未来のキャッシュ争奪ゲームを描く基本プレイ無料FPS『THE FINALS(ザ・ファイナルズ)』では、現地時間3月20日より「シーズン6」がスタートする。この大型アップデートに先がけて、開発を手がけるEmbark Studiosは新シーズンの新コンテンツを公開した。
シーズン6ではミニガンなどの新武器3種や、「ラスベガス・アリーナ」マップが登場。さらにカスタム・アウトフィットを保存できる新機能や、配信者の匿名化機能など、便利なものが一気に追加される。
『ザ・ファイナルズ』シーズン6、3月20日開幕
シーズン6も新コンテンツが盛りだくさん。ゲームチェンジャーな要素が大量に登場する。いっそうスポーティーかつエキサイティングになった『THE FINALS』の戦いに、現地時間3月20日から早速乗り込もう。
ミニガンなど新武器3種

- ARN-220(ライト)
- ライト競技者用のアサルトライフル。セカンダリマガジンがついており、超高速でリロードしながら戦闘を続けられる。反動はスムーズながら、連射速度は激烈。中距離でターゲットを蜂の巣にするのに最適な武器

- CB-01 Repeater(ミディアム)
- 精密なスキルを持つ競技者のための、高火力レバーアクション・ライフル。弾切れになったらクリップで素早くリロードし、大口径弾をたたき込める。ハイリスク・ハイリワードな武器

- M134 Minigun(ヘヴィ)
- 大量の弾薬を備え、異様な連射速度で弾をまき散らすミニガン。巨大なバレルがスピンアップしたら、一瞬で敵を引き裂くその火力から逃れることはできない
シーズン6のスポンサー3社

シーズン6のスポンサー企業は「OSPUZE」、「ALFA ACTA」、「ENGIMO」の3社。ゲーム内でいずれかの企業と契約を結んで対戦を行うことで、企業ブランドの限定アイテムを獲得できる。
- OSPUZE:THE FINALSの世界で人気のエナジードリンク企業。CEOはアルゼンチン出身の情け容赦なきビジネスウーマンSofia Petronelle氏
- ALFA ACTA:国防からご家庭のセキュリティまで、幅広い防衛技術を手がける。Junior McJohnson氏がCEOに就任して以降、防衛産業における大企業の一つとなった
- ENGIMO:国をまたいだコミュニケーション・インフラを手がける世界的企業。比類無き通信速度とアクセシビリティを実現すべく、CEOのIchikawa Natsume氏は次世代の通信技術を妥協なく追い求める
新マップ「ラスベガス・アリーナ」

初期マップの一つ「ラスベガス」が、チャンピオンシップ・トーナメントをイメージした「ラスベガス・アリーナ」に改変。マップ内には、上述したスポンサー企業3社をイメージした各エリアも備わっている。

全体的な雰囲気は元のラスベガスを保持している。一方で、エフェクトが多すぎて対戦に支障をきたす「ビジュアル・クラッター」の問題を解消。特に屋内エリアにおける視認性が改善された。さらに主要な移動ルートも作り直され、自分たちの行く先が予測しやすくなっている。
「パワーシフト」に2マップ追加
移動するプラットフォームの支配権をめぐって争う5v5モード「パワーシフト」に、「ベルナル」と「ラスベガス・アリーナ」の2マップが追加される。
「チームデスマッチ」常設化

2月にサプライズな登場を果たした、5v5の「チームデスマッチ」モード。期間限定かと思われたが、シーズン6でクイックプレイの常設モードになった。対戦マップもシーズン6で増加する。
- 対戦マップ
- Fortune Stadium
- Seoul
- SYS$HORIZON
- Las Vegas
- Kyoto
- Skyway Stadium
サウンドトラック「Into the Unknown」
「Into the Unknown」は、Carl Strandberg、Olof Strömqvist、Ed Hargrave、Christopher Peduru-Aratchiが共同で手がけたシーズン6のサウンドトラック。レトロゲームをリスペクトした『ザ・ファイナルズ』の世界にぴったりだ。フル版はシーズン開始に並行して聴けるようになる。
- Introducing
- A True Competitor
- Star Player
- Into The Unknown
- Gold Standard
- Tides Of Fortune
シーズン6の新機能と既存システムの改善
「クイックプレイ・ランク」導入

ランクモードとは別に「クイックプレイ・ランク」が導入される。
「クイックプレイ」からいずれかのゲームモードをプレイすると、「クイックプレイ・ポイント」というものを獲得。ポイントを稼ぐことでクイックプレイ・ランクが上昇し、シーズン限定報酬が手に入る。
クイックプレイ・ランクは勝敗に関係なく上昇し続けるため、降格ルールはない。つまり、プレイし続けるだけでシーズン内の最高ランクに誰でも到達でき、すべての報酬を集められるようになっている。
とはいえ勝利した方がより多くのポイントを獲得できるので、スキルの高いプレイヤーならさくっと最高ランクにたどり着けるだろう。
カスタム・アウトフィット

シーズン1からずっとリクエストされていたという、「カスタム・アウトフィット」保存機能がついに実装。ゲーム内のあらゆるコスメティック・アイテムを自由に組み合わせ、自分の「カスタム・アウトフィット」として登録。保存したアウトフィットにいつでも着替えられる。
シーズン6開始時からこの機能にアクセス可能で、最大24種のカスタム・アウトフィットを保存できる。また、着替えるのを忘れたまま対戦が始まっても、ロードアウト選択画面でアウトフィットを選択することもできる。
ストアのアップデート

ストアのデザインがさらにおしゃれにリニューアルされる。それだけでなく、アニメーションのついているアイテムは、その全種を購入前にプレビューできるようになる。
練習場のアップデート
練習場のダミーが、より人間プレイヤーらしく動作。これで『ザ・ファイナルズ』のさまざまな可能性を、実戦に行く前に実験しやすくなる。
カスタムゲームに新機能追加
カスタムゲームの作成機能にも大きな変更が。プライベートロビーのオーナーは、各プレイヤーを各チームに簡単にドラッグ&ドロップで組み込めるようになったり、マップの天候、バリエーション、ゲームショウイベントも決められるようになる。

観戦モードにも機能を追加。遮蔽物や距離に関係なく、プレイヤー・シルエットのオン・オフ切り替えが可能になる。また「カスタム・カメラ」という機能で、マップ内の最大9ヵ所に固定カメラを設置できる。
重要な戦いが起きそうな場所をあらかじめ選択しておくことで、状況に応じて簡単にシーンを切り替えられるというデザインだ。さらに、プレイヤーを3人称視点で追跡できる機能も追加される。

配信者向けの新機能
プライバシー保護のための「匿名化」機能が追加。自分のプレイヤー名はもちろん、ランクスコア、クランタグ、トーナメントのシードを、パーティーのフレンド以外のすべてのプレイヤーから隠すことができる。
「配信者モード」では、同じ対戦に参加しているプレイヤーたちのプレイヤー名、ランクスコア、クランタグ、トーナメントのシードを非表示にできる。なおプライベートマッチでは表示される。
「表示名を隠す」機能では、ゲーム内に表示される自分の名前がすべて「Me」になり、クランタグも隠される。
シーズン6は3月20日スタート
このように、シーズン6では新コンテンツとともに、さまざまな新機能が追加されている。基本ルール自体はシンプルながら、チームデスマッチの常設化でさらにカジュアルに遊べるようになった。競技的ゲームが苦手なプレイヤーには、クイックプレイだけでも豪華報酬が多数用意されており、取り組みやすい。
この機会に、まだプレイしたことがない方はもちろん、久しくログインしていないという方も、未来のゲームショー『THE FINALS』に飛び込んでみてはいかがだろうか。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: THE FINALS
コメント
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何だかんだほそぼそと続いてていいね