本日2020年10月2日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーにて、テスト環境「エクスペリメンタル」を実施しました。ソルジャー76に大幅な強化がテスト中です。
ヒーロー調整
今回のエクスペリメンタルは、2/2/2のロールキュールールでプレイ可能。エクスペリメンタルでの変更点は本モード限定で、クイック・プレイ、ライバル・プレイ、アーケードへの影響はありません。
ソルジャー76(強化)
- "ヘビー・パルス・ライフル"
- 弾丸の拡散を撤廃
- 一定の反動を追加
- 弾薬数を25から30に増加
現在、ライブサーバーで使用されているソルジャー76のメインウェポン"ヘビー・パルス・ライフル"は無反動ではあるものの、4発以上の連射時に弾丸が拡散するため、遠距離の敵に対して連射を行うと狙い通りに当てにくい欠点がありました。
その欠点が、弾丸の拡散が撤廃されたエクスペリメンタルの仕様では無くなり、常にレティクルの中央に弾丸が発射されるようになります。その代わりに、射撃を行った時に反動が発生するようになり、精密な連射を行うにはリコイルコントロールを要求するようになっています。
反動自体はそれほど大きくなく、非常に素直な上方向の動きなので"ピースキーパー"のファニングショット時(よりも気持ち遅め)のように下方向にカーソルを移動させる事で簡単に制御することができるレベルです。
注意が必要な点としては、Ult"タクティカル・バイザー"使用中にもこの反動が適用されるという点。オートエイムとはいえ、最低限視界に相手を入れておく必要があるため通常時の射撃ほどではありませんが意識しておいたほうが良さそうです。
また、弾薬数も増加しており、リロード頻度の減少、長期的なダメージレートの向上に期待できます。単発ダメージが他のダメージヒーローに比べると低めのソルジャー76は、「あと1,2発あれば」という場面も少なくなかったので嬉しい調整ですね。
今回の調整傾向
今回の調整はソルジャー76の強みの一つである、精度の高い連続射撃を強化する方向性となっています。
"ヘビー・パルス・ライフル"の距離減衰は30m~50mとなっており、比較対象となりやすいマクリーの"ピースキーパー"単発射撃の20m~40mよりも優れ、アッシュの"ザ・ヴァイパー"を照準器を覗いて射撃した際と同じ優秀な性能です。
現在の仕様では、その強みを活かす方法が人力でのバースト射撃程度でした。しかし、この仕様が実装されればフルオート射撃であってもリコイルコントロールを行うことで、しっかりと活かすことが可能になります。
バースト射撃を行うことで最低限扱うことのできる現仕様に比べると、リコイルコントロールの練習が必要な分、扱う難易度は少し上がったかもしれません。しかし、ヒーローの練度に幅ができるということは、経験を積んだ分だけ強くなれるという事でもあるので、プレイヤーの腕の見せ所となるのではないでしょうか。
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
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Source: Overwatch
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どうせまた弱体化される