Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では、eスポーツ競技シーンにおける秋の世界大会「Six Sweden Major」が開催中。日本時間11月11日にはグループステージが終了し、続くプレイオフに進出する8チームが決定しました。
秋のメジャーも波乱の展開
シージのeスポーツ競技シーンでは現在、秋の世界大会である「Six Sweden Major(シックス・スウェーデンメジャー)」が進行中です。今大会に日本のチームはいませんが、日本のコミュニティでもおなじみのアジア4チームが、アジア地域に初のメジャータイトルを持ち替えるべく世界の強豪と戦っています。
11月11日には、3日間に渡って行われたグループステージが終了し、各グループから2チーム、計8チームがプレイオフ・トーナメントへの進出を決めています。
- グループA
- FaZe Clan(中南米、ブラジル)
- Rogue(EU、ドイツ・イギリス)
- グループB
- Team oNe(中南米、ブラジル)
- SANDBOX Gaming(アジア、韓国)
- グループC
- Ninjas in Pyjamas(中南米、ブラジル)
- BDS Esport(EU、フランス)
- グループD
- DAMWON Gaming(アジア、韓国)
- Spacestation Gaming(北米、アメリカ)
各グループには北米、EU、中南米、アジアの各地域から1チームが割り振られており、シックスメジャーは実質的に世界の4つの地域による勢力争いのような意味合いも帯びています。
今回のメジャーでも高い存在感を発揮しているのはブラジルチーム。出場4チームのうち、3チームがプレイオフへの進出を決めています。ブラジル勢は、5月のインビテーショナルでNinjas in Pyjamasが優勝。8月のメキシコメジャーではTeam oNeが優勝と、今年行われた主要な大会を連続制覇する躍進ぶりです。もしスウェーデンメジャーでも優勝すれば、シージ界はまさにブラジル一強時代と言えるでしょう。
そんな中、これまでメジャータイトルに縁の無かったアジアからは、韓国チームが活躍しています。チームとしての歴史は浅くとも、既に強豪チームと対等な戦いができるDAMWON Gamingと、競技シーンの大ベテラン組であるSANDBOX Gamingが、ともにグループステージを突破しています。
一方で、長らく競技シーンの二強争いをしていたEUのチームと、北米のチームは足踏みをしている状態です。特に北米勢は既に出場4チームのうち3チームが姿を消しており、来年は立て直しを図りたいところです。
戦いはプレイオフへ
現地では1日の中断を挟んで、11月12日よりいよいよ8チームによるプレイオフが開催。トーナメントはシングルエリミネーション形式で、各試合はBo3。グランドファイナルのみBo5で行われます。
不運にも韓国2チームが準々決勝で対面してしまう形になりましたが、逆に言えば韓国のメジャーベスト4以上は確定したことにもなります。好調なブラジルチームは綺麗に分かれており、EUと北米の3チームが、それぞれ地域代表としての誇りにかけ、ブラジルの勢いを止められるかに注目です。
なお、大会最終日の日本時間11月15日午前1時ごろからは、「スペシャルセグメント」コーナーとして、2022年1月に発売予定のシージのスピンオフPvEタイトル『レインボーシックス エクストラクション』の最新情報も明かされるようです。
配信情報
「Six Sweden Major」は日本語によるキャスティングつきで、以下のチャンネルから配信されています。
Twitchチャンネルで配信を視聴すると、4時間ごとにゲーム内アイテムが封入されたeスポーツパックを獲得することができます(期間中4パックまで、重複アリ)。またメジャー開催中は、ゲーム内ストアにアクセスすることで、このeスポーツパックを無料で1つ獲得できます。
今大会も、インビテーショナルと夏のメジャーに引き続き、ブラジルが世界を制覇することになるのでしょうか。それとも韓国勢など他の地域が一矢報いるのでしょうか。日本時間11月12日午後6時よりスタートする、プレイオフトーナメントをお見逃しなく。
Source: R6S Esports Twitter
コメント
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この時点でCAGはインビ落ち?