Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では世界大会「シックスインビテーショナル2021」がいよいよ最終日グランドファイナルを迎えました。一方この大会では新シーズン「オペレーション・ノーススター」の全情報も公開されており、この記事でははそのうち、Mira(ミラ)やMaestro(マエストロ)への大きな弱体化などを含む、既存のオペレーターたちへのバランスアップデートについて紹介します。
Y6S2オペレーターバランス調整
イヤー6シーズン2(Y6S2)「オペレーション・ノーススター」では、新防衛オペレーターThunderbird(サンダーバード)が登場するほか、Y6S1の時点で予告されていた既存オペレーターへのアップデートがリリースされます。
なおこれらの変更はすべてテストビルドで確認されたものであり、リリース版でも同一の仕様になるかどうかは保証されていない点をご留意ください。
Mira、Maestro、防弾カメラに調整
防衛側オペレーターには各種の防弾ガジェットがありますが、このうちMira(ミラ)の「ブラックミラー」、Maestro(マエストロ)の「イービルアイ」、そしてサブガジェットの「防弾カメラ」の仕様が変更され、殴ることで強化ガラスの表面に小粒状の亀裂が無数に走るようになります。
これにより視認性がゼロになり、情報収集ガジェットとしての役割が大きく損なわれます。
- 攻撃・防衛どちらが殴ってもガラスに亀裂が走る
- イービルアイは、ガラス部分を展開すれば引き続きカメラとして機能する。破壊されなければテイザーを撃つこともできる
- ガラス面を壊されたイービルアイや防弾カメラは、回収できなくなる
Melusiのバンシーも弱体化
さらに、防衛オペレーターとして現環境で特に人気の高いMelusi(メルシ)にも弱体化が入ります。
彼女の固有ガジェット・バンシーソニックディフェンスは有刺鉄線の上位互換として攻撃側の進行を幾度となく遅らせてきましたが、Y6S2ではこのバンシーの防弾仕様が以下のように調整されます。
- 起動中は銃で破壊可能になる
爆発物と近接攻撃で破壊できる点はこれまで通りですが、今後は起動中であれば銃でも破壊できるうよになります。これまでは開けた場所に置いておくだけでも攻撃側に対処を要求できましたが、今後は効果範囲を意識しつつ、銃では壊しにくい場所に置くなどの工夫が必要になるでしょう。
Smokeのガスも弱体化
以前から修正対象とされていた箇所にアップデートが実装されます。
- ガスが壁や床を不自然にすり抜けなくなる
- ガス内部の視認性が向上
- サウンドエフェクトを変更
Smoke(スモーク)の遠隔ガスグレネードは破壊不能な壁をすり抜けて攻撃オペレーターにダメージを与えてしまう性質がありましたが、Y6S2アップデートではこの点を修正。壁や戸口に沿って広がるガスの広がる範囲が自然な形になります。
またガス内の視認性も上がります。Smokeだけは自身のガスの影響を受けないため、ガス内を通り抜けて攻撃側の奇襲もできました。しかしガスのグラフィックがリワークされたことで、そうしたSmokeの動きがより見えやすくなっています。
通電ガジェットの仕様を変更
Bandit(バンディット)の「ショックワイヤー」とKaid(カイド)の「エレクトロクロウ」によって通電している補強壁や展開型シールドについて、以下のように変更されます。
- ADSやシグナルディスラプター、ニトロセルなど、味方のガジェットを破壊しなくなる
- Ash(アッシュ)のブリーチング弾を破壊しなくなる
これまでは通電しているガジェットの近くに防衛側が別のガジェットを置くと、そのガジェットが電気で破壊されてしまいトラブルの元となっていましたが、Y6S2では電流で味方のガジェットが破壊されなくなります。
一方で攻撃側は、これまでは通電した展開型シールドにAshのブリーチング弾を直撃させても破壊できなかったのですが、この仕様も調整され、直撃で破壊できるようになります。なおドローンなど攻撃側のガジェットが通電ガジェットに接触した場合は、引き続き破壊されます。
Bearing-9のリコイルが改善
Y6S2の公式配信で明かされた項目です。現在はHibana(ヒバナ)が所持しており、新オペレーターThunderbird(サンダーバード)のサブウェポンでもあるマシンピストルBearing-9は、Y6S2でリコイルにアップデートが加わるとのことです。
現在非常に扱いづらい武器の一つですが、果たしてどのように緩和されるのでしょうか。
テストサーバーで将来のコンテンツを体験しよう
5月25日からスタートするY6S2のテストサーバーでは、Y6S2ではリリースされないものの、以下のようなテスト段階のシステムを先行プレイすることができます。ライブサーバーへ実装されるかどうかは、プレイヤーの皆さんのフィードバック次第で決まるでしょう。
- デス後のカメラ操作
- デスした後もドローンを操作できるようになる。展開していないドローンはスポーン地点からの再出撃となる
- 防弾カメラがEMPダーツを発射
- 防弾カメラを使って、攻撃側の電子機器を一時停止させるEMPダーツを発射できるようになる
このように、テストサーバーは今後さらにテスト場としての役割を強めていく予定で、開発側がフィードバックを求めているアイデアが次々にテストにかけられるようです。普段はライブサーバーしか使っていないという方も、面白いテストが催された際にはぜひ参加してみてください。
コメント
コメント一覧 (3件)
やばい。ガラスの割れ方が生理的に無理すぎる!!なんか気持ち悪いー...
防衛の弱体化ばかり目立つけど大丈夫なのか?
新キャラがくっそ強いんかな
弱体化じゃなく正常化なので大丈夫
おかしいメタの回り方を正してるだけ