着いてしまうので、あっという間にピンチになってしまう。
地味ではあるが、この外壁は大事になってくるので、簡単に破壊されないようにBandit(バンディット)やKaid(カイド)などで対策するといいだろう。
おススメ防衛ポイント
僕のおススメ防衛ポイントは、このようになっている(5段階評価)。
- 1F「ダイニング・キッチン」:おススメ度★★★
- 1F「バー・ラウンジ」:おススメ度★★★
- 2F「プライベートギャラリー・会議室」:おススメ度★★★★★
- 2F「管理事務室・CEOオフィス」:おススメ度★★★★★
エメラルドプレーンズはR6Sの戦略的なゲーム性を活かせる構造が多く、プレイしていて楽しいマップになっていることは間違いない。
建物の中に入られやすい構造ではあるが、マップ全体を通して遮蔽物が多いため、工夫して守ることがキーになってくるだろう。どのポイントもよく考えて作られているので、一番を決めるのは難しいところだ。相手の構成や、自分たちのやりたいことに応じてポイントを選択するのがいいと思う。
それでは次の新マップでお会いしよう!
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
コメント
コメント一覧 (8件)
構造的に防衛に広がられるとエリアコントロールし辛いマップだと思った
上下の射線が多くて攻撃も有利取りやすいけど、マップの広さと遮蔽の多さで防衛も遊撃が通しやすいし
ダイニング・キッチン/管理・CEOの防衛が強くなると思うけど、他の2箇所が結構弱いと思うからその分攻撃にアドあるなとは思う
要塞が競技用に生まれ変わったみたいな印象だった
歩き回れば誰でもわかるような解説しかしないな。
でも難しいこと書いてもEAA読者には理解できないし、こんなもんでいいんじゃね
イキってるよな紹介に使われてる写真のドア半開きなの世の中なめてるわドア半開きのヤツが補強語んな
え?まだコーチやってたんだ!?
この記事の内容10分もマップ歩けば分かるような内容しか書いてないですね。
あめんぼさんってプロチームのコーチとして結果も残してないし(2020年のNTHは元から優秀なメンバーが居たところに乗っかっただけで、その後は原石探しとか言いつつ石ころ拾ってチームグチャグチャにしてるだけ)、典型的な声が大きいだけのやつって感じ凄いです。ツイッターのイキリ具合とか正にそれ。
イキってて草
小並