Electronic Artsは、DICEが手掛けるFPS『Battlefield 6(バトルフィールド6)』のシーズン2「Extreme Measures」を2026年2月17日より開始する。新マップ「CONTAMINATED」や、視界と聴覚を奪うガス兵器「VL7」など、過酷な環境下での戦闘がフィーチャーされる新シーズンだ。
EAA!!はシーズン開幕に先駆けて行われた先行プレイの後日、DICE開発者への合同インタビューに参加した。スケジュールの都合により短時間の実施となったが、先行プレイで浮上した「偵察ヘリのバランス問題」や「近接特化武器の意図」について開発者に直撃した内容をお届けする。
『バトルフィールド6』シーズン2 開発者インタビュー

今回インタビューに応じてくれたのは、『Battlefield Studios』で開発を率いる以下の2名だ。
- キット・エクルフ(Kit Eklöf)
- 武器・ガジェット開発担当
- フィリップ・ジレット(Philipp Girette)
- アソシエイト プロデューサー

Q1. 3人で撃っても落とせない偵察ヘリの「無敵化」は意図的か? それとも調整不足か


キット氏:ご指摘の偵察用ガジェットは、おそらく開発コードで「Cicada(セミ)」と呼んでいるもの(※正式名称:HTI-MK2)ですね。おっしゃる通り、あれはショックウェーブを発生させることで、飛来するロケット自体を無効化(ニュートライズ)する効果を持っています。
私たちが新しいガジェットや武器をゲームに導入する際、最も重視しているのはインパクトなんです。導入された瞬間、ゲーム内で確かな影響力を持ってほしいと考えています。そのためプレイヤーの中には「強すぎるんじゃないか?」と感じる人もいるかもしれませんが、「まずはインパクト重視」で世に出してみて、様子を見て、必要に応じて調整を行っていくのが私たちのスタイルです。

そしてもう一つ、偵察ヘリ(スカウトヘリ)の話ですが、そもそもこの機体は操るのに非常に高いスキルを要するものです。同様に、それを撃墜する側にもスキルが求められます。『BF3』や『BF4』のヘリコプターと比べると、今作の機体はヘルス(耐久値)が低く設定されています。つまり、少ないダメージで撃ち落とすことは可能ですが、当てるのが難しいというわけです。
パイロット側もヘルスが低いことは理解しているので、戦略としては「対象エリアへさっと入り、攻撃して、さっと逃げる」というヒット&アウェイにならざるを得ません。これも高いスキルが必要な動きですよね。対抗する側も慣れが必要ですが、通常の武器でも十分にダメージを与えられるので、様々な戦略が立てられるはずです。一番重要なのは「慣れ」だと思いますよ。

ただ、今回のように「特定の運用で隙がなく事実上の無敵に近い状態になってしまう現象」については、社内のプレイテストでも確認しており、すでに修正に向けた対応を進めています。安心してください。
Q2. 新武器が「近接戦闘(CQC)」特化ばかりなのはなぜか? 現環境に変化を求めているのか

キット氏:今回の新武器が近接戦闘でとても強いラインナップになっている理由も、まずはインパクトを残すことを重視しているからです。
新マップの「CONTAMINATED(コンタミネイテッド)」には基地エリアがあり、「Hagental Base(ハーゲンタール基地)」に至っては非常に狭い地下施設です。必然的に近接戦闘になりやすいため、今回のアサルトライフル(VCR-2)などはその環境で有利に働くよう設計されています。フェーズ3の「Operation Augur」もこの2つのマップを繋げたものなので、当然有効になるはずです。
なぜこうした開発をしているかと言うと、ファンベースの中に、そういった激しい近接戦闘を好む層が一定数いるからなんですよ。今回の武器は、彼らのためのものでもあります。

他の武器調整で言えば、DMR(マークスマンライフル)は射程を少し短くした代わりに、マガジン弾数をアップさせました。導入後、私たちが想定した通りに使われているか、あるいは想定外の使い方をされているか、データやプレイヤーの動画を見ながら常に確認しています。「キルレンジ(相手を倒し切る距離)」で適切な仕事をしているかも重要な指標ですね。
ただし、武器単体だけでなく、ゲーム全体の武器ポートフォリオ(組み合わせ)を一つのパッケージとして評価し、バランスを調整しています。まずは現バージョンを楽しんでもらって、今後の調整はこれからの仕事になるでしょう。



コメント
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現状の喫緊の問題であるbotだらけについてはだんまりすか
こりゃ今シーズンで店じまいかな