先月、PlayStation Showcaseでお披露目された『Destiny 2』制作スタジオのBungieの最新作『Marathon』ですが、実は昨年の時点で海外メディアのInsider Gamingがその存在をキャッチしていました。
そんなInsider Gamingが「ゲームシステムについての詳細を掴んだ」と報じています。
『Marathon(マラソン)』とは?
『Marathon』は、一言で表せば脱出系のPvEvPシューターゲーム。最大3人でチームを組んでフィールドに出撃し、探索をしてから脱出してまた出撃するのが一連のゲームプレイの流れです。
同ジャンルには『Escape from Tarkov』や『レインボーシックス エクストラクション』や『Call of Duty: Warzone』の「DMZモード」などがあります。以下で新たに判明したいくつかのゲームシステムを見ていきましょう。
制限時間の鍵を握る「酸素」
今回判明した新情報のひとつは「酸素」システム。すべてのプレイヤーは限られた酸素供給量を持っており、実質的に各マッチの制限時間タイマーのような役割を果たします。
プレイヤーが酸素を失うと、体力も失われ始めます。酸素と体力を使い果たす前に脱出することが目標ですが、プレイヤーはマッチ中に酸素が入ったキャニスターを見つるか、出撃する前にマーケットで購入することも可能です。 ただし販売品は高額な模様。
ゲームプレイを左右する「負傷」
『Marathon』は、「酸素」システムのほかにも「負傷」システムと深く連動しています。 プレイヤーが特定の負傷を負うと、ゲームプレイに様々な影響が発生。
例えば、腰のあたりを撃たれると、酸素供給源が損傷し、酸素の減りが早くなるようです。また、脳震盪を起こすと、画面が定期的にぼやけるといった例もあり、「負傷」には酸素以外への影響もあるとのこと。
3種のアイテムとデスペナルティ
『Marathon』には3種のアイテム「戦利品(武器、アーティファクト、通貨など)」、「インプラント」、「パーク」が存在。もしプレイヤーがデスすると、「戦利品」はロスト、「インプラント」はまれにロスト、「パーク」は失われることはありません。
マッチを有利にするパークとアビリティ
「酸素」と「負傷」によるゲームプレイへの制限が重く感じられますが、『Marathon』にはアビリティとパークシステムも存在しており、これらを駆使して酸素供給量の問題を解決できるようです。
例えば、パークには復活が早くなる、酸素の使用量が減る、水中での移動が速くなるなどの効果があり、アビリティにはナイトビジョンのように敵の輪郭を見つけやすくなるなど強力な効果を持っているとのことです。
究極のライブサービス型を目指した脱出シューターゲーム
Bungieは『Marathon』を「究極のライブサービス」と位置付けており、最小限のロード時間を目指しています。匿名の情報によると出撃からマップの読み込みまで1秒台で完了するのが目標とのことです。
『Marathon』はリプレイ性を高めるために、マップに探索できる秘密がたくさん存在しており、新シーズンが訪れると新要素も追加されます。
『Marathon』のゲームプレイの流れは、ミッションの選択、ロードアウトやアビリティの選択、サーバーへの移動、戦利品の探索やミッション達成、脱出、稼いだ経験値を使用したアップグレード、そして繰り返しというステップからなります。
現在Bungieは『Marathon』向けに3種類のマップを制作中とのことです。 ただし全てのマップがローンチ時に実装されるかは不明です。
『Marathon』はPlayStation 5, Xbox Series X|S, PC向けにリリースを予定しており、ローンチ時期は未定。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Insider Gaming
コメント
コメント一覧 (1件)
酸素とか負傷とか絶対面白くねえじゃんこれ
本気で実装するならそれをメインにしたゲームにしないといけないくらい扱い難しい要素なのに