Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン2「オペレーション・ノーススター」が進行中。またeスポーツ競技シーンでは夏期リーグ「ステージ2」が始まっており、日本チームが所属する「APAC North」ディビジョンの各試合も、6月16日より行われます。
APACステージ2が開幕
世界のシージeスポーツ競技シーンは、北米、中南米、欧州、アジア太平洋(APAC)の4つの大きなディビジョンに分かれており、6月中旬からは各ディビジョンで順次、夏期リーグに相当する「ステージ2」が開幕しています。
ステージ2でも引き続き、リーグに所属する各国のチームがラウンドロビン(総当たり)形式で戦い、ステージ終了時の成績にもとづいたグローバルポイントを獲得。世界のチームが組み込まれたグローバルランキングの順位に応じて、2022年2月に開催予定の世界大会「シックスインビテーショナル2022」への出場権が与えられます。
日本チームが所属しているAPAC Northでも、6月16日よりステージ2が開幕します。出場チームならびにDAY1の試合日程は以下の通りです(すべて日本時間。開始時間は前後する場合があります)。
- 午後6時30分:GUTS Gaming vs T1
- 午後8時:FAV gaming vs TALON Esports
- 午後9時30分:Cloud9 vs DAMWON Gaming
- 午後11時:FNATIC vs CYCLOPS athlete gaming
ステージ2の注目ポイント
イヤー6シーズン1で登場した攻撃オペレーターFlores(フローレス)が、いよいよステージ2から競技シーンで解禁されます。
既に進行中の北米リージョンでは早くも多くのラウンドで活用されており、APACでもFloresの出番が期待されます。Jager(イェガー)のADSやWamai(ワマイ)のMAG-NETでは防げない新たなガジェット破壊ツール「RCEラテロチャージ」を、各チームどのように活用・対策してくるかに注目です。
注目の初戦は日本チームGUTS Gamingと、韓国のT1の対決です。GUTSはこれまでチームをけん引してきたCrazyPapiyoN選手が引退し、代わりに一時は引退していたMerieux選手が復帰。国内リーグ「Rainbow Six Japan League 2021(RJL)」では、この新生GUTSが急速な追い上げを見せています。
一方でT1は2021年から登場した新造チームですが、4月に終了したステージ1ではリーグ最下位の8位で終えています。挽回に向けて、オフシーズンでどのような取り組みをしてきたかに注目です。
また、世界大会シックスインビテーショナルを経験したCYCLOPS athlete gamingと、FNATICの対戦も見逃せません。CAGは国内リーグRJLで8戦8勝無敗という隙の無さ。一方でFNATCは旧フォーマットで無類の強さを誇っていたチームであり、2020年こそ不調でしたが、2021年のステージ1では4位と着実なカムバックが見られます。ステージ2でも両チームともにスコアを伸ばし続けることができるでしょうか。
Twitch Dropsとマッチリプレイ
シージeスポーツファンには嬉しい特典として、ステージ2でも引き続き、試合をTwitch公式チャンネル(日本語)で一定時間視聴することで、Twitch Drposの形でシージのゲーム内で使えるアイテムが獲得できるようです。
シージeスポーツの公式サイトによると、アイテムの詳細についても「近日発表」とのことです。
また、各試合のリプレイデータも順次公開され、PC版シージをお持ちの方は各ファイルをダウンロードすることで、世界のチームの作戦を自分で勉強することができます。リプレイデータはこちらのページで配布されるそうです。
APAC Northディビジョン・ステージ2は日本時間6月16日午後7時30分開幕。果たして今夏の戦いを制するのはどのチームになるのでしょうか。下記サイトリンクも参考に、ぜひ8チームの戦いをご視聴ください。
- 日本語配信:Twitch
- ステージ全体日程:Liquipedia
- 各試合データ:SiegeGG
Source: R6S Esports Official
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