ASUS JAPANは2026年3月4日、5K(5120×2880)解像度と最大180Hzのリフレッシュレートを両立したゲーミングモニター「ROG Strix 5K XG27JCG」の国内発売を発表した。
同製品は解像度とリフレッシュレートを用途に応じて切り替えられる「デュアルモード」を搭載し、AAAタイトルの高精細プレイから競技シーンまで幅広く対応する次世代モデルだ。
あわせて最新OLED採用モデル2種、クリエイター向けモデル、モバイルモニターの計5製品が国内展開される。2026年3月下旬から順次発売され、ハイエンドゲーミングからクリエイティブ制作まで、多様な用途の環境を劇的に進化させるラインアップとなっている。
「ROG Strix 5K XG27JCG」の主な特徴

本製品の最大の特徴は、1台で2つの表示モードを使い分けられる「デュアルモード」機能だ。
- 5K(5120×2880)表示時:最大180Hz駆動
- QHD(2560×1440)表示時:最大330Hz駆動
5Kモードでは圧倒的な解像感でオープンワールドや映像コンテンツを楽しめ、QHDモードに切り替えれば330Hzという高フレームレートでFPSなどの競技タイトルにも対応できる。1台で没入感と操作性の両方を追求できる点は、ゲーマーにとって大きなメリットだ。
パネルには27インチFast IPSを採用し、応答速度0.3ms(GTG)を実現。色域・HDR性能も充実しており、97% DCI-P3広色域とVESA DisplayHDR 600に準拠することで、ゲームから映像コンテンツまで高品質な映像体験を提供する。
「ROG Strix 5K XG27JCG」ギャラリー
内覧会では『バイオハザード レクイエム(BIOHAZARD requiem)』のデモ版が5K解像度で展示されていた。プレイアブルキャラクターにカメラを寄せなくても目の虹彩筋が視認できるほど細部まで鮮明に描写されており、その衝撃はまさに初めてメガネを新調した時と同じ体験だった。
また、27インチというサイズに高解像度を凝縮しているため発熱が大きいと予想したが、本体後部に手で触れてもほとんど熱を感じなかった。「ROG Strix 5K XG27JCG」は筐体の排熱設計も優れているといえる。
5KだけでなくQHDで330Hz駆動になる点は、AAAタイトルから競技系ゲームまで幅広い用途に適している。性能をフルに発揮させるには強力なハイスペックPCが必要となるが、妥協のないゲーム環境を構築したい場合の最有力候補になるだろう。




『バイオハザード レクイエム』©CAPCOM
「ROG Strix 5K XG27JCG」製品概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| パネルサイズ | 27インチ Fast IPS |
| 解像度 | 5K(5120×2880) |
| リフレッシュレート | 最大180Hz(5K時)/ 最大330Hz(QHD時) |
| 応答速度 | 0.3ms(GTG) |
| 色域 | 97% DCI-P3 |
| HDR | VESA DisplayHDR 600 |
| 発売予定時期 | 2026年3月下旬頃 |
製品詳細:https://rog.asus.com/jp/monitors/27-to-31-5-inches/rog-strix-5k-xg27jcg/
同時発表の4製品
「ROG Swift OLED PG32UCDM Gen3」の主な特徴


国内で高い人気を誇った「ROG Swift OLED PG32UCDM」の後継モデルだ。
32インチ4K OLEDパネルと最大240Hz駆動を継承しつつ、新世代OLEDパネルによりピーク輝度・色表現をさらに最適化。表示安定性の向上や焼き付き対策機能の強化も図られ、長時間使用時の信頼性が高められている。
- 32インチ4K OLEDパネル、最大240Hz
- VESA DisplayHDR True Black 500、DCI-P3 99%
- 発売予定時期:2026年4月頃
「ROG Swift OLED PG32UCDM Gen3」ギャラリー
内覧会の展示機を見ると、一目でゲーム特化と感じさせるスタンドなど、細部までこだわり抜かれた近未来的なデザインから、ROGがハイエンドブランドであることがうかがえる。
「PG32UCDM Gen3」の画面サイズである32インチは、eスポーツで一般的な24インチの約1.78倍、27インチの約1.40倍の面積を持つ。極限の黒を引き出せるOLEDパネルを採用しつつ、「高精細な映像表現」と「広大な作業スペース」を両立できる32インチの4K解像度は、ゲーマーにとって最適なモニターサイズのひとつといえるだろう。



『バイオハザード レクイエム』©CAPCOM
「ROG Strix OLED XG27AQWMG」の主な特徴


ROG Strix OLED XG27AQWMGは、27インチQHD(2560×1440)TrueBlack Glossy Tandem OLEDパネルを採用する。
「タンデムOLED」とは、OLEDパネルを2層重ねることで輝度・寿命・色域をそれぞれ大幅に向上させる技術だ。従来世代のWOLEDと比較してピーク輝度約15%向上、色域ボリューム約25%拡大、寿命約60%延長を実現している。
ASUS OLED Care ProのNeo近接センサーが離席を検知し、自動でブラックスクリーンへ移行することで焼き付きリスクを低減する機能も搭載。
- 27インチQHD Tandem OLED、TrueBlack Glossy
- DisplayPort 1.4(DSC)、HDMI 2.1、USBハブ搭載
- 発売予定時期:2026年4月下旬頃
「ROG Strix OLED XG27AQWMG」ギャラリー
内覧会の展示機では、グレアパネルを採用していることで黒が漆黒のように深く表現されていた。さらに、明るい部分はタンデムOLEDの利点である優れた輝度と広色域によって、色鮮やかな映像表現を堪能できた。
スタッフの案内によると、「XG27AQWMG」はブランド内の他のOLEDモニターよりも購入しやすい価格設定になる予定とのことだ。フラッグシップモデルのような下部が光るギミックを備えたスタンドではないものの、映像美と価格のバランスに優れたモデルになりそうだ。



『バイオハザード レクイエム』©CAPCOM
「ProArt Display PA248QV Gen2(PA248QFV)」の主な特徴


ProArt Display PA248QV Gen2は、制作現場向けの24.1インチWUXGA(1920×1200)モデルだ。
16:10のアスペクト比により縦方向の作業領域を広く確保。Calman Verified認証を取得し、ΔE<2という厳密な色精度と100% sRGB/Rec.709対応により、写真編集・デザイン・映像制作など色が重要な作業での信頼性を高めている。
- 24.1インチWUXGA、16:10パネル
- 100% sRGB/Rec.709、ΔE<2(Calman Verified)
- 発売予定時期:2026年4月頃
「ProArt Display PA248QV Gen2(PA248QFV)」ギャラリー
内覧会では、クリエイター向けモデルとして動画編集画面と共に展示されていた。落ち着いたオフィス環境に置いても自然に溶け込むような、洗練された機能性と美しさを両立させたデザインになっている。
モニタースタンドの台座がシンプルな正方形で設計されている点も、省スペースかつスタイリッシュで好印象だった。



「ASUS ZenScreen MB16FC」の主な特徴


ASUS ZenScreen MB16FCは、16インチWUXGA(1920×1200)のポータブルモニターだ。
16:10アスペクト比で縦方向の作業領域を確保し、ハイブリッドワーク環境でのセカンドモニターとして活躍する。オートローテーション機能で縦・横の両方向に対応し、USB Type-Cの双方向給電(パワーパススルー)機能により、接続機器への給電と本体への電力供給を同時に行える点も便利だ。
- 16インチWUXGA IPS、16:10アスペクト比
- USB Type-C対応、双方向給電(パワーパススルー)
- 発売予定時期:2026年3月下旬頃
「ASUS ZenScreen MB16FC」ギャラリー
内覧会では「ZenScreen MB16FC」と一緒に付属品のキャリングケースも展示されていた。ポケットが2つ備わったしっかりとした布製で、手触りも良好だ。
出張先などでの使用を前提とした製品であるため、持ち運びに便利な専用ケースを別途購入する必要がなく、純正品が最初から付属している点は、安心感の面でも嬉しい配慮といえる。




発売済みの「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」も確認
すでに発売済みのフラッグシップモデル「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」も展示されていた。26.5インチのタンデムOLEDを搭載したゲーミングモニターで、QHDで最大540Hz、HDで最大720Hzのデュアルモードに対応している。
背面がシースルー仕様になっていて、まるでマザーボードが内蔵されているかのようなメカニカルなデザインが、ガジェット好きの心をくすぐる。圧倒的なゲーム性能だけでなく、所有欲もしっかりと満たしてくれる仕上がりだ。

『バイオハザード レクイエム』©CAPCOM
ASUS新製品まとめ
5K 180Hzという前例のないスペックとデュアルモード機能を備えた「ROG Strix 5K XG27JCG」を筆頭に、ASUSは2026年春にかけて全方位のユーザー層をカバーするモニターラインアップを投入してくる。
ゲーミング・クリエイター・モバイルワークと用途を問わない今回の発表は、ディスプレイ市場に大きなインパクトを与えそうだ。
特に「5Kで没入、QHDで競技」という1台二役のコンセプトは多くのゲーマーの悩みを解消してくれる可能性がある。あなたはどの用途・モデルが最も気になっただろうか?
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