『BATTLEFIELD 3』や『シムシティ』、『クライシス』、『EA Sports』などの人気シリーズを抱えるEA(エレクトロニック・アーツ)が、自社の売却を検討していると海外サイトで報じられています。
情報元によると、売却に関する議論はまだ初期の検討段階であり、PEファンドの大手であるKKR(Kohlberg Kravis Roberts & Co)とProvidence Equity Partnersが興味を持っているということです。
この件に対しEA側は「噂と推測に対してコメントは行わない」と答えており、FFRのHenry Kravis氏とProvidence社のJonathan Nelson氏もコメントを控えています。なおProvidence社は、ほかにも大手独立系ゲーム会社であるBethesdaを所有しています。
米国のビデオゲーム市場は昨年の11月以降伸び悩んでおり、7月には20%も売上げを落しています。NPDの調査によると、先月時点までのトータルの販売数は一年前の6億8630万ドルから5億4840万ドルまでに減少しているということです。
EA は2008年の不況の打撃を受け、ソーシャルネットワークの波に乗り遅れたのも要因だと言われています。
EAは現在、PlayStation 3、Xbox 360、PCの他、スマートフォンなどの複数のプラットフォームで1つのタイトルを配布する方法を模索しているようです。
Source:NYPOST.com,インサイド
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