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競合の「ラピトリ搭載ゲーミングキーボード」4種を比較
同系列のラピトリ搭載ゲーミングキーボードとして、「ZENAIM KEYBOARD TKL」「RAZER HUNTSMAN V3 PRO TKL」「Wooting 80HE」のスイッチ、作動点の調整範囲、押下圧、専用ソフト、価格などを比較してみよう。
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- | PRO X TKL RAPID | ZENAIM KEYBOARD TKL | RAZER HUNTSMAN V3 PRO TKL | Wooting 80HE |
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発売日 | 2024/10/29 | 2023/12/19 | 2023/11/14 | 2024/10/29 |
スイッチ | 磁気式アナログスイッチ | ZENAIM KEY SWITCH | 第 2 世代 Razer™ アナログオプティカルスイッチ | Lekker L60 V2 (スイッチ交換対応) |
作動点の調整範囲 | 0.1mm-4.0mm | 0.1mm-4.0mm | 0.1mm-1.8mm | 0.1mm-4.0mm |
押下圧 | 35g | 50g | 40g | 40g(初期スイッチ) |
ソフト | Logicool G HUB | ZENAIM SOFTWARE | Razer Synapse | GG QuickSet |
筐体 | メタル | メタル | メタル | メタル |
一言 | 鋭い正確性を誇る磁気スイッチ | 数少ない薄型ラピトリ | 光学式スイッチのラピトリ | ラピトリ元祖メーカー。80%サイズで磁気スイッチ交換対応 |
定価(税込) | ¥32,780 | ¥48,180 | ¥32,980 | ¥35,700 (JIS + ANSI、かな無し) |
競合のラピトリ搭載ゲーミングキーボードを比較すると、PRO X TKL RAPIDは押下圧が最も低いことが判明した。超軽量キータッチでありながら、感度の正確性も両立した操作性は優れてると言えるだろう。スイッチ精度を追求するゲーマーには、PRO X TKL RAPIDはベストチョイスと言っても良い。
アプリ「Logicool G HUB」のおすすめ設定
PC向けアプリ「Logicool G HUB」では、キーボードの多彩な機能を設定可能。特に注目すべきはPRO X TKL RAPID専用の新機能「アナログスイッチ」で、磁気スイッチの性能を最大限に引き出すことができる!
以下で主な機能を見てみよう。
- LIGHTSYNC
- 正面のRGBを好きな色に変更可能。フリースタイルモードでは99個のキーそれぞれに個別のカラー設定ができ、アニメーションを追加すると幻想的なライティングが楽しめる。眺めているだけでQOLが上がるぜ!
- 割り当て
- ほぼすべてのキーに別入力を設定可能で、複数キーの連続入力(マクロ)やメディア操作、外部アプリのショートカット操作など、多岐にわたるカスタマイズが可能。1キー2コマンドのマルチポイント設定もここで行う。
- アナログスイッチ
- 磁気スイッチのアクチュエーションポイント(作動点)、ラピッドトリガー(高速トリガー)、キーの優先順位(SOCD)を調整し、自分だけの最強ゲーミングキーボードに仕上げよう!
- ゲームモード
- 指定したキーを無効化する機能。例えば「Windows」キーを無効化することで、ゲーム中に誤って押してもゲームが中断されることがなくなり、ケアレスミスを防ぐことができる。
筆者のお気に入りアナログスイッチ(ラピトリ)設定
筆者が普段使いから2年ほど愛用しているラピトリ設定を参考までに紹介。FPSゲームにおいて重要なキーのみ作動点を短くし、高速トリガーも設定したカスタムだ。もし設定に迷ったらぜひ試してみてほしい。
- アクチュエーションポイント
- W, S, A, D:0.1mm
- L.SHIFT, L.CTRL, SPACE:0.8mm
- その他:1.2mm
- 高速トリガー
- W, S, A, D, L.SHIFT, L.CTRL, SPACE:1.2mm
- その他:なし
WASDの反応は超過敏だが、慣れてくると脳が直接ゲームとつながったようなキャラクター操作が体験できるはず。この設定をベースに、自分好みに調整してみよう。
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