オープンワールドFPS『GZW』プレイ映像

レインボーシックス シージ:YINGのLMG、3ダメージ増加によってどんな影響があるのか

レインボーシックス シージ:YINGのLMGは3ダメージ増加によってどんな影響があるのか、海外勢が検証
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『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では、最新のY5S1.2パッチが間もなく配信予定。さまざまなオペレーターが調整を受けましたが、Ying(イン)のLMG(T-95 LSW)の「ダメージが43から46へ増加」した点については、特にその影響が分かりにくいと思われます。実際のところ、ゲームプレイにどんな変化がもたらされるのでしょうか。

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最新パッチでYINGが強化

以下は最新のY5S1.2パッチノートからの抜粋です。

レインボーシックス シージ: Y5S1.2パッチ間もなく配信、7人のオペレーター調整がテストサーバーを通過

  • Ying
    • カンデラの所持数を3から4へ増加
    • クレイモアをスモークグレネードに入れ替え
    • T-95 LSWのダメージを43から46へ増加

カンデラが4つになるのは分かりやすい強化です。副作用としてスタン効果を回避できるWarden(ウォーデン)も相対的に強化されますが、Ying自体は純粋に突破力が増したと言えるでしょう。

また、クレイモアからスモークグレネードに変わったことで、チームの推進力を高める彼女のはたらきがより鮮明になるとともに、投げ物を封じてくるJager(イエガー)とWamai(ワマイ)のコンビにより対抗しやすくなりました。

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YingのT-95 LSW最新版

一方で3つ目め変更点、LMGのダメージが増加した点についてはどうでしょうか。強化なのは間違いないありません。しかし数字を見ただけでは、普段からYingメインで使っているプレイヤー以外には変化が分かりにくいと思われます。

そこで今回も、シージの各種仕様について検証した動画をYouTubeにアップロードしているRogue-9@RogueN9)の動画(英語)を参照し、「3ダメージ増加」の影響について探っていきたいと思います。

The TCSG12 is getting a significant nerf; Jäger will be a 2-speed and more! - Rainbow Six Siege

全LMG平均以下の性能

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距離別、アーマー1の敵に与える1発あたりのダメージ値

これまでのT-95の「ダメージ43」というのは、LMG系全体のちょうど平均(LMG avg)に近いものでした。距離減衰を考慮してもほとんど同じです。しかしY5S1.2パッチからは、1発あたりのダメージ量は平均値を上回っています

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距離別、アーマー1の敵に対するDPS値

DPS値(1秒あたりのダメージ量)はどうでしょうか。残念ながら元から連射速度が遅めだったこのT-95は、1発あたりのダメージ量が増えても、DPS値はいまだにLMG系全体の平均値をやや下回っています。

ゲームプレイにほぼ変化なし

実際のゲームプレイでは、敵に何発当てればキルが取れるかが気になります。

25メートル以内

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25メートル以内の敵をキルするのに必要な弾数

※Rogue-9も弁解していますが、動画では表の数字が新旧で逆になっていたため、混乱を避けるために画像を編集させていただきました。

画像では、ステータス上の最大ダメージが入る25メートル以内の距離で敵を撃ったとき、どの部位に何発当てればキルできるかを、「Body(胴体)」、「Body & Rook(胴体+Rook(ルーク)のアーマープレート)」、「Limbs(手足)」、「Limbs & Rook(手足+Rookのアーマープレート)」の4カテゴリーに分けて計算しています。「Light」はアーマー1、「Med」はアーマー2、「Heavy」はアーマー3のことです。

変化したのはたったの一カ所で、強化後のT-95では、25メートル以内でアーマー1の敵の手足に弾を当ててキルを取るための弾数が一発少なくなります。果たしてこれは重要なのか、Yingメインの方にうかがってみたいところです。

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25メートル以内の敵をキルするのに必要な時間

キルに必要な弾数を時間換算で表した場合、手足にのみ当てたときは以前より0.95秒早く敵をキルできます。しかし当然他の部分には変化がありません。

40メートル以上

ではダメージが理論上最小値になる、40メートル以上での撃ち合いはどうでしょう。

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40メートル以上離れた敵をキルするのに必要な弾数

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40メートル以上離れた敵をキルするのに必要な時間

残念ながら、ほとんど何も変わっていません。アーマー2の敵の手足だけを撃ったときのみ、一発少ない弾数でキルできるようになります。時間にして約1秒に相当しますが、それでも状況としては極めて限定的です。

サプレッサーをつけた場合

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サプレッサー装着時の正しいダメージ値は40

補足ですが、Rogue-9はサプレッサーをつけたときのダメージも検証しています。ゲーム画面では最大「39」ダメージとなっていますが、実際には最大40ダメージが出ているとのこと。

サプレッサーについては以前から、各武器の画面に提示されるダメージ値と実際のダメージ値が異なっていることが指摘されています。

レインボーシックス シージ:サプレッサーの数字は嘘なのか? 検証勢による驚きの結果

少し離れても戦えるようになった

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敵のアーマーと距離ごとに、負傷またはキルに必要な弾数と時間(100分の1秒)を一覧にしたもの

最後に、敵のアーマーと距離ごとに、負傷またはキルに必要な弾数と時間(100分の1秒)を一覧にしたものを確認しています。すると、今回の強化によってT-95の使い方をどう変えたらいいのかが判明しました。

  • アーマー1の敵には36から37メートル
  • アーマー2の敵には31から33メートル
  • アーマー3の敵には26から28メートル、38から39メートル

上記での範囲内で、キルに必要な弾数が減っています。

結論としてはこれまで撃ち勝てていた距離感より、もうあと数歩下がったところでも撃ち勝てるようになったと言えます。YingのLMGを普段からよく使っていて、戦いやすい距離までつかんでいる人にとっては朗報でしょう。Rogue-9は「YingのLMGはまだまだ弱い」と結んでいますが、一方でガジェットが強力になっているので1人のオペレーターとしては「バランスは完璧にとれている」としています。

Y5S1.2からは、一部のオペレーターはこれまで当たり前にできていたことができなくなります。逆に言えば、強化されたYingを含め、オペレーターたちの新しい運用法について研究すべき部分が一気に広がっています。ぜひ新環境での新戦法、新メタなど、今後可能になる戦い方について模索してみてください。

『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。

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Source: Rogue-9

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