Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では8月16日より夏の世界大会「Six Mexico Major」が進行中。また新シーズンに向けては、「Y6S3プレシーズンデザイナーノート」が公開され、既存コンテンツへの変更点が発表されています。
Y6S3プレシーズンデザイナーノート
例年通りであれば9月スタートが予想されるイヤー6シーズン3「オペレーション・クリスタルガード」に関して、日本時間8月16日に公式配信で新オペレーター・Osa(オサ)の全貌が公開されました。同時にシージ公式サイトではプレシーズン・デザイナーノートが公開されており、配信で紹介されていなかった既存コンテンツの変更点が説明されています。
新オペレーター・Osaと、固有ガジェットTALON-8クリアシールドの詳細解説については、以下の動画および記事でご確認ください。
オペレーターへのアップデート
Fuze(フューズ)、IQ(アイキュー)、Twitch(トゥイッチ)、Sledge(スレッジ)、Iana(イアナ)、Mute(ミュート)への変更点については以下の記事をご覧ください。
Osaのテスト開始は一日ずれる
テストサーバー自体は現地時間8月17日(日本時間は同日深夜ごろ)にスタートし、マップや既存オペレーターへのアップデートをテストプレイできますが、新オペレーターのOsaについては、一日遅れの8月18日からのテストサーバー実装となります。
Finka
- フラググレネードを追加(ハードブリーチングチャージを削除)
一時没収されていたFinka(フィンカ)のフラググレネードが復活しました。Y6S2では味方全員を永続的に20HP回復できるようにアップデートされたので、Finkaはエリアの奪取と味方のプッシュに幅広く対応できる、より頼れるサポート・オペレーターになったと言えるでしょう。LMGを持っているのも魅力の一つです。
Glaz
- OTs-03の装弾数が10から15に増加
「マガジンサイズの増大で弾薬が増えるため、撃ち損じのリスクは軽減されます」とあり、マガジンの弾数に苦しんでいたGlaz使いのプレイヤーにとっては朗報となるでしょう。
武器へのアップデート
- AK-12の反動の増加
- 初弾の反動の増加
- 垂直反動の増加
- 水平方向の集弾性と一貫性を右寄りに調整
- ロングバースト時の反動が12発目ではなく10発目から発生
理論上最低TTKが141msと、シージ界では指折りの強武器の一つであるAK-12ですが、Y6S3ではリコイルパターンに弱体化を受けるようです。
主にハードブリーチャーであるAce(エース)が使うことで凶悪なプレゼンスを発揮していたことが原因のようで、Fuzeは巻き添えを受けた形ですが、Fuzeもクラスターチャージが強化されているため、弱体化を補えることが期待されます。
ゲームシステム全般へのアップデート
弾薬数とマガジン
武器種ごとの弾薬数が以下の画像のように調整されています。
- 要約:
- アサルトライフル:弾が減少
- LMG:そのまま
- SMG(メイン):弾が減少
- DMR:弾が増加
- ショットガン(メイン):弾が増加
- ピストル:弾が増加
- SMG(サブ):武器ごとに調整してバランスをとる
- スラグショットガン:
- ACS12は増加
- BOSGはそのまま
- TCSGは微増
- リボルバー:増加
どうやら、メインウェポンのARとSMGの総弾数が減少し、その分をサブウェポンで補わせる意図があるようです。一方で、工事に活用する必要があったショットガンの弾数が増えたのは、防衛側には嬉しいアップデートと言えるでしょう。
ダメージ減衰とサイレンサー
- 各メインウェポンタイプ(散弾を使用するショットガンを除く)のダメージ減衰に一貫性を持たせ、減衰カーブが直線的になるよう調整
- 全メインウェポン(散弾を使用するショットガンを除く)のサイレンサーのダメージ減衰を統一(15%)
これまで「銃声が小さくなる」、「ヒットインジケーターが消える」、「ベースダメージが減る」といった点以外はあまり仕様が知られていなかったサイレンサー。肝心のダメージの減り方についても、武器によってはゲーム画面の表示と異なるなど混乱を招いていたこのアタッチメントが調整され、これまで武器ごとに異なっていた設定が、武器タイプごとの統一設定へと固定されるようになります。
気になるのは、最低ダメージが80%と最も抑えられているGlazのOTs-03です。現在のベースが71ダメージなので、サプレッサーをつけると85%で60ダメージ、最低でも80%で56ダメージとなります(※シージでは小数点以下のダメージはすべて切り捨て)。仕様変更前のサプレッサーダメージよりは低くなっていますが、未だ全距離で胴体2発ダウンが見込めます。上述のマガジン弾数増加と合わせると、実用性の向上が期待できるかもしれません。
フラッシュ探知
スタングレネードなどを投げたときに「どれくらい効いているのか分からない」という問題を解決するために、Ying(イン)のカンデラ、Blitz(ブリッツ)のG52タクティカルシールド、スタングレネードの光の計算が以下の基準で処理されるように統一されました。
- フラッシュ効果時間は以下の4点で計算される
- 爆発地点からオペレーターまでの距離
- オペレーターの向き
- 周囲の環境
- 爆発の角度
画面揺れ
- 爆発による画面揺れを全体的に軽減し、特定のデバイスの爆発による画面揺れを完全に削除
- 以下の爆発から画面揺れを完全に削除:
- Ela(エラ)のGRZMOTマイン
- Zofia(ゾフィア)のKS79ライフラインのコンカッショングレネード
- Echo(エコー)のYOKAIのソニックバースト
- Nomad(ノーマッド)のエアジャブランチャーの反作用デバイス
特定のガジェットから爆発の衝撃を受けると、一瞬画面が揺れてしまいカウンターが困難になる問題がまとめて解消されました。
これらの変更は現地時間8月17日からスタートするテストサーバーで試すことができます。PC版シージをお持ちの方はぜひテストに参加し、データやフィードバックを提供してみてください。
Source: R6S Official
コメント
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AK弱体化か、、、