中国での独占リリースが予定されている、人気フランチャイズのスピンオフである『Call of Duty Online(コールオブデューティーオンライン)』ですが、今年度末までに中国でオープンベータを実施する予定であることが明らかになりました。
CoDシリーズはすでに中国で海賊版を通してブランドとして確立されており、様々な規制がある中、中国内のゲームパブリッシャー最大手であるTencentと協力して中国マーケットに向けたCoDシリーズの製作に取り組んでいます。
既に『CoD Online』のクローズドベータは中国国内で2度ほど行われており、3度目のクローズドベータも今夏に予定しているとのことで、慎重に開発が進められているのが見て取れます。
開発をリードしているRaven Softwareはこれまで『CoD4:MW』、『MW2』、『Black Ops』の素材を用いながら開発を行っていましたが、今後は『MW3』や『Ghosts』、そして最新作『CoD:AW』の素材までをも使用していく予定であるとしています。
また、中国で最もポピュラーなオンラインFPSとして韓国産FPS『Cross Fire(クロスファイア)』が挙げられますが、ADSやプローン等の動作が存在しないゲームプレイに慣れたユーザーを、どのようにCoDのプレイスタイルに慣れさせていくが大きな課題になるともしています。
さらに中国のユーザーと欧米のユーザーを比較すると、キルコンファームドのドッグタグに代表される“収集すべきアイテム”などが明確に光って画面上に表示されている場合、欧米のユーザーは積極的にそれを収集するのに対し、中国のユーザーは明確にそれを避ける傾向にあるとの事。
目標の説明をより丁寧に行い、異なった文化にゲームをアジャストしていく必要があるとしています。
異なった文化、ユーザーの行動パターンをきちんと分析して開発を行っているようで、ぜひ日本向けの開発もやってくれてるのを期待したいところですが、今のところ指をくわえて見守るしか無さそうです。
本作の気になりすぎる「サイボーグ・ゾンビモード」や、シリーズの様々な要素を取り込んだ魅力的なマルチプレイヤー動画は以下のタグからご覧ください。
Source:Charlie Intel
コメント
コメント一覧 (6件)
なるほどドッグタグとらねぇやついるなと思ったら中国人だったのか
なぜすぐに中国の批判をしたがるのか…
どうした。とりあえず涙ふけよ。
いや、批判じゃ…ないとは言わないが、記事に書かれてるようにドッグタグを避ける傾向にあるってとこからちょっとそう思ったんよ。
ドッグタグのくだりは興味深かった
日本でもやってもいいかもしれないね
ていうかいつかやりそう
まさにドリーム
日本でもやってほしい