この2年間、ゲーム業界では買収や合併が盛んに行われてきましたが、GNグループは、ゲーミングデバイス企業SteelSeriesの買収で合意したと発表しました。発表された合同プレスリリースによると、買収額は12.4億ドル(約1,382億円)えで、老舗メーカーSteelSeriesはGNの傘下に収まることとなります。
SteelSeriesが12.4億ドルで買収
SteelSeriesはマウスやキーボード、ヘッドセットなどのゲーミング周辺機器を販売する、2001年創業のメーカー。2020年にはコントローラーのアナログスティックに貼り付けて、操作感やエイミング精度を調整する“FPSフリーク”のメーカーKontrolFreekを買収していました。
GNグループの子会社Jabraは、現在完全ワイヤレスイヤホン市場において有名なオーディオブランドです。SteelSeriesは買収後も、GNグループ傘下の独立ブランドとして展開されていきます。
SteelSeriesは現在Bluetooth機能を搭載したゲーミングヘッドセットに力を入れています。JabraとSteelSeries両方のオーディオ研究開発が共有されることで、手頃な完全ワイヤレスイヤホンからハイエンドのゲーミングヘッドセットまでの幅広いラインナップが実現するかもしれません。
進むゲーミングデバイスメーカーの統合
過去2年間で、多くのゲーミングデバイスメーカーが統合されています。コロナ禍により多くの人々がゲームを楽しむようになったため、さらなる成長が見込めるゲームデバイスメーカーを買収するのは理にかなっています。今回の取引はこれまでの中で最大の買収の1つですが、今後も大規模な買収話が登場するかもしれません。
Source: Gizmodo
コメント
コメント一覧 (1件)
JabraってTWSのイメージしかなかったが、親会社結構デカいとこだったんだ…