PS5 ProやGeForce RTX 50シリーズの登場で、モニターのアップグレードを検討しているゲーマーも多いはず。最新ハードの性能を最大限活かすには、対応するモニター選びが重要になる。
この記事では、デバイス大好きなEAAスタッフが厳選した「次世代環境にふさわしい最強ゲーミングモニター」を3つ厳選した。
いずれも次世代ゲーミング環境にふさわしいスペックを備えている。数多く発売され続けているゲーミングモニターの山から、どれを選ぶべきか迷っているゲーマーの参考になれば幸いだ。
ゲーミングモニターの選定基準
- ”突出した光る物”があると個人的に感じたモニター
- パネル性能(美しい映像表現・応答速度・リフレッシュレート)
- ゲーミング機能、利便性、評価
- スペックに対するコストパフォーマンス
2025年2月時点で販売されているモニターから厳選!
すべて昨年後期に発売されたばかりの最新モデルをピックアップしました。
【超コスパ】約3万で280Hz&AIゲーミング機能搭載!「MAG 276CXF」
まずはMSIから最新のフルHD湾曲ゲーミングモニターを紹介。最大リフレッシュレートは280Hzとハイエンド級。黒表現に強いVAパネルながら、応答速度も0.5msGTGに対応している点は見逃せない。
パネル性能だけでなく、映像シーンに合わせて「明るさ・コントラスト・彩度」を自動で最適化するAIビジョン搭載。物陰に潜む敵を見つけやすくなるなどのゲーミング機能も優れている。
製品名 | MAG 276CXF |
発売日 | 2024年9月 |
参考価格 | ¥32,800(税込) |
公式ページ & スペック表 | MSI MAG 276CXF |
購入先 | Amazon.co.jp |
- MAG 276CXF の良い点:
- 約3万円で手に入る湾曲モニターの中ではトップクラスのスペック
- VAパネルの弱点である応答速度を克服。0.5msの高速応答でFPSでも安心。
- 次世代家庭用ゲーム機で120Hz対応(公式サイト記載)
- モニターのゲーミング機能にAI搭載
- 3年保証の安心感
- MAG 276CXF の気になる点:
- 付属スタンドは高さ調整や回転機能がない(VESA対応モニターアームで対処可能)
- モニタースピーカーは非搭載
- HDMI接続では最大リフレッシュレート240Hz
- 27インチのフルHDなので、近づくと少しドットが荒いかも?実店舗で確認してほしい
ちなみにMAG 276CXFは、MSI公式サイトで開催中のモニターレビューキャンペーンの対象商品。期間内にレビュー投稿で実質2000円キャッシュバックなので活用しよう。
【国産メーカー】液晶と有機ELのいいとこ採り「EX-LDQ271JAB」
2台目はIO-DATAの展開するゲーミングブランド「GigaCrysta(ギガクリスタ)」から、色表現に優れたWQHDモニターを選出。フラッグシップテレビの技術を投入し、液晶と有機ELの“いいとこ取り”を実現。MiniLED & 量子ドット技術による豊かな色再現性が魅力のレアなゲーミングモニターだ。
製品名 | EX-LDQ271JAB |
発売日 | 2024年9月 |
参考価格 | ¥59,800(税込) |
公式ページ & スペック表 | EX-LDQ271JAB I-O DATA |
購入先 | Amazon.co.jp |
- EX-LDQ271JAB の良い点:
- 自然で鮮やかな色表現の可能な量子ドット採用(色の三原色がきれいに出せる)
- メリハリある明暗表示に優れた、MiniLED採用(黒を黒としてより黒く表示)
- 1440pゲーミングに適した27インチの画面サイズ
- 無輝点保証(ドット抜け)は一ヶ月の保証付きで、本体は3年保証で安心。
- DisplayHDR1000認証(1000は強い)
- 付属スタンドは高さ調整や回転機能がある
- 映画鑑賞などゲーム以外の用途でも優れている
- 国内で展示品を見つけやすい
- EX-LDQ271JAB の気になる点:
- 有機ELと比べて安いけど通常パネルより高額(miniLED採用パネルの中では安い)
- IO-DATA製には珍しいリモコンなしモデル
- モニタースピーカーは非搭載
【最強】4K240Hz・フルHD480Hz出力可能なOLED「32GS95UV」
最後はLGから2つの解像度&リフレッシュレートを切替できる有機EL(OLED)モニターを選出。有機ELモニターの最高峰で、PS5 ProやGeForce RTX 50シリーズのポテンシャルを最大限引き出すことができる。
トップランカーを狙うゲーマーから映画鑑賞を楽しむユーザーまで、何もかも完璧な逸品を求める人におすすめ。ゲーム環境どころか、生活そのものが一変するレベルの感動を味わえそうだ。
製品名 | 32GS95UV-B |
発売日 | 2024年9月24日 |
参考価格 | ¥229,800(税込) |
公式ページ & スペック表 | 32GS95UV-W | モニター | LG JP |
購入先 | Amazon.co.jp |
- 32GS95UV の良い点:
- 2160pゲーミングに適した31.5インチの画面サイズ
- フルHD(480Hz)モードは表示サイズを(31.5、27、24)の3種から選択可能
- ゲーム環境に最強の応答速度0.03ms
- 本体カラーはブラック・ホワイトの2色展開
- 前方からしっかり聞こえる高出力スピーカーも搭載
- DisplayHDRTrueBlack400認証(めっちゃ厳しい審査を通過)
- 付属スタンドは高さ調整や回転機能がある
- 映画鑑賞などゲーム以外の用途でも優れている
- コントラスト比「1500000:1」(HDR1000の50倍)
- デザインもグッド!
- 32GS95UV の気になる点:
- 非常に高い価値はあるが価格がプレミアム...
- 有機ELなので同じ画面の長時間表示で焼き付きリスクあり(保証期間なら交換対応で、焼き付き対策機能でそこまで気にしないでも良いかも)
- ほかより1年短い2年保証だけど、これはまあ一般的
厳選ゲーミングモニター3選まとめ
今回紹介した3つのモニターは、それぞれ異なる特徴を持ちながら次世代環境に最適な選択肢になる。特に映像体験を重視するなら32GS95UV、コスパを重視するならMAG 276CXF、バランス重視ならEX-LDQ271JABがオススメだ。この機会に自分に最適な一台を見つけ、プレイ環境をバージョンアップしよう!
さらに国内では、IO-DATAが未発表のOLEDゲーミングモニターを開発中との情報もある。OLEDモニターの最大の魅力は、画面の輝度を保ちながら圧倒的な応答速度で「残像を感じさせない点」で、特にFPSゲームとの相性は抜群だ。
「32GS95UV」は最強だが流石に20万円はきついので、手に取りやすい価格帯のOLEDモデルが普及することにも期待したい。
Gaming Device Power Tune for FPS
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