高評価を得たサイバーパンク・ツインスティックシューター『RUINER』の開発で知られる「Reikon Games」が手掛ける待望の新作、『METAL EDEN』のリリース予定日が2025年9月2日であることがSteamストアページにて判明した。2025夏に発売延期されていたが、その言葉どおりとなった。
本作は、サイバーパンクの世界を舞台にしたアドレナリン全開のファーストパーソン・シューター(FPS)であり、その高速な戦闘システムとアクロバティックな移動アクションが大きな特徴となりそうだ。
アンドロイド「アスカ」となり巨大都市を駆け抜けろ
『METAL EDEN』の舞台は、かつて人類の新天地として期待されながら、今や危険な死の土地と化した巨大軌道都市「メビウス」。プレイヤーは、最新鋭の戦闘用アンドロイドであるハイパーユニット「アスカ」となり、都市の住民たちの意識(コア)を救出するという過酷な任務に身を投じる。
公開されている情報によれば、本作のゲームプレイの核となるのは、その卓越した移動能力だ。
- 高速パルクール・アクション: ダッシュ、ウォールラン、グラップルといった能力を駆使し、入り組んだ都市構造を縦横無尽に駆け抜けることができる。敵の弾幕をアクロバティックにかわしながら、有利なポジションを確保する立体的な戦闘が楽しめそうだ。
- 空中戦: ジェットパックとグラビティフックを組み合わせることで、地上だけでなく空中をも支配する戦闘が可能になる。
これらの要素は、単なる撃ち合いに留まらない、スピーディーで流れるような戦闘体験を生み出すだろう。
戦略の鍵を握るユニークな戦闘システム

本作は高速なアクションだけでなく、独自の戦闘システムも備えている。
- 球体変形: アスカは装甲に身を包んだ球体へと変形する能力を持つ。これにより、敵の大群に高速で突撃したり、危険なエリアを素早く突破したりといった戦術が可能になると推測される。
- エナジーコア強奪: 敵から「エナジーコア」を奪い取ることで、敵のシールドを無効化し、戦闘を有利に進めることができる。どの敵から、どのタイミングでコアを奪うかという戦略性が、戦いの深みを増す重要な要素となりそうだ。
敵となるのは、俊敏かつ屈強な機械化兵たち。プレイヤーはアスカの持つ多彩なアビリティを最大限に活用し、これらの脅威に立ち向かうことになる。
『RUINER』開発元が送る新たなサイバーパンク叙事詩

開発を手掛けるのは、2017年にリリースされた『RUINER』で、その独特なアートスタイルとハードコアなゲームプレイが高く評価されたポーランドの開発スタジオ「Reikon Games」。パブリッシャーは『Saints Row』や『Dead Island』シリーズで知られる「Deep Silver」が担当する。
『RUINER』が作り出したダークで暴力的なサイバーパンクの世界観は、多くのコアゲーマーを魅了した。その開発元が満を持して送り出すFPSとあって、高速戦闘と探索、そしてプロジェクト・エデンの謎を解き明かすという物語に、大きな期待が寄せられる。
『METAL EDEN』は現在Steamにてウィッシュリスト登録が可能。サイバーパンクの世界観や、ハイスピードな戦闘を求めるFPSファンは、忘れずにチェックしておこう。
Gaming Device Power Tune for FPS

Source: Steam
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