Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン1「オペレーション・クリムゾンハイスト」の全貌が発表されました。これに続いて日本時間2月23日には、追加のアップデート情報も含めた「デザイナーノート」が公開。Blackbeard(ブラックビアード)やNokk(ヌック)らへの調整が明かされました。
Y6S1プレシーズンデザイナーノート公開
イヤー6シーズン1「オペレーション・クリムゾンハイスト」では新オペレーターFlores(フローレス)に加え、Mute(ミュート)やMozzie(モジー)が調整され、新サブウェポンGONNE-6によってさらに8名のオペレーターのロードアウトが変化しています。
日本時間2月23日に公開された「プレシーズンデザイナーノート」では、これらに加えてKali(カーリー)、Blackbeard(ブラックビアード)、Nokk(ヌック)、Twitch(トゥイッチ)、アサルトライフルG36への調整が発表されました。
Kali再調整
前回はスナイパーライフルの確定負傷仕様が削除されてダメージが122となりましたが、今回はこの点に再調整が加えられています。
- CSRX 300のダメージを122から127に増加
- ボディショット1発でスピード3のオペレーターをキル
- ボディショット1発でスピード2のオペレーターをダウンさせる
- ボディショット1発でスピード1のオペレーターをダウンさせる
前回の調整後から、コミュニティでは「ダメージを127にすればアーマー3でも確定負傷になるのでは」という指摘が見られましたが、実際そのように再調整されるようです。
争点になっているのはやはり固有ガジェットであるLEVELと合わせたときの彼女のバランスで、「過度に強力な存在になってしまう可能性」を避けつつ、「フィードバックをもとに今回新たな変更を加える」ことにしたようです。
- Rookのベスト装備時
- ボディショット1発でスピード3のオペレーターをダウンさせる
- ボディショット2発でスピード2のオペレーターをダウンさせる
- ボディショット2発でスピード1のオペレーターをダウンさせる
補足として、Rook(ルーク)のアーマープレートを着た敵に対する効果も説明されています。また、これまで「アーマー値が1上がる」、「ダメージ20%カット」など諸説あったアーマープレートの仕様が「ダメージ15%カット(加算方式で、たとえばアーマー3なら20%+15%=35%カット)」であることも明記されています。
Blackbeard弱体化
Blackbeardはチーム勝利への貢献度を示すウィン・デルタでは攻撃オペレーターで現在トップ。同じ理由でBAN率も高かったのですが、武器・ガジェットともに弱体化されます。
- シールドのHPを50から20に減少
- MK17のダメージを49から40に減少
SMG系武器なら2、3発は防げていた彼のシールドはHP20に弱体化。今後はほとんどの攻撃で一発で壊れるようになるので、使う側には一発分の差で撃ち勝つための確かなスキルが求められるでしょう。
ダメージ49の凶悪さを誇っていたMk-17も、ダメージ40に弱体化。これにより、アーマー3のオペレーターには「40ダメージ x 3発 x 20%カット = 96」となり、3発では負傷にもできなくなります。
- アーマー1は胴体3発キル(120ダメージ)
- アーマー2は胴体3発で負傷(108ダメージ)
- アーマー3は胴体3発でも生存(96ダメージ)
Nokk強化(テストサーバーのみ)
開発によると、こちらは「依然として課題が残っている」ため、テストサーバーでのみプレイできる変更です。
- HELプレゼンス・リダクション有効時にNokkが感知系のガジェットを起動しなくなる
- 影響を受けるガジェット: ElaのGRZMOTマイン、Melusiのバンシー、Kapkanの侵入阻止デバイス、感知アラーム、金属探知機
- Nokkのグリッチ効果が感知耐性を無効化し、範囲内のガジェットを起動させるようになる
- 感知デバイスを迂回するとNokkが持つHELデバイスの色が変化するようになる
なお「グリッチ効果」とは、HELの起動中に走ったり、発砲したり、有刺鉄線を殴ったりした瞬間だけはHELの効果が解除されることです。たとえばバンシーを無効化しているときに発砲すると、Nokkの存在を捉えてバンシーが起動します。
Twitch調整
- スモークグレネードを追加(スタングレネードを削除)
Y5S4開始時にAsh(アッシュ)に代わって3つのスタングレネードを手に入れたTwitch(トゥイッチ)は、メインウェポンの強さとショックドローンの便利さも相まって環境のトップティアと目されていました。しかしY6S1では早くもこれを没収され、スモークグレネードに置き換えられるようです。
G36調整
アサルトライフルG36は反動を改善し、水平方向の反動をなくしているそうです。PC版シージをお持ちの方は、早速テストサーバーで試射してみてください。
その他の変更
こちらはシーズンパッチノートからの引用です。
- ディフューザーの優先度
- 「爆弾」モードの計画フェーズ終了時にディフューザーを誰も拾っていなかった場合、ディフューザーの優先度が最も高いオペレーターに与えられます。
- たとえばThermiteとAshを比べた場合、それぞれの役割的性質を考慮してThermiteがディフューザーを獲得します。
細かい調整ですがカジュアルシーンでは嬉しい変更です。野良のAmaru(アマル)がディフューザーを持ったまま...、という状況に頭を抱えたことのあるプレイヤーには朗報でしょう。
- マップローテーション
- クイックマッチからマップローテーションを削除。
- バラエティを増やすため、バートレット大学を除く全てのマップがクイックマッチのマップリストに含まれるようになりました。
クイックマッチはそのカジュアルなルールに相応しく、ほぼすべてのマップがローテーションに加えられました。
唯一除外されているのはバートレット大学です。イヤー6でもリワーク予告がなかったマップですが、今後変更が加えられるのでしょうか。
Y6S1「オペレーション・クリムゾンハイスト」のテストサーバーは日本時間2月23日からスタートしています。PC版シージをお持ちの方は、ぜひ新要素を試し、データやフィードバックを提供してみてください。
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source: Rainbow Six Official
コメント
コメント一覧 (14件)
G36cが完全にR4-Cの下位互換だから反動を減らしてって言っても結局R4-Cで良いんだよな。…って思ってるけどパッチノートにはG36って書かれてるんだけどなんで?
ファベーラ作ったやつがUBIでも上のポストに居るのかってくらい推してくるよね
せめて補強枚数まわりとハシゴリスキルさえ調整してくれれば、今みたいな即退出の流れも多少マシになると思うんだけど
大会やオフライン対戦だとBBは絶好調かもしれないけど今の遅延モリモリのチーターorクソ回線の中韓人だらけのPC版ランクカジュアルのBBほど敵に回すと脅威で味方に回すと頼もしくないキャラはない
これはもはや大会でのバランス調整と同時にBBというキャラ存在そのものを消すことで中韓人のズルに対応したようなものだな
流石にBB可哀想だわ