Techlandは、期待の新作『Dying Light: The Beast』の発売日を、当初の予定から4週間延期し、新たな発売日を2025年9月19日とすることを発表した。
この決定は、ゲームのさらなる品質向上、すなわち「最高のゲームをリリースする」という開発チームの約束を果たすために必要な時間であると説明している。
「最高のゲーム」を目指し、4週間の延期を決断
Techlandはファンに向けたメッセージの中で、メディアやコンテンツクリエイターから寄せられた「ハラハラするサバイバルホラー」「最高に楽しい」といったポジティブな評価に感謝を述べつつ、コミュニティからの詳細なフィードバックが今回の決断につながったと明かした。
開発チームは、「私たちのゴールはDying Light: The Beastを最高のゲームにすることですが、この約束を守るため、発売日を2025年9月19日に延期し、ゲームをさらに改善する決断をしました」とコメント。この4週間の延期期間で、ゲームを「ただの良いゲームから最高のゲームへと改善する」としている。
ファンのフィードバックを反映した最終調整
延期期間中に行われる具体的な改善点として、以下の項目が挙げられている。
- ゲームバランスの微調整
- UIのわかりやすさの向上
- 物理エンジンの品質向上
- カットシーンとアニメーションの調整
- 最終的な細部へのこだわり
これらは、先行プレイしたメディアや、公開された情報から寄せられたファンの意見を反映したものだという。Techlandは「皆さんの声が確実に届き、何が最も重要なのかを正確に理解するように努めています」と述べ、コミュニティとの対話を重視する姿勢を示した。
gamescomでのプレイアブル出展も予告
発売を待つファンを飽きさせないよう、今後も定期的なアップデートを約束。来週にはゲームのゴア表現に関する情報を共有するほか、「ボーバー・ザ・ビーバー」にも会えるとのことだ。
さらに、8月に開催される「gamescom 2025」では、ホール6にて本作のプレイアブル・デモを出展することも明言された。Techlandは、「完成はもうすぐです。残り8週間をお待ちください。皆様が9月19日にビーストを解き放つのを待ちきれません」とメッセージを締めくくっている。
まとめ
ファンにとっては残念な発売延期のニュースだが、その理由はコミュニティの声を真摯に受け止め、ゲームを最高の状態に仕上げるための前向きなものだ。メディアからの評価も極めて高い本作が、この最終調整期間を経てどのような進化を遂げるのか。9月19日の発売日に、より一層の期待がかかる。
Gaming Device Power Tune for FPS

Source: Pressrelease
EAA FPS(イーエーエー)をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント