エレクトロニック・アーツが手がける『Battlefield 6(バトルフィールド6)』は2025年10月11日発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam、Epic)、PlayStation 5、Xbox Series X/Sで、すでに予約受付中。
リリース前の作品だが、早くも「シーズン1」の話が始まってコミュニティを驚かせている。このシーズン1は、現地時間10月28日からスタートし、3段階に渡って約3ヵ月継続する。新武器や新モードなど主要なコンテンツが既に紹介されているので、忘れずにチェックしておこう。
『バトルフィールド6』12月までのアップデート計画「シーズン1」

『バトルフィールド6』のシーズン1は、意外に早くやって来る。正式リリースの日本時間10月11日からは短いプレシーズンとなり、現地時間10月28日には早速「シーズン1」がスタート。12月まで毎月、多数の新コンテンツやイベントが追加されていく。なおアップデートは無料。以下がその日程と、注目の新コンテンツだ。
- 10月28日:ローグ作戦
- 新マップ:ブラックウェル・フィールド
- 新モード:ストライクポイント
- 新ビークル:トラヴァーサーマーク2
- 新カービン:SOR-300SC
- 新サイドアーム:GGH-22
- 新スナイパーライフル:Mini Scout
- 新アタッチメント:レールカバー、LPVO
- その他
- 11月18日:カリフォルニア・レジスタンス
- 新マップ:イーストウッド
- 期間限定モード:サボタージュ
- 新機能:バトルピックアップ
- 新ショットガン:DB-12
- 新サイドアーム:M357 Trait
- 新アタッチメント:トロイアングル
- その他
- 12月9日:冬季攻勢
- 期間限定イベントマップ:アイスロック・エンパイアステート
- 期間限定モード:アイスロック
- 新近接武器:アイスアックス
- その他
リリース版武器48種は既に先行プレイなどを通じて判明しているが、今回その名前とシルエットが明かされた銃器5種+近接1種はいずれも初公開。12月までに武器ラインナップは少なくとも50種以上に達する。
10月28日:ローグ作戦
公式サイトにはさらに踏み込んだ解説が掲載されている。

「ブラックウェル・フィールド」はカリフォルニアの悪地が舞台の新マップ。その名前と画像からして油田のようだ。
- 新モード「ストライクポイント」
- ハイペースに展開する小規模チームのタクティカルモード。主要な目標をめぐって対戦する点は他のモードと同様だが、こちらはラウンド制で、リスポーンがない
- 新ビークル「トラヴァーサーマーク2」
- 4シート装甲車。ハッチマウントの機銃が取り付けられている他、後部座席からも発砲可能。歩兵の移動をサポートする
- 新カービン「SOR-300C」
- .300ブラックアウト弾を装填。高ダメージ・低連射速度のサブコンパクト・カービン
- 新スナイパーライフル「Mini Fix」
- (画像と名前が異なるが)軽量ボルトアクション・スナイパーライフル。突撃タイプの斥候兵、いわゆる凸砂向け
- 新サイドアーム「GGH-22」
- 装弾数の多さと優れた連射速度を誇るピストル。ただし1発あたりのダメージは低め。メイン武器の残弾が尽きたときの奥の手に
- 「レールカバー」の性能は不明だが、現実のレールカバーと同じく近距離での取り回しが向上しそう
- 「LPVO」は便利な可変スコープ(Low Powered Variable Optic)。『BF6』ベータでは近距離から超遠距離まで、4段階ほど調節できた
11月18日:カリフォルニア・レジスタンス

11月には、シーズン1の第2フェーズに相当するアップデートが行われる。舞台は引き続きカリフォルニア。新マップ「イーストウッド」は、ゴルフコースのある南カリフォルニアの豊かな郊外が舞台だ。
- 限定モード「サボタージュ」
- 8v8用モード。タイマーが尽きる前に、可能な限り多くの拠点を爆破または防衛するという、攻防交代型のラウンド制モード。最も多くの拠点爆破に成功したチームが勝利
新機能「バトルピックアップ」とは旧作にも登場した要素で、対戦中に通常の武器・ガジェットプールからはアクセスできない特殊な武器を発見・入手できるというものだ。シンプルに威力が高かったり、ユニークな機能を持つ武器が中心。
詳細はタイトルによって異なるが、たとえば『バトルフィールド4』ではレールガンRorsch Mk-1が、『バトルフィールドハードライン』ではグラップリングフックなどが登場した。『バトルフィールド1』では、武装が丸ごと変化する「エリートキット」となり、1人だけ火炎放射器を振り回して暴れるようなプレイもできた。
『バトルフィールド6』では、装弾数こそ限られているものの、ハイテクでパワフルな武器がバトルピックアップとして特定のマップで発見できるという。
- 新ショットガン「DB-12」
- ダブルバレル・ポンプアクションショットガン。トリガーを引くと片方のバレルからシェル(かスラグ弾)を発射。もう一度引くと、もう片方から発砲するしくみ
- 新サイドアーム「M327 Trait」
- 8発装填のリボルバー。高火力・低連射速度。リボルバーには既にM44があるが、M327は近距離でのダメージに秀でる代わりに距離減衰がきつめ、という特徴を持つ
- 新アタッチメント「トロイアングル」
- グリップ系のアタッチメント。人間工学に基づいたデザインで操作性を変化させる
12月9日:冬季攻勢

シーズン1のトリを飾るのは、雪に覆われたエンパイアステートの改装版マップ「アイスロック・エンパイアステート」。この他にも、冬バージョンになるマップがいくつかあるようだ。
ビジュアルが変わるだけではない。冬マップを使った期間限定モード「アイスロック」には、「フリーズ(凍結)」というメカニズムがある。詳細は不明ながら、暖を取りつつ極寒の市街地を確保し続けることが求められる。
新近接武器「アイスアックス」はいかにも敵の頭を割れそうな手斧だが、「細心の注意を要する環境要素をかきわけて進める」とも説明されている。もしかしたら単なる武器ではなく、実際のアイスアックスのように移動にも使えるのかもしれない。
以上のように、『バトルフィールド6』のシーズン1は10月28日から3段階に渡って展開する。そもそもまだリリースされていない中で、これだけ多くのコンテンツをお披露目するのは驚きだ。引き続き、10月11日の発売に向けて『バトルフィールド6』の最新情報に注目していこう。

FPS POWER TUNE


Source: BF6 Official
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