レインボーシックス シージ:世界大会”S.I.2021″完結、Ninjas in Pyjamasが中南米に初タイトルもたらす

レインボーシックス シージ:世界大会”S.I.2021″完結、Ninjas in Pyjamasが中南米に初タイトルもたらす

Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では5月23日に世界大会「シックスインビテーショナル2021」グランドファイナルが催され、昨年の準優勝チームNinjas in Pyjamasが初優勝。中南米地域に初となるインビテーショナルタイトルをもたらしました。

プレイオフDAY5(最終日)結果

※太字が勝利チーム

2020年度チャンピオンはNinjas in Pyjamas

2020年度におけるシージeスポーツ競技シーンのチャンピオンを決める世界大会「シックスインビテーショナル2021(S.I.2021)」も、日本時間5月23日ついに最終日を迎えました。

グランドファイナルのマッチアップは、アッパーブラケットを無敗で勝ち上がってきた昨年の準優勝チームNinjas in Pyjamas(NiP)と、ロアブラケットから復活したTeam Liquidです。S.I.2021のグランドファイナルはBo5で行われ、アッパーの勝者であるNiPは1マップポイント分のアドバンテージを得たところからのスタートとなりました。

一方でLiqidも、このグランドファイナルの前に行われたロアブラケット決勝戦では、MIBRに対して2マップでそれぞれラウンドスコア7-2、7-2と圧倒し、万全の状態でNiPとの最終決戦に挑みます。

210523@kirill_vision13694
LiquidのNesk選手

第1マップのカフェは、NiPがPsycho選手の活躍もあり7-2と手早く締めくくります。マップアドバンテージがあるため、マップポイント2-0となったNiPは次の「山荘」を取れば優勝が決定しますが、この第2マップではLiquidのNesk選手やPaluh選手らが徐々にパフォーマンスを上向かせ、今度は彼らがラウンドスコア7-3でNiPを下します。

戦いは第4マップへ

マップスコアが2-1となった中で迎えた第3マップは「クラブハウス」。NiPにとっては、優勝目前まで迫った昨年のインビテーショナル・グランドファイナルで試合全体の流れが一変し、結果として無念の敗北へ至ったという因縁のマップであり、昨年の悪夢の繰り返しになる可能性に会場全体にも緊張が走ります。

210523@kirill_vision13749
Ninjas in Pyjamas

「クラブハウス」での戦いはこれまでとは異なる拮抗した展開となり、有利とされる防衛でお互いにラウンドを稼ぎ、ラウンドスコア6-6でオーバータイムに突入します。グランドファイナルのオーバータイムはエンドレス方式で、どちらかが2ポイント差をつけるまでは永遠に終わらないというルールです。

これまでのエンドレス形式での最大ラウンド数は26。今回もそのような長期戦が予想されていましたが、実際にはLiquidが手早く攻防ともに取りきることに成功し、8-6で「クラブハウス」を制します。

クラブハウスでは敗れましたが、エンドレス方式のオーバータイムが意外に早く終わったことは、逆にNiPの助けとなったのかもしれません。S.I.2021全体の最終マップは「領事館」。ここでNiPはマップの構造を活かし、序盤から大胆なピークや飛び出しを繰り返すことで、Liquidの戦術をたちまち機能不全に陥らせます。

「クラブハウス」で敗れた時点では2年連続の準優勝となることが危惧されたNiPでしたが、防衛を終えた時点でラウンドスコア6-0とLiquidを圧倒。攻防交代してから立て直しを図るLiquidでしたが、やはり間に合わず、最後は7-2でNiPが勝利。マップスコアでも3-2となったNiPが、この瞬間2020年度のチャンピオンチームとしてシージの歴史にその名を刻みました。

ブラジル覇権時代到来か

チャンピオンはNiP
優勝ケイバーを掲げるNiPのPsycho選手

毎年のようにドラマが生まれるシックスインビテーショナルですが、今年も誰も予想していなかったであろう展開、そしてエンディングが待っていました。

今大会では、チャンピオンチームのNiP、準優勝のLiquid、3位のMIBRと、大会ベスト3チームがすべてブラジル勢であったことが特に話題となりました。今大会にはブラジルから計6チームが出場しましたが、全チームがプレイオフまで勝ち残っていた点も見逃せません。

歴代のインビテーショナルでは北米とヨーロッパが互いにタイトルを取り合っており、ブラジルを含むLATAM(ラテンアメリカ)地域は、この世界大会のタイトルには一度も縁がありませんでした。

ところが今回のS.I.2021では、これまでの経緯を無かったことにするかのような勢いでブラジルチームが活躍し、世界中のシージプレイヤーを驚愕させました。果たしてブラジル一強となった現環境は一時的なものなのでしょうか、それとも今後も数年にわたって続いていくのでしょうか。

そんな中、インビテーショナルはもちろん、シックスメジャーなどを含めたあらゆる国際大会で未だにタイトル獲得経験のない日本を含めたAPAC(アジア太平洋)地域は、ここから他の地域に追いつくことができるのでしょうか。2021年度のステージ2以降も、世界のシージ競技シーンにご注目ください。

新シーズン「オペレーション・ノーススター」の全情報も公開

このインビテーショナル最終日では、6月スタートが予想される新シーズン「オペレーション・ノーススター」の全情報も公開されました。

PC版テストサーバーは5月25日からスタート。以下の記事を参考に、PC版シージをお持ちの方は新コンテンツのテストにぜひご参加ください。

Via: Liquipedia

コメント

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By 匿名

    1ラウンド取るたびの雄叫びが凄かったね
    ほんとシージの大会は見てて楽しい

  2. By 匿名

    今のLATAMはカバー意識とかFPS的連携面でトップに立ってるから、他の地域と比べて一歩先行ってるな
    覇権取ってたEUは入れ替え激しくてワンマンプレイが目立つわ…G2とか特に

コメントする

*