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レインボーシックス シージ 「RJL 2021」最終節:CAG驚異の全勝優勝で完結、MVPはAyagator選手に

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CAGは無敗優勝を達成

26日に行われたDAY2では、まずGUTS GamingREJECT(RC)が対戦。第1マップの「山荘」では5-5まで拮抗したものの、GUTSはオーバータイムを許さず、7-5で勝利を決めました。

第2マップの「カフェ」では、防衛のRCが2ラウンドを先取してリードしましたが、GUTSがすぐに追いついて2-2とします。「山荘」での均衡が再び繰り返されるかに見えましたが、ここからはGUTSのLily選手が活躍。サポート寄りの役回りでありながら、重要な場面でことごとく撃ち勝つなどして、前半を4-2とリードで折り返します。

防衛に回ってからもGUTSの勢いは止まらず、RCからのラッシュもしのいで6-2。最終ラウンドとなった1階防衛では、ラウンド中盤で爆弾拠点への急襲を狙ったRCの目論見をMerieux選手とJJ選手で阻むことに成功し、7-2。終わってみれば0-2から7ラウンドを連取する形で試合を制覇し、合計マップスコア2-0でGUTSがこの試合の勝者となりました。

GUTSは最終成績8勝6敗で全体4位。Merieux選手が加入したリーグ後半からは特に良好な成績を保っており、進行中の国際リーグ「APAC Northステージ3」でも現在3戦3勝で首位と、昨今の最注目チームとなっています。一方でRCは最終成績6勝8敗で全体5位となり、2022年RJLへの席と、APAC North入れ替え戦への出場資格を確保する大健闘を果たしました。年初の時点ではチャレンジャーの立場でしたが、2021年の戦いを通して最も成長を遂げたチームと言えるでしょう。また、RCは全体5位となったことで、10月2日からスタートする「Rainbow Six Japan Championship 2021」セミファイナルラウンドのDグループに組み込まれることも決定しています。

2021年シーズンの最終戦となったSengoku Gaming(SG)とCYCLOPS athlete gaming(CAG)の直接対決は「カフェ」からスタート。攻撃から入ったCAGは、第4ラウンドでパーフェクトラウンドを決めるなどして3-1とリードしますが、SGもRamu選手のリテイク含む立ち回りで3-3と追いつき、まずは拮抗したところで攻防を交代します。

後半最初のラウンドでは、CAGのBlackRay選手がラウンドと終了間際にプランターをキルする活躍で4-3と抜け出すと、SGのスピーディーな攻撃の組み立てに対して、CAG全体でマップ内を激しく動きまわるように対応。Gatorada選手の意表を突く立ち回りもあって、CAGが7-4で「カフェ」を制します。

第2マップ「銀行」ではSGが防衛から入り、速攻を織り交ぜつつ押し込もうとするCAGの勢いをしのぎ、まず3-1でリード。その後もエントリー段階でCAGの動きを阻み続け、4-2で攻防を交代します

しかし防衛に回ってからは、CAGもリワーク後の「銀行」ならではの新奇な守り方を披露するなどしてスコアが縮まり、5-5となります。CAGは直後に1階オープンオフィスでの攻防を制し、6-5と先にマッチポイントを獲得しましたが、次のラウンドでは互いに乱戦模様の中でのミスの拾い合いになり、SGがどうにか追いついてオーバータイムに突入します。

オーバータイム第13ラウンドでは、CAGのGatorada選手がN窓からの飛び出しでSGの作戦を破壊するも、第14ラウンドではSGのReyCyil選手が、最終局面での1v2を見事に制して7-7。フルラウンドとなった「銀行」での戦いでしたが、最終ラウンドはSGがしっかり取って、試合は第3マップへと突入します。

ディサイダーマップとなったのは「海岸線」。攻撃からスタートしたCAGは、射線の都合から防衛側に立ち回りが求められるマップ構造を活かし、窓からのロックをまじえながら効果的に人数を削り、早々に2ラウンドを連取します。

その後はCAG側のミスにも救われながら、SGもどうにか2ポイント目を獲得。4-2でCAGがリードして攻防交代となります。SGはSironeko選手の活躍もあり、一度は展開をひっくり返せるかに見えましたが、防衛のCAGは油断なく詰め、6-4の局面へと至ります。

最後のラウンドでは、ペントハウスへの設置を試みるSGに対し、CAGのAyagator選手が下の階から3選手をまとめて倒しきるスーパープレイに成功。これで7-4となり、マップスコア2-1でCAGの勝利。そしてこの瞬間、CAGはRJL 2021全体を通しても、リーグ戦14戦全勝での優勝という大記録を打ち立てました。敗れたSGは9勝5敗で全体2位。年末ごろの開催が予想されている「APAC North入れ替え戦」に向けて、まず日本国内でしっかりとその地位を固めることに成功しています。

MVP・個人賞

ayagator_MVP
MVPに輝いたAyagator選手(CAG)

優勝チームはCAGに決まりましたが、1年のリーグ戦を通して優れた個人成績を残した各チームの選手たちにも、それぞれの分野で個人賞が授与されました。

  • MVP:Ayagator選手(CAG)
  • 最優秀KPR賞(ラウンドあたりのキル率):Ramu選手(SG)
  • 最優秀HS率賞(ヘッドショット率):Khoki選手(NTH)
  • 最優秀PLANT賞(ディフューザー設置成功数):Whiskey選手(Lst)
  • 最優秀ファン獲得選手賞:Ayagator選手(CAG)
  • 視聴者投票MVP:No2.選手(FAV)

MVPに選ばれたのは、キル取り屋としてもサポートの仕事でも、さまざまな状況で安定したパフォーマンスでチームに貢献した、CAGのAyagator選手となりました。来シーズンでも、CAGチーム全体を含めてさらなる飛躍に期待したいところです。

10月からはチャンピオンシップが次の展開へ

日本国内のトップ8チームによるリーグ戦は、この日をもって年間日程が終了しました。10月からはいよいよ、日本国内の全チームがプロ・アマ問わず激突する全国大会「Rainbow Six Japan Championship 2021(RJC)」のセミファイナルラウンドがスタートします。

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既に今大会の予選ラウンドは終了しており、予選から勝ち上がってきた8チームと、夏のオープン・トーナメント(RJO)を勝ち抜いた4チーム。そしてRJL5位から8位までの4チームから成る、合計16チームによる4日分にわたる戦いが来週よりスタートします。

RJCセミファイナルラウンドDAY1は10月2日、以下のサイトにて配信されます。昨年はCAGが優勝トロフィーを掲げたRJCですが、果たして国内リーグを制したCAGが、このまま2年連続優勝を果たすのでしょうか。それとも、まだ見ぬスター選手の誕生の瞬間となるのでしょうか。今年の国内リーグは終了となりましたが、秋期はRJCの行方に注目です。

Source: X-MOMENT

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 別にレベルが上がってないんじゃなくてCAGが異次元なだけ。
    腐っても元APACのLAGでさえもなかなか突破出来ない環境のRJOを見る限り確実にレベルは上がってると思うよ。

  • 何でこんなにもレベルが上がらんのだろうか
    この間は珍しくGATSがCAGにストレート勝ちしてたけど
    どうしたらCAGに追いつくんだ

      • コメ主が誤字らなければAPAC一強自体来るってマジ?

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