待ちに待った『サイバーパンク2077』徹底レビュー!圧倒的なボリュームのオープンワールドを支える新技術と翻訳のクオリティは日本洋ゲー史に残る一品

待ちに待った『サイバーパンク2077』徹底レビュー!圧倒的なボリュームのオープンワールドを支える新技術と翻訳のクオリティは日本洋ゲー史に残る一品

2012年の5月に『サイバーパンク2077』が発表されてから8年が経過した2020年。3度もの発売延期を重ねてきましたがついに今週12月10日に発売されます。

そんな『サイバーパンク2077』のPC版レビュー用ビルドをプレイさせて頂き、FPSとルーターシューターが好きな筆者から見るとどう感じたかを徹底的にお伝えします。

『サイバーパンク2077』の世界観

スマートな世界観の見せ方で即没入

『サイバーパンク2077』の舞台となるのは2077年の北カリフォルニアに位置する架空の巨大都市「ナイトシティ」。

この街は散策していればギャングによる銃声が響き、裏道を歩けばヤク中や死体とこんにちは。 警察などの行政は腐敗し、街は企業により牛耳られているという、FPSゲーマーからしたら慣れ親しんだような街となっています。

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ナイトシティでは昼夜問わず売春をして生計を立てている人たちが多い。 彼/彼女らにもシフト制が割り振られている模様。

端的に説明しましたが、実際の『サイバーパンク2077』が秘めている情報量はとてもすべて説明がしきれるものではありません。 筆者は原作の『サイバーパンク』と『サイバーパンク2.0.2.0.』には触れておらず、サイバーパンクモノとしては『攻殻機動隊』や『ブレードランナー』が先に思い浮かぶ程度のシリーズ初心者。 それでも『サイバーパンク2077』の世界観にはすんなり入っていけるほどこのゲームは丁寧に作られています。

サイバーパンク
改めてすごい世界観。早くこんな時代が来てほしい。

ゲームを起動すると作中のTVショーを再現したムービーが流れ、「ナイトシティ」とはどのような街なのかサクッと分かりやすく説明されます。これだけでもうこれから何十時間も過ごす街についての予習はバッチリです。

ビジュアルで納得させる世界観

『サイバーパンク2077』の世界観を知らなくてもゲームを楽しむ分の予習は簡単だとお伝えしましたが、ムービー以上にプレイヤーに世界観をハッキリと伝えてくるのがビジュアルです。

ゲームに登場する人物は身体の一部、もしくは全身を機械の部品のサイバネティックスと置き換えるサイボーグ手術を行っています。 プレイヤーや一般市民はもとより、ホームレスですらどこからしにサイバネティックスを埋め込んでおり、この技術は『サイバーパンク2077』の世界では一般的であることが伝わります。

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メインキャラクターは誰もがインパクトのある外見と、それに負けず劣らずなキャラクター性。 なお本記事の公式スクリーンショット以外のスクリーンショットはほぼフォトモードで撮影しています。

大きく6つのセクターに分かれた「ナイトシティ」の風景も世界観に厚みを持たせています。 金持ちエリアはキレイに整理されていますが、貧困エリアは暗く薄汚れ、ゴキブリなどの虫が至るところに徘徊しているなど、各エリアごとの特色がハッキリしています。

しかし、どのエリアにも企業群の高層ビルとネオンが設置されており、「ナイトシティ」が企業によって牛耳られているのが視覚的に分かりやすく伝わってきます。そして「ナイトシティ」をただ歩き回っているだけでも楽しめるほどのボリュームとクオリティとなっています。

なお、『サイバーパンク2077』の世界観やシリーズの過去作品との間の歴史を知りたいといった知識欲が高い方向けに「ジャーナル」が各地に点在しており、それらを読むことで知識欲が満たされるような作りになっています。

『サイバーパンク2077』のキャラクター作成

キャラクター作成

『サイバーパンク2077』の主人公は「V(ヴィー)」という名前と3種類の過去が用意されている以外は、全てユーザーが自由に作り上げることができます。 具体的にあげるとこのようになっています。

  • 名前は「V(ヴィー)」という点だけは共通
  • それまでどのような人生を送ってきたかは3種類から選べる
  • 外観はゲーム開始時にクリエイト可能。性器の有無も選択可能(パンツもあり)
  • スキルやパーク、得意な武器といったビルド要素あり

ゲームを始めるとまず難易度を選びます。難易度は「イージー」、「ノーマル」、「ハード」、「ベリーハード」から選択でき、ゲーム内からもいつでも変更可能です。

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難易度はデフォルトだと「ハード」が選択されている。 「ハード」でも回復薬ゴリ押しすれば戦闘は楽勝。

「V」の過去を3種のライフパスから選ぼう

『サイバーパンク2077』では、「V」がこれまでどう過ごしてきたかを描く「ライフパス」を3種類の設定から選べるようになっています。それぞれにバックストーリーが用意されており、どれを選ぶかによってゲーム中での会話に追加の選択肢が表示されます。

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どのライフパスでも本筋に極端な影響はなし。イントロはどのライフパスもだいたい30分ほどで終了。
  • ノーマッド: ナイトシティの外の荒野で暮らしてきた。所属していたクランが解散したので紆余曲折を経てナイトシティで暮らすことになる。機械関連の選択肢が追加。
  • ストリートキッド: ギャングなどが支配するナイトシティのストリート出身。一度は別の街に旅立ったが夢やぶれてナイトシティに戻ってきた。 ストリート・ギャング系の選択肢が追加。
  • コーポレート: サラリーマン。世界最大手の企業に勤めて汚い泥仕事を請け負っていたが社内政治に巻き込まれる。 上流階級の人々との会話に選択肢が追加。

選んだライフパスによって冒頭のイントロストーリーが変わりますが、ストーリーの本筋に大きな影響はなく、選べるスキル/パークも同様。自分の「V」への味付け程度に考えておきましょう。

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ライフパス限定選択肢があるとライフパスの名前が表示。 選択によっては対象キャラクターに気に入られることもあり。

外観を作り上げよう

ライフパスを選んだあとは外観のキャラクタークリエイトです。『サイバーパンク2077』のキャラクリは男女それぞれに3つのプリセットが設定されている他、自分でカスタマイズするオリジナルのキャラクリとランダム生成の計5種類が用意されています。

各パーツを選択するだけで顔ができあがり、角度や幅といった細かい調整はなし。パーツは膨大な量が用意されているため、ランダム生成して同じ顔に遭遇することが殆どありません。

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「セーラームーン」や「JOJO」などのネタがチラホラあり、髪型だとジョジョ第6部の「ジョリーン」風のものもあります。 パークツリーには『オーバーウォッチ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ネタもあり。

このようにキャラクリに関しては性器を導入するなど作り込みですが、実際にゲームをプレイしていると、フォトモードを多用していない限りはほとんど自分の姿を見ることはありません。唯一、キャラクリで選べる要素でゲームプレイ中によく目にするのは「V」の爪です。そのため爪にはこだわったほうがいいかも知れません。 ネイルがテンションを上げてくれる女性の気持ちが少し分かった気がします。

女性キャラの胸は1人称視点でも表示されませんが、男性器は思いっきり見えてしまうシーンが何度かあります。 まさか「4Kレイトレーシングのおちんちん」を拝む日が来るとは思いませんでした。

なお、一度決定したキャラクターの外観を変えることはできません。サイボーグとはいえ生身なのだから仕方ないと理解しつつも、せめて髪型くらいは変えられるようにしてほしかったのが正直なところ。

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鏡越しに自分の見た目も確認できますが、帽子を被っていると衝撃のツルピカ頭に…!

『サイバーパンク2077』の戦闘システム

『サイバーパンク2077』はFPSです。FPSじゃなかったら当サイトEAA!!でレビューできなかったかもしれません。 ありがとう『サイバーパンク2077』。FPSといっても『Call of Duty』のようなゴリゴリのFPSガンシューティングというわけではなく、レベルアップ要素のあるRPGをFPS視点でプレイしているゲームです。

様々な戦闘スタイルを駆使しよう

  • 戦闘はFPSガンシューティングが基本。ビルド次第ではカタナや素手の近接戦闘特化や、相手に気づかれずに忍び寄るステルス特化に、相手をハッキングする魔法使いのような立ち回りも可能。
  • 銃には跳弾タイプ、貫通タイプ、自動追尾タイプの3種類が用意されている。
  • 敵はとにかくタフなのでヘッドショット1発で終了ということはない。ただし「V」のレベルが上がると無双が始まる。
  • レベルが低いと苦戦する敵もいるが、回復アイテムが大量に手に入るので隠れて回復していれば死ぬことは少ない。

EAA!! 読者の皆様ならFPSでの操作はお手の物だと思いますが、『サイバーパンク2077』をプレイされる方の中にはFPSが苦手という方も多いと思われます。 そういった方々への配慮のためか戦闘バランスはとてもいい意味で大雑把という印象を受けました。 そう、『サイバーパンク2077』はスキルを競うPvP(プレイヤーvsプレイヤー)ではなくPvE(プレイヤーvsエネミー)で、「V」が俺TUEEEEをするためのゲームだからです。

自由に能力値を上げて好きなようにパワーアップ

「V」はクエストを完了することで経験値を入手してレベルを上げていきます。レベルが上がるごとに、「肉体」、「反応」、「意志」、「知力」、「技術」という能力値をあげてステータスボーナスを得られます。 それぞれのステータスは一定まで上がることで会話の選択肢や、車両の盗難や扉を蹴破るといったアクションも追加されていきます。

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レベルを上げるとステータスが上がり、クレド(評判)を上げると受けられるサイドクエストの数が増える。 防具は最終的にどの防具でも似たような数値になるので見た目重視でもよし。

また、各能力値には複数のスキルが紐付いており、各スキルにはパークツリーが用意されています。 パークは開放することでそのスキルに関連したステータスや効果を上昇させられます。 パークを解禁する方法はパークポイントを利用していくのですが、パークポイントはレベルアップ時に入手する他、各アクションによる経験値をためることでもポイントを入手できます。

例えば、戦闘中にスニーキングで忍び寄り相手を倒したり、どの武器を使って相手を倒したかなど、ありとあらゆるアクションも経験値に加算されていきます。 戦闘が苦手な方は「ブリーチプロトコル」というハッキングを機械に仕掛けていくという手もありかもしれません。

スキルなどを解禁していない頃の「V」は言ってしまえばただのチンピラなので、ちょっとした格上の敵や数の差に負けてしまうこともあります。 ですがスキルを解禁することで強さがグングン上がっていき、かつての強敵達もただのザコになりさがります。 このあたりはとても分かりやすいRPGらしい作りに仕上がっています。

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RPGで定評のある会社なのにFPS部分も割とガチな作りなのが嬉しい。

ただし注意したいのは、全てのスキルを解禁するのはほぼ不可能なので、あらかじめどのようなビルドを組み立てるか考えておく点と、強くてニューゲームは存在しない点です。

これらは残念に感じる人もいつかもしれませんが、次周回では別のライフパスを選びこれまでとは違うビルドのプレイスタイルで遊べるという流れがデザインされた結果でしょう。

多様なハクスラ/ルーターシューター要素

RPGでレベルアップ以外に強くなったと実感できる瞬間というのは装備を更新したときです。 『サイバーパンク2077』で装備を入手する方法は、ドロップ品購入、そしてクラフトの3種が用意されています。

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装備はコモン、アンコモン、レア、エピック、レジェンダリーの順にレアリティが上昇。序盤からエピックなどの高レアリティの装備が入手できるほか、アップグレードすることでその装備を使い続けられる。

親切な装備のドロップ

『サイバーパンク2077』の装備ドロップは基本的に敵が使用している武器がそのままドロップします。そのため狙ったカテゴリの武器を入手しやすいという長所があります。ドロップ率はかなり高めで、基本的に装備か消費アイテムが常にドロップすると考えてもよいくらいです。 ドロップ品の質は「V」の現在のレベルが反映されやすく、入手率は高いため、いつまでも武器を更新できないから弱いという状況はあまりありません。

アイテムには重量が設定されており、これが一定数を超えると「V」は走れなくなります。 筆者は強欲なので目に映るドロップ品を全て回収しているとよく重量過多になってしまいました。 そのため、街に点在する商人NPCやアイテムを売れる端末を利用して整理整頓することを強くオススメします。

必須ではない? 装備の購入

装備の入手方法2点目の「装備の購入」ですが、実は筆者は一度も利用することはありませんでした。全部ドロップ品で賄えてしまうからです。ただし、「装備」の購入はしませんでしたが、お店でクラフト用の「アイテム部品」はよく買い込んでいました。

お手軽クラフト

装備の入手方法3点目は「クラフト」です。 他のゲームだとクラフト系はキーとなるアイテムの他に色々な素材を集めてようやく作れるといったゲームが多いですが、『サイバーパンク2077』のクラフトに必要な「アイテム部品」はたったの4種類だけとシンプルに整理されています。

「アイテム部品」は装備を解体するか、商人から購入できます。 クラフトした装備は基本的に同じレベル帯のドロップ品より強い上に、クラフトのパークを解禁するとより強い装備が作成できます。

ドロップ品はたくさん手に入り、お金も簡単に稼げるうえにクラフトで強力な装備を簡単に作れるので、『サイバーパンク2077』の強い装備集めはとても親切です。これならFPSが苦手なプレイヤーの方々でも楽しめるという配慮ではないでしょうか。 だからこそ戦闘はいい意味で大雑把となります。 FPSに慣れ親しんだプレイヤーが通常の戦闘で躓くことはほとんどないかと思われます。

『サイバーパンク2077』のバグ

致命的なバグはなかったがチクチク攻めてくる細かいバグ

『サイバーパンク2077』のボリュームは膨大ですが、ゲームが大規模になればなるほどどうしてもつきまとうのはバグの問題。 筆者がプレイしたビルドではストーリー進行不可といった致命的なバグはなかったものの細かいバグにはいくつも遭遇しました。

中でも一番キツかったバグは、お気に入りのショットガンを装備してゲームをロードするとそのショットガンが装備から外れてしまうというバグ。 その場で装備しなおせばいいだけなのですが、困るのは『サイバーパンク2077』は市街地で銃を取り出すと指名手配されること。見せたがりの「V」は装備を付け替えるとその銃を勝手に構えてしまうので、ロードのたびに指名手配犯となり、警戒が解けるまで隠れなくてはいけないという事案が発生していました。 治安は悪い癖に取締が厳重なのはそれだけ厳しい監視社会ということでしょうか。

前述のように大きなバグには遭遇せず、こういった細かいバグや、ストーリーのあるシーンで銃の構え方が逆で銃口を自分に向けているというおもしろバグがあったくらいです。 こういった細かいバグも今後のアップデートで取り除かれていくことでしょう。

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多分アタマが吹っ飛ぶのは自分

没入感を極限まで高める新技術「JALI」とハイクオリティ翻訳

ここまで『サイバーパンク2077』のゲーム部分について触れてきましたが、ここからは本作が絶妙な没入感を生み出せている理由を語っていきます。

「JALI」で口の形がセリフとマッチ

これまでのゲームは開発チームの主要言語の動きをベースに、各キャラクターの顔のアニメーションが作られていました。 すると、セリフの尺の都合上、どうしても口の動きと音声が噛み合っていないことが多々ありました。 しかし、『サイバーパンク2077』はセリフによる口や顔のアニメーションを新技術の「JALI」を導入することによりAIが自動で判断して作成していきます。

JALIがどういった動きをしているかの公式解説動画。字幕設定から日本語を選べます。ちなみにアニメ映画「AKIRA」でもわざわざ発するセリフにあわせて口の形を作ったのは有名なお話。

その結果、日本語を喋っているキャラクターの顔のアニメーションとセリフが一致して吹き替え版によくある違和感がなくなりました。これは1人称視点で各キャラクターの顔をハッキリと確認しやすいことと相性がとてもよく、この自然さが没入感を大きく高めてくれています。

究極のローカライズクオリティ

もう一つの没入感を高めてくれる要素は、極限まで磨き上げられた日本語ローカライズの質です。「JALI」のおかげでセリフの違和感が消えましたが、そういったことも全てはローカライズの質が高くないと実現しませんでした。

英語を翻訳するとどうしても噛み合わないニュアンスがありますが、『サイバーパンク2077』では独自の翻訳を用いることで全く別の意味なのに会話に違和感が生じていません。 また、テキストの改行の位置がズレているといった洋ゲーにまれにある現象は全く見受けられません。 素晴らしい監修です。

俳優のキアヌ・リーヴス氏を敬愛する筆者は、氏がモーションキャプチャーからセリフ収録まで行っていることから音声は英語に設定してプレイしています。 こうした場合、普段はUIや字幕も全て英語でプレイしているのですが、『サイバーパンク2077』では膨大な量の情報をどれだけ翻訳しているのだろうと興味本位で日本語に切り替えてプレイしています。

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キアヌ・リーヴス氏が演じるジョニー・シルヴァハンドを操作できる場面ではフォトモードも使用可能。ただし氏のブランドイメージを守るためか選べるポーズは少ない。

すると、人生の半分を英語で過ごしている筆者でも、その翻訳能力では全く歯が立たないであろうハイクオリティローカライズに打ちひしがれるという事態が発生しました。

各セリフが発せられる限られた時間のなかで、全くの違和感のないセリフに仕上げる英語力・翻訳能力・日本語の文章構成力・語彙の選択、そのどれをとってもレベルの高いプロフェッショナルな仕事には脱帽です。

『サイバーパンク2077』はメインキャラクターたちだけでなく、街をすれ違う一般人やテレビのニュースなども全てフル吹き替え。 そのため日本語でプレイしているのに英語が聞こえてくるといった他のゲームではありがちな事もありません。 これがまた没入感を強くしてくれます。

なお、PC版では一度言語パックをダウンロードしておけばゲームを再起動しなくても言語を切り替え可能。再起動なしで言語を切り替えできるゲームって実は多くはないんです。

もう一つの主人公「ナイトシティ」

『サイバーパンク2077』の「ナイトシティ」では常日頃なにかしらの事件が起きていて、「V」を通してそれら一つ一つのアクションが全てストーリーを紡いでいきます。 『サイバーパンク2077』のもう一つの主人公は「ナイトシティ」そのものかもしれません。そんな「ナイトシティ」を彩る没入感は贅沢の極みです。

もう一つの主人公「ナイトシティ」
「V」は世界を救う英雄ではなく、のし上がろうと日々を精一杯に生きる1人の人間。そんな人間を多く内包するのが「ナイトシティ」。

最後に

最後に、これほどの妥協なき高いクオリティを提示してくれた『サイバーパンク2077』には大きな喜びと感謝を感じてしまいます。2020年最後に生まれた、ゲームの金字塔のひとつといっても過言ではないでしょう。

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余談ながらやはり小島監督が出演されていました。 2018年のE3では招待者限定のデモ映像試写ブースで監督が斜め前に座っていて『サイバーパンク2077』の限定映像と小島監督がセットで脳みそがバグった思い出。

『サイバーパンク2077』はユーザーひとりひとりに違った感想を抱かせる結末が待っています。作り込まれた世界と翻訳クオリティ、そしてこの結末を体験して、皆様と語り合えるときが来ることを心待ちにしたいと思います。

サイバーパンク2077 — 公式ローンチトレーラー

『サイバーパンク2077』の発売日は2020年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。

【PS4】サイバーパンク2077

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